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アイ・アム・レジェンド(映画)

2008-03-29 22:41:56 | 映画
(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc.

今回の記事は『アイ・アム・レジェンド』(2007年、監督:フランシス・ローレンス)です。
ウィル・スミス主演で、人類が滅亡してしまった近未来を描いたSFサスペンス。
世界でただひとり生き続けた男は、はじまりの地で何を思ったのか?


■内容紹介
2012年、ニューヨーク。
科学者のロバート・ネビルは3年前に起こった地球規模の災厄をくぐり抜け、この街で、おそらくは全世界で、ただひとり生き残った男。
ネビルは究極の孤独と闘いながら、愛犬サムとともにほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続けていた。
「私はニューヨークで生き残っている。もし誰かこれを聞いているなら、もし誰か他にいるなら……。誰でもいい。応えてほしい。あなたは独りではない」
しかし、ネビルの無線に応えてくれるものはいなかった。
そんな日々がどれだけ続いただろうか。

ネビルの腕時計にセットしてあるアラームが鳴り出した。
「もう、日暮れだ。サム、帰ろう」
ネビルとサムは暗くなる前に家に帰る。夜中は息をひそめて家の中でじっとしていないといけない。
夜になるとあいつらが活動をはじめるからだ。
ネビルはサムを抱きしめ、眠りについた。

2009年。ニューヨークは人を死滅させるウイルスの感染源として隔離されていた。
検問が設置され、非感染者だけが外部へと脱出できる。
その夜、ネビルは妻子を脱出させるべく検問所へと向かっていた。
彼自身は妻子を脱出させた後も感染源であるニューヨークに残り、感染を食い止めることを胸に決意して。
そして、あの事故が起きてしまった。

朝になった。
ネビルは昔の夢を見ていた。
あの夜から何もかもが変わってしまった。
あれからずっと私はひとりだ。

だが、私は信じている。
人類は死滅してなどいないと。
そして、いつの日かきっと彼らを救える日がくると。

途切れそうになる希望。
それでも……。


I AM LEGEND

アイ・アム・レジェンド



■感想

※カッコ内の空白はネタバレ反転です。注意!

世界の中でただひとり。
自分のほかには誰もいない。
もし、自分がそんな状況になったら、いったい何を思うのだろうか。
絶望せずに生きていけるのだろうか。
絶望的な状況だからこそ、希望にすがっていたい。
映画中でネビルが発していた無線は、そんな気持ちが込められていたように思えて切なかったです。

マネキンに想いをよせ、何て話しかけるかあれこれ悩むネビル。
はっきりいって、これは異常事態です。
だけれども、自分以外誰もいない状況に陥ったら、そんな感情が生まれるのかもしれない。
きっと人恋しくてたまらなかったんだな。
やっぱり切ない。

ネビルにとって、愛犬サムの存在は大きかったに違いない。
会話こそ交わせないけど、気持ちは通じ合っている。
とても良いパートナー同士に見えました。
それだけにあの最後は悲しくてたまらなかったです。

映画中に登場するダーク・シーカーズ。
こいつら恐いです。
知能を持っていることがここまで恐ろしいこととは思わなかった。
さすが(もと人間です)。

ネビルの記憶としてフラッシュバックするあの夜の出来事。
結局、結末は(どうなったのかは少し曖昧でしたが、おそらくは2人は亡くなってしまったのでしょう。
ネビルがニューヨークに頑なに残り続け、ダーク・シーカーズを救う研究を続けていた理由として、亡くなってしまった妻子が、もしかしたら、ダーク・シーカーズとしてニューヨークにいるのではないか。ダーク・シーカーズとしてでもいいから生きていてほしい。そんな思いがあったのかもしれません。だから、彼はダーク・シーカーズをクリーチャーとしてではなく人間としてみていた。そんな風に感じました。


映画を観ていて、疑問に思ったことが一点あります。
ネビルが話しかけていたフリースを着たマネキンですが、何であれ動いたんでしょうか?
それだけがわかりません。
こいつさえ移動してなけりゃ、サムもきっと……。

『アイ・アム・レジェンド』は、ジャンルわけするなら、SFサスペンスホラーです。
若干ですが、ホラー要素があります。
ドキッとするシーンがそこそこあるので、その点はご覚悟を。
極限の孤独の中、ネビルが感じていた思いが切ないです。
終わりはしんみり感動しちゃいました。

ちなみにネビルの娘役を演じてる子はウィル・スミスの実の娘のウィロウ・スミスちゃん。
幸せのちから』ではウィルの父子共演が見れましたが、今作では父娘共演が見れますよ。


映画データ
題名アイ・アム・レジェンド
製作年/製作国2007年/アメリカ
ジャンルSF/サスペンス/アクション/ホラー
監督フランシス・ローレンス
出演者ウィル・スミス
アリシー・ブラガ
チャーリー・ターハン
ダッシュ・ミホク
サリー・リチャードソン
ウィロウ・スミス
ダレル・フォスター
エイプリル・グレイス
ジェームズ・マッコーリー、他
メモ・特記原作:『地球最後の男』(リチャード・マシスン著)
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese/English)
+⇒アイ・アム・レジェンド - goo 映画

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2 コメント

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こんばんは (Matthew)
2008-03-30 00:29:59
この映画、結末がなんだかなあって感じだったんですが、DVD特別編には別バージョンのエンディングが用意されていると知り、頼んじゃいました。

あのマネキンは、ダーク・シーカーズのボス(?)が、ウィル・スミスがダークシーカーズを実験体として捕獲するために、仕掛けた罠を真似て置いたのだろうと、私は思ったのですが・・・
(何故、あのマネキンを知っていたかは謎です)

私は、ただ亡くなったとだけしか思いませんでしたが、ichi-kaさんのネビルの心情を思った感想は、そうなのだろうと思いました(ダメですね私
Matthewさんへ (ichi-ka)
2008-03-30 16:13:01
DVDには別バージョンのエンディングか。見てみたいかもしれないです。
マネキンはダーク・シーカーズのボスが動かしたってのは、さもありそうです。鋭いです、Matthewさん。僕はそんなの思いもしなかったですよ。なので、Matthewさんは全然ダメじゃないですよ。
映画を見た後、思うことって人それぞれです。他の人が、自分と似たような感想を持っていると「確かにそうだった」と共感できて嬉しかったり、自分とは違うものだったら「そういう考え方もできるのか」と感心させられたり。僕もそんなことがよくあります。

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