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アンストッパブル(映画)

2011-03-06 01:23:25 | 映画
今回の記事は『アンストッパブル』(2010年、監督:トニー・スコット)です。
ベテラン機関士と新米車掌が無人貨物列車の暴走を命懸けで止める姿を描いた実話をもとにした物語。
主演はデンゼル・ワシントンとクリス・パイン。
実話をもとにしているからこその過剰演出のない抑え気味のトーンの演出と、大惨事というタイムリミットが迫るドキドキのサスペンス展開がうまく融合した映画でなかなか面白かった。

■内容紹介 ※goo映画より
ペンシルバニア州のとある操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人為的ミスによって無人のまま走り出してしまった。
積荷は大量の化学薬品とディーゼル燃料。
操車場長のコニーはとてつもなく深刻な事態が発生したことを認識し、州警察に緊急配備を依頼する。
その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズと職務経験4か月の車掌コルソンは、この日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込み職務に就いていた…。

生きて帰れたら、
言いたいことがあるんだ。

この映画は、<事実>から産まれた。


アンストッパブル

アンストッパブル


■感想
2011年最初に観た映画は厳密に言うと午前十時の映画祭ですが、新作映画という観点で言えばこの『アンストッパブル』が2011年最初の鑑賞映画です。
それを今ごろレビューだというああだこうだはひとまず置いておいて、映画の感想です。

映画の感想をざっくり言うと、無難な面白さの映画だったと思います。
大抵の人は面白いと感じるであろう内容でハズレはなく、しかし大満足かというとそこまではいかないという類の映画。
アンストッパブルだなんて不吉なタイトルが付いていますが、結末は予測できよう。

通常、タイムリミットもののサスペンスの場合、極限まで盛り上げる過剰な演出がされることが多い。
トラブルに次ぐトラブルを続発させたり、タイムリミット1秒前とか衝突まであと数センチとかのギリギリな結末が用意されていたりなんてことがよくある。
しかし『アンストッパブル』は実話をもとにした映画ということもあり、そういった過剰な演出は薄い。
全体に抑え気味のトーンを感じたけれど、だからこそ落ち着いたともいえる人間模様・ドラマが描けていて、良い感じに面白く感じられるようになっていたと言えそうです。
まぁ、スタントンの大曲がりの街並みは演出でしょうと思ったけれど。
線路の大きなカーブにぴったりくっつくように危険な建物群が乱立していたらあまりに不安で仕方ない。

フランク(デンゼル・ワシントン)とウィル(クリス・パイン)の関係も良かった。
一見、やる気のない若者と偏屈なベテランといった印象で相容れなそうな二人ですが、命運がかけられたひとつの目標へ向け、命懸けで協力しあう姿はやっぱり熱い。
途中で語られる二人のバックグラウンドの物語がありがちな暗さを持っていたのも共感ができます。
フランクが落ち着いた感じで若手となるウィルをフォローしている姿に好印象を感じました。
こういう先輩後輩関係っていいなと思う。

最後に手のひらを返したように相手を見直す家族達に、人生活躍したもん勝ちだというちょっと悲しい現実を感じる。

映画データ 
題名 アンストッパブル 
製作年/製作国 2010年/アメリカ 
ジャンル アクション/サスペンス/パニック 
監督 トニー・スコット 
出演者 デンゼル・ワシントン
クリス・パイン
ロザリオ・ドーソン
イーサン・サプリー
ケヴィン・ダン
ケヴィン・コリガン
ケヴィン・チャップマン
リュー・テンプル
T・J・ミラー
ジェシー・シュラム
デヴィッド・ウォーショフスキー
ミーガン・タンディ
エリザベス・マシス
ディラン・ブルース
ジェフ・ウィンコット
アイシャ・ハインズ、他 
メモ・特記 実話に着想を得た映画 
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒アンストッパブル - goo 映画

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2 コメント

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Unknown (Matthew)
2011-03-06 21:15:24
この映画は、地味だけど面白かったです。
列車暴走の映画ということで、すごいアクション期待していた方は、満足感が薄いかもしれませんが、それがかえって、私は地味にリアルに感じられて、ドキドキしました。
確かに、それぞれの家族たちの態度に、悲しい現実を感じるかもしれませんが、疎ましく思っていても、命がかかった時には、誰でも心配してしまうものだと思うし、TVなんかで生放送であんな映像を見せられたら、それこそ、わだかまりも吹っ飛んでしまったのではないかなぁと思います。
Matthewさん (ichi-ka)
2011-03-13 21:19:33
確かに地味だけど面白かった映画でした。
「世界まる見え」あたりの実際にあった事件の特集を見ているような感覚でした。
(ま、実際にあった事件を描いているんですけども)
レビューの最後の1文は完全に蛇足でした。
記事は締めが肝心なことがままあるのに、最後にこんな盛り下げることを書いてしまうとは…。
なんだかすみません。

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