市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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練習会報告 11月29日(木) ちはら台コミセン視聴覚室にて

2015-11-04 10:32:26 | 日記

フィンランディア   ペルシャの市場にて   サバの女王   百万本のバラ   川の流れのように   瀬戸の花嫁   みかんの花咲く丘   夜のタンゴ   花のワルツ

☆11月、12月に予定されている演奏会での曲を練習したのですが、自分としては、「花のワルツ」(12月演奏)は、まだ人前で演奏する域からは遠く、かなりの自主練習が必要と感じました。

☆最近、バイオリンを弾く際、心掛けようと思っていることが幾つかあります。

まず、当たり前のことですが、「指揮を見る」ということです。同じようなことは前から考えていたのですが、以前ある演奏会で、指揮を見ることに執着するあまり、楽譜から目が離れ、途中で、譜面のどこを演奏しているのかわからない、いわゆる「迷子」の状態になって、恥ずかしい思いをしたことが何回かありました。そこで今は、曲の最初と最後は勿論ですが、曲の途中でリズムが変わったりして、指揮を見なければならない場面で見るようにしています。練習中に大野先生が、「ここ」「あそこ」と指摘してくれていますので、そこに目玉のしるしか、大野先生の怒った顔を書いておくのがよいでしょう。私は、単に「見る!」と書いて、マルで囲っています。その他の場面では、譜面から目を離さない程度で、指揮棒を体のどこかで感じ取るように心掛けています。

また、バイオリンを弾く際に、バイオリンの先がなるべく上を向く」ように心掛けたいと思っています。私は、自分の演奏したDVDとかCDは、あまり見たくも聞きたくもないのですが、以前、たまたま、DVDを見た時に、音楽的なことよりも、譜面を追いかけるあまり、前かがみになった格好でバイオリンを弾いている、お世辞にも格好いいとは言えない自分の姿がまず目に入ってしまい、愕然としたことがあります。「上を向ける」と言っても、文字通り向ければ、チェロのようになってしまいますから、むしろ、「下に向けないで」と言った方がよいかもしれません。これは、エンターテイナーの端くれとしての美学と、よい音を響かせるためのテクニックと思っています。そのためには、楽譜を上から目線で見るか、譜面台を多少高めに設定するとよいかもしれません。試行錯誤でやっています。

家で練習をする際、「楽譜を丹念に見る」ということも、心掛けたいと思っていることの一つです。以前は、時間を惜しむあまり、一つの曲のうち、弾けない部分のみを練習していましたが、最近は、必ず1度は、最初から最後まで1曲を通して練習するようにしています。しかも、細部の、付点、休符、記号等が目に入るように、ゆっくりとした速度で弾きます。そうすると、今までに数えきれないほど見た楽譜のはずなのに、「ここに、スタッカートがついていたのか」というような、初歩の初歩のようなことを見逃していたことに気づき、驚くことがあります。

偉そうなことを書きましたが、ただ、「言うは易く、行うは難し」で、私の場合、いつも不完全燃焼で終ります。今日の練習でも、気を付けようと心掛けたはずのことが、終ってみると、指揮もあまり見ていなかったし、下を向かずに演奏していたようにも思えません。ただ、やろうと思わなければ、できるようにはならないので、今後も、結果はどうあれ、この試みを続けようと思っています。

 ☆さて、最近、「ドナウ川のさざ波」を演奏する機会が減ってきたと思いませんか? 私が「コスモス」に入団したころは、演奏会では、必ずと言っていいほど、この曲を演奏していました。私が、「コスモス」を気に入ったのは、この曲のお蔭です。この曲を初めて演奏したとき、バイオリンの居心地のよさに感動し、演奏中、極上のものに出会えた時に覚える、内から震えるような一種の興奮状態に陥り、それ以来、この曲(編曲)が大好きになりました。当時、私は、演奏会では必ずこの曲を演奏して、「コスモスと言えば、ドナウ」「ドナウと言えば、コスモス」と言われるようになればよいのに、と思っていたくらいです。私は、この曲が、”弾いて楽しいコスモスの曲№1”と思っています。是非、また演奏会の曲目に取り入れていただきたいと思っています。

Sugano

イラストはsuganoさんが「コスモスを気に入ったのはこの曲のおかげ」とお書きの<ドナウ川のさざ波>の作曲者イバノビッチ(ルーマニア1845~1902)の肖像です。作曲者・指揮者・軍楽隊長を務め、1880年に作曲のドナウ河のさざ波が後世に残りました! バイオリン演奏のsuganoさんの3カジョウノゴセイモン~ボールド体のレッドフォントで強調しました。「バイオリンと私」(2015年9月18日)という以前の記事もぜひご覧ください。ユニーク&楽しいことが満載! KenM

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1 コメント

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ドナウ川のさざなみ (つね)
2015-11-09 18:17:07
そういえば、今年は、クラシック曲では「ペルシャの市場」と「軍隊行進曲」が主でした。「ドナウ川」は3月以来、演奏してませんね。退会されては困りますので、来年3月の第4回演奏会が終わったら、必ず演奏曲に加えますから、お待ちください。

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