
今回の記事は『DOG×POLICE 純白の絆』(2011年、監督:七高剛)です。
「海猿」シリーズの原作者・小森陽一の原案を基に、TVドラマ「猿ロック」の七高剛監督、市原隼人主演のコンビで警視庁に実在する“警備犬”を巡る物語を描いたサスペンス・アクション。
共演は戸田恵梨香、時任三郎。
話の展開はやや強引過ぎる節はあるけれど、市原隼人の熱い演技がドラマに合っていて良い感じ。
■内容紹介 ※goo映画より
刑事だった亡き父と同じ警察官の道を歩み始めた早川勇作は、先走った単独行動が災いし刑事への昇進は叶わずにいた。
警察を挑発するような爆破事件が頻発する中、爆発物の捜索や犯人の制圧も担う警備犬とそのハンドラーが属する警視庁警備部警備二課装備第四係に異動になる。
未だかつて犯罪捜査での出動実績のない警備犬の訓練に意義を見出せず焦燥感を募らせる勇作のバディに劣性遺伝として生まれたシロが選ばれる。
それは、最高の装備か、真実の絆か。



■感想
映画のストーリー自体は良かった。
それに動物ものなので純粋に感動させられるという一面もこの映画にはあります。
物語の展開はシンプルで伏線などは張られずに溜めなどもなく進んでいきます。
「この人、何かある!」と思った矢先に、その過去がわりとあっさり語られてしまうので、モヤモヤした感じにはなりません。けど、やや物足りない印象も同時に感じます。
ちょっと気になってしまったのが、あまりにも強引すぎる後半の展開です。
第一にストーリーの向かうべき所があって、そこへ到達する為に伴う不自然さは無視して話が展開する。そんな印象を感じます。
一回爆弾を発見された経緯がある犯人が警備犬を嫌い強く警戒するのは分かるにしろ、そうではない一般の人たちまでもやたらめったら反警備犬へと簡単に向かってしまう風潮。
犯人から脅迫されているとはいえ、爆破予告がされているデパートに一切の客制限を行わない警察。
デパート内を警察官が警備犬同伴で捜査するというかなり不思議に感じるであろうシーンに出くわしても全く気にしない客たち。
後半一人で突っ走りまくる主人公早川に、それに影響されてか同じように一人で突っ走り気味になる水野。
この二人が連絡を怠らずに行動していれば後半の展開はだいぶ変わった気がする。誰でもいいからちょっと伝えておくだけでも違ったはず。けどそれを言ってしまうと後半一番の見せ場が無難に解決してしまい映画としてはよくないのか…。
犯人のプライベートスタイルがブリーフいっちょというのも狙い過ぎな気がします。
市原隼人は少しとんがっているけど愚直な役が本当によく似合う。
今作の主人公・早川勇作はまさに適任で非常によく役にあっていました。
ここまで熱い役なのに全くウザくならない市原隼人の演技は好きです。
刑事に憧れていた早川は、最初こそ「俺にこの仕事は向いてない」と突っ張り、意固地になっていますが、徐々に自分のバディとなったシロとの絆を深めていき、第四係の仲間たちとの間に信頼が生まれていく描写は素敵でした。
市原さんが演じているからそれがまた熱く爽やか。
早川のように裏表のない真っ直ぐな人は好かれますよね。
今回はやや控えめだった戸田恵梨香の演技も素敵でした。
ライアーゲームの時は可愛い印象が強かった彼女も最近ではクールな役が似合うようになってきました。
今作でも早川の先輩となる警備犬のトレーナー・水野をクールに演じています。
何だかんだで早川とラブラブになっていく展開も嫌いじゃないです。
脚本の練りはやや薄い印象もありますがドラマ自体は面白かったと思う。
動物もの+市原隼人の熱い役のダブルコンボで案外感動させられる映画だったとも言えます。
さすがに名作映画だったとは言えませんが、2時間弱ばかりの映画を気軽に楽しみたいという方には最適な映画かもしれない。
国内ドラマ好きな方なら観ておいて損はありません。
↓予告編
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+公式HP(Japanese)
+⇒DOG×POLICE 純白の絆 - goo 映画
+⇒2011年映画レビュー記事一覧
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「海猿」シリーズの原作者・小森陽一の原案を基に、TVドラマ「猿ロック」の七高剛監督、市原隼人主演のコンビで警視庁に実在する“警備犬”を巡る物語を描いたサスペンス・アクション。
