ブログ de ビュー

映画や本、テレビ、ゲームの感想がメイン。作品の記事はカテゴリ「索引」から探せます。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

GOEMON(映画)

2009-06-07 19:12:45 | 映画
(C)2009「GOEMON」パートナーズ

今回の記事は『GOEMON』(2008年、監督:紀里谷和明)です。
天下の大泥棒・石川五右衛門をはじめ、歴史上の人物たちが織り成すドラマチックでスタイリッシュなアクション時代劇。
まるでゲームのような映像美は好みが分かれるかも知れないけど、ストーリーは良かった。

■内容紹介 ※goo映画より
1852年、豊臣政権下。
世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。
そこに彗星のように現れた天下の大泥棒・石川五右衛門。
超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しき者に分け与える彼を民衆は義賊ともてはやし、熱狂していた。
そんなある夜、紀伊国屋邸に盗みに入った五右衛門は南蛮製の箱を手に入れる。
ただの空箱だと思った五右衛門はその場で投げ捨ててしまうが、その箱こそ信長暗殺の真相につながる禁断の箱だったのだ…。

愛する者のために。

GOEMON

GOEMON


■感想
紀里谷監督の前回作品、『CASSHERN』も僕は劇場で観た。
CASSHERNを観て浮かんだイメージは「スタイリッシュ、ゲーム、難解」でした。
悪くはなかったけれど、ラストがちょっと意味不明な感じになっていて置いてけぼりをくらった感が少しあった。

今回の『GOEMON』はそんな『CASSHERN』と比べて、大幅に良くなったなぁと感じました。
特にストーリー面がすごく良くなったと思う。
斬新で意外性と痛みを含めたストーリーは単純に面白く、心震わせられた想いです。
リアリティを求める人は「何だ、この滅茶苦茶設定とご都合主義的な展開は」と思うかもしれないけれど、僕は感動できたと思う。

映画に出てくる人物は、主人公・石川五右衛門をはじめ、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、石田三成など錚々(そうそう)たるメンバーです。
加えて霧隠才蔵、服部半蔵などの忍びの者たちも物語に深く関わってきます。
今までに見たこともないくらい斬新な設定で展開していく物語には驚かされました。
徳川家康=伊武雅刀ってのはちょっとどうかとも思ったけれど、思いのほかハマリ役でした。
家康にはひょうひょうとした腹黒い感じが確かにある。伊武雅刀、アリだ。

物語には信長暗殺の真相と五右衛門の出生の秘密が描かれています。
そこには、天下を狙う男の野心、平穏を願う男の夢など様々な想いが絡み合いドラマチックです。
加えて重い。
あまりにも悲しい最期を迎えてしまうある男の生き様は深く心をえぐってくる。
良かれと思ってやったことがかえってその人を傷つけてしまう。
とても痛くて悲しくてやるせない。

五右衛門の辞世の言葉
「絶景かな、絶景」
この言葉には二つの想いが込められている。
まさかこれほど心震わさせられるとは思ってもいなかったです。
これはぜひ映画を観てもらいたい。

ストーリー面はこんな所にして、映像面にも触れておきましょう。
『CASSHERN』の時もそうだったけど、『GOEMON』もまたゲームのような映像となっています。
まるでスクリーンでゲーム映像を見ている様なそんな印象です。
これには好みが分かれるかもしれない。
演じているのは実際の俳優で、それにフルCGの背景を重ねているので、しょうがないと言えばしょうがないのかも知れないけど、やっぱり人物と背景に一体感が無い。
どうしても人物が浮いてしまっているように感じる。
中でも草原?のシーンと城下町の屋根上を走るシーンの不自然さは目立った。
ストーリーは良くなったので、紀里谷監督の次回作ではその辺をもっと自然に見せてもらいたいな。

ちなみに五右衛門と茶々様とのホタルの泉のシーン、FF10インスパイアでしょう?
と勝手に想像して楽しみました。

映画データ
題名GOEMON
製作年/製作国2008年/日本
ジャンルアクション/アドベンチャー/時代劇
監督紀里谷和明
出演者江口洋介
大沢たかお
広末涼子
ゴリ
要潤
玉山鉄二
チェ・ホンマン
鶴田真由
りょう
深澤嵐
福田麻由子
田辺季正
佐藤健
中村橋之助
寺島進
平幹二朗
伊武雅刀
奥田瑛二、他
メモ・特記特になし
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒GOEMON - goo 映画

■TrackBack Center(他の人の感想を見たい人はココで)
+⇒「GOEMON」レビュー :映画レビュー トラックバックセンター

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ blogram投票ボタン ←ランキング参加中。よろしかったらクリックお願いします。
『映画・DVD』 ジャンルのランキング
コメント   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« チェイサー(映画) | トップ | 少女には向かない職業/桜庭一樹 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事

トラックバック

コーチング~相手の話を聞いて引き出す (辞世の句)
生涯を振り返り、その感慨・総括・死への思いなどを詠う辞世。人が死に際し詠む漢詩、和歌、発句等をなどの辞世集。あらかじめ用意された辞世や、死に際しとっさに詠んだ辞世や、辞世を作れず、偶然生涯最後の作品となったもの(絶句)等がありそれぞれの人生・人柄・生き様...