内燃機屋さんに加工依頼していたのは、、、シリンダーヘッドだけではなく、、、シリンダーのボーリングもお願いしていました。
ボーリング後のホーニングは、、、
プラトーホーニングというひと手間かけたホーニングをお願いしました。
ホーニングとは、、、オーバーサイズのピストンの大きさにボーリングして、、、その後に焼き付き防止用のオイル溜まりをワザと付けるために、、、
斜めの傷を付けます。
これがホーニング加工で、、、
さらに、、、ひと手間プラトーという加工をする事で、、、
精度が高いピストンクリアランスや慣らし運転の短縮など、、、良い事が多いのが特徴だそうで、、、
このイラストはネットよりいただきましたが、、、
オイル溜まりのV字の谷を深く、ピストンとの摺動面を平らにする事で慣らし運転の短縮や抵抗が少ないので、ピックアップ、パワーアップが見込める、、、んだそうです。
技術的には古くからあるんだそうですが、、、最近一般にも知れ渡ってきましたが、、、
今回お願いした内燃機屋さんは、、、エンジンに良い事はやって当たり前でしょ! もちろんプラトーホーニングですよ。 と、言われてしまいました。
ですので、、、こちらから指定するはずが、、、当たり前の加工だった、、、という事でした。
使用するピストンは
ワイセコ製で、、、
純正と比べると、、、純正は、、、昔懐かしいかたちをしています。
ピストンリングをシリンダーに入れて、、、
合い口の隙間を計ったところ、、、
0.20mmでしたので、、、
ピストンクリアランスまでは計りませんでしたが、、、まあ、狙ったクリアランスに仕上がっているようですね。
内燃機屋屋さんからの請求書ですが、、、
やって当たり前! って言われてしまったプラトーにングの請求が、、、ありません。
通常は追加請求されているのですが、、、当たり前の加工なので、、、分け隔て無いようです。
しかも請求金額が、、、庶民的、、、フツーの請求です。。。
シリンダーヘッドの加工もめんどくさい内容だったし、、、そちらも、、、フツーの請求で、、、
ありがとうございました。
本日、水曜日は定休日になります。