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SP 革命篇(映画)

2011-06-05 21:44:45 | 映画
今回の記事は『SP 革命篇』(2011年、監督:波多野貴文)です。
V6の岡田准一主演で人気を博したTVドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の劇場版。
本作は前作『SP 野望篇』に続く2部作の後編。一応完結編の位置付けです。
主役は岡田くんですが、この作品については堤真一さんの方が主役っぽい扱い。

■内容紹介 ※goo映画より
テロリストとの死闘から二ヶ月。
負傷から回復した警視庁警護課第4係のメンバーは、要人警護の通常任務に戻っていた。
それぞれの警護対象者の車に乗り込んだ彼らは、麻田内閣不信任案の採決が行われる国会議事堂に集まる。
国会議員たちが次々と衆議院棟・本会議場に着席していく中、来るべき事態をかすかに感知しはじめる井上。
そして麻田内閣の行く末をマスコミが注視する中、いよいよ本会議がスタートする。
だがその一方で、衆議院議員会館に人知れずテロリスト集団が到着していた…。

運命の最終章――

SP 革命篇

SP 革命篇


■感想
人気TVドラマSPシリーズもこの作品で遂に完結。
という名目で封切られた本作。
映画の内容としてはSPチームとしての活躍が観れ、けっこう面白かった。
ただ前作であれだけ期待感を高めていた割にはあまり消化しきれていなかったような気もする。
香川照之さんの役とか絶対何かあると思っていたのに。

中でも「これで終わり!?」というラストには少々納得がいかない。
ラストエピソードと銘を打っておきながらまだ引っ張るのか、それとも本当にここで切ったのか。
その辺りは一体どうなるのだろう。
どちらにしても何だかモヤッとします。

前作の主役は確実に岡田くんだったけど、今作では堤真一さんが主役と言っていいぐらいの扱いで、その存在感はずば抜けていました。
堤さんの一見静かな口調・言動の中に、とてつもないほどの激しい感情を感じて圧倒されてしまう。

物語の真相部分は「こういうことだった」と明確には語られていない為、少しわかり難い。
それでも尾形と伊達の関係については、おおよそ意味深なる憶測を観客に与えてくれる。

↓下記カッコ内ネタバレ注意!
この二人、実は麻田総理により家族離散されたれた家の兄弟だったのでは。
父親の死体を発見して涙を流したのが尾形。
母にうな垂れかかられていたのが伊達。
そう考えると二人の妙な信頼関係や、尾形が伊達に対して「お前が目指したのはニセモノたちの王なのか」という失望の言葉も深みを増す。

ただこれはあくまで想像の域を出ない。
そう感じられるだけで、はっきりとは語られていないから。
だからどう判断するのかはそれぞれ観た人に任されています。

若手官僚たちのむかつき加減はハンパない。

終盤の尾形が本当は井上たちに止めてもらいたかったという真意はわかりやすく演出されています。
尾形の中で相当葛藤したであろう矛盾した感情。
復讐したい自分を止めて欲しいという感情。
それを思うと胸に突き刺さって切なくなってしまう。

でも結局の所、尾形と伊達の目的が何だったのかということは有耶無耶のまま。
更なる暗躍者の存在も漂い、「むむむ…」というスッキリしない気持ちは拭えない。


何にせよ、ドラマのファンだったのなら観ておいて損はない映画です。
というか観ることが義務付けられた映画とも言える。

※今回記事のほとんどの部分がネタバレ反転になってしまってごめんなさい。

映画データ 
題名 SP 革命篇 
製作年/製作国 2011年/日本 
ジャンル サスペンス/アクション/ドラマ 
監督 波多野貴文 
出演者 岡田准一
香川照之
真木よう子
松尾諭
神尾佑
春田純一
野間口徹
大出俊
江上真悟
平田敦子
伊達暁
古山憲太郎
近江谷太朗
堀部圭亮
平岳大
波岡一喜
入山法子
螢雪次朗
山本圭
堤真一、他 
メモ・特記 TVシリーズ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の映画化

2部作の後編 
おすすめ度★★★☆
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+SP 革命篇 - goo 映画

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波多野貴文監督 「SP 革命篇」 (映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが…死にそうになったので禁煙か?)
2011年3月26日、久々の映画館での映画鑑賞