共演は戸田恵梨香、時任三郎。
話の展開はやや強引過ぎる節はあるけれど、市原隼人の熱い演技がドラマに合っていて良い感じ。
■内容紹介 ※goo映画より
刑事だった亡き父と同じ警察官の道を歩み始めた早川勇作は、先走った単独行動が災いし刑事への昇進は叶わずにいた。
警察を挑発するような爆破事件が頻発する中、爆発物の捜索や犯人の制圧も担う警備犬とそのハンドラーが属する警視庁警備部警備二課装備第四係に異動になる。
未だかつて犯罪捜査での出動実績のない警備犬の訓練に意義を見出せず焦燥感を募らせる勇作のバディに劣性遺伝として生まれたシロが選ばれる。
それは、最高の装備か、真実の絆か。



■感想
映画のストーリー自体は良かった。
それに動物ものなので純粋に感動させられるという一面もこの映画にはあります。
物語の展開はシンプルで伏線などは張られずに溜めなどもなく進んでいきます。
「この人、何かある!」と思った矢先に、その過去がわりとあっさり語られてしまうので、モヤモヤした感じにはなりません。けど、やや物足りない印象も同時に感じます。
ちょっと気になってしまったのが、あまりにも強引すぎる後半の展開です。
第一にストーリーの向かうべき所があって、そこへ到達する為に伴う不自然さは無視して話が展開する。そんな印象を感じます。
一回爆弾を発見された経緯がある犯人が警備犬を嫌い強く警戒するのは分かるにしろ、そうではない一般の人たちまでもやたらめったら反警備犬へと簡単に向かってしまう風潮。
犯人から脅迫されているとはいえ、爆破予告がされているデパートに一切の客制限を行わない警察。
デパート内を警察官が警備犬同伴で捜査するというかなり不思議に感じるであろうシーンに出くわしても全く気にしない客たち。
後半一人で突っ走りまくる主人公早川に、それに影響されてか同じように一人で突っ走り気味になる水野。
この二人が連絡を怠らずに行動していれば後半の展開はだいぶ変わった気がする。誰でもいいからちょっと伝えておくだけでも違ったはず。けどそれを言ってしまうと後半一番の見せ場が無難に解決してしまい映画としてはよくないのか…。
犯人のプライベートスタイルがブリーフいっちょというのも狙い過ぎな気がします。
市原隼人は少しとんがっているけど愚直な役が本当によく似合う。
今作の主人公・早川勇作はまさに適任で非常によく役にあっていました。
ここまで熱い役なのに全くウザくならない市原隼人の演技は好きです。
刑事に憧れていた早川は、最初こそ「俺にこの仕事は向いてない」と突っ張り、意固地になっていますが、徐々に自分のバディとなったシロとの絆を深めていき、第四係の仲間たちとの間に信頼が生まれていく描写は素敵でした。
市原さんが演じているからそれがまた熱く爽やか。
早川のように裏表のない真っ直ぐな人は好かれますよね。
今回はやや控えめだった戸田恵梨香の演技も素敵でした。
ライアーゲームの時は可愛い印象が強かった彼女も最近ではクールな役が似合うようになってきました。
今作でも早川の先輩となる警備犬のトレーナー・水野をクールに演じています。
何だかんだで早川とラブラブになっていく展開も嫌いじゃないです。
脚本の練りはやや薄い印象もありますがドラマ自体は面白かったと思う。
動物もの+市原隼人の熱い役のダブルコンボで案外感動させられる映画だったとも言えます。
さすがに名作映画だったとは言えませんが、2時間弱ばかりの映画を気軽に楽しみたいという方には最適な映画かもしれない。
国内ドラマ好きな方なら観ておいて損はありません。
↓予告編
映画データ | |
|---|---|
| 題名 | DOG×POLICE 純白の絆 |
| 製作年/製作国 | 2011年/日本 |
| ジャンル | アクション/サスペンス/ドラマ |
| 監督 | 七高剛 |
| 出演者 | 市原隼人 戸田恵梨香 村上淳 カンニング竹山 阿部進之介 矢島健一 堀部圭亮 小林且弥 本田博太郎 相島一之 きたろう 伊武雅刀 若葉竜也 松重豊 時任三郎、他 |
| メモ・特記 | 特になし |
| おすすめ度 | ★★★☆ |
■Link
+公式HP(Japanese)
+⇒DOG×POLICE 純白の絆 - goo 映画
+⇒2011年映画レビュー記事一覧
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