映画「風立ちぬ」

昨日友人達と「風立ちぬ」を見てきた。

宮崎駿作品に限らず、スタジオジブリの作品はみな好きで見ているが
友人の一人は「アニメはいいわ」と言っていたが
「風たちぬは別よ」と並んで見た。



大好きな「紅の豚」を初め宮崎作品に飛行機は付きもの
しかし、大元はイタリアの飛行機制作者の実在の人物から来ていたとは知らなかったし
長いシーンが何度も出てきているのにも驚いた。

日本の悲惨な時代の悲しい出来事
関東大震災があって、第二次世界大戦に突き進む時代

秀才が精魂込めて作り出した飛行機が人を攻撃する武器になり
パイロットは一命を失う。

そんな背景を孫酌するのは庶民
美しく素晴らしい飛行機を作りたい！
子どもの頃からの夢と希望を現実に出来た才能
時代背景を映しつつ、作成の希望と、大切な人を失う絶望
二面性を持った中で「生きねば」


背景の写真と見間違えるリアルさと
人々のシンプルな姿、時にして違和感を憶えてしまった。

物を作る人の一途な気持ちを表現した今回の作品
アニメの達人の宮崎監督
今回以降で制作しないは、何時に翻すのだろう。
少し休むと、又作りたい気分が沸々と湧いてきそう・・

完成度を追求しすぎない、シンプルな作品の復帰を強く望む。
待っていよう！