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エクスマキナ(映画)

2007-12-09 22:07:28 | 映画
(C)2007 士郎正宗/青心社・EX MACHINAフィルムパートナーズ


今回の記事は『エクスマキナ』(2007年、監督:荒牧伸志)です。
3Dライブアニメという試みで作られた『アップルシード』から3年を経て、さらなる進化をとげて作られた『エクスマキナ』です。
ビジュアル面はもちろんのこと、なんかいろいろな面でパワーアップしてます。
プロデュースには何と、あのジョン・ウーが加わってます! すごいかも。


■内容紹介
西暦2138年、人類は非核大戦によって半数が死滅、争いと混沌が世界を覆っていた。
停戦と共に誕生した中立都市(オリュンポス)には、人間とサイボーグ、そして人間の遺伝子でつくられ、怒りや憎しみを制御された種族“バイオロイド”が共存していた。

大戦を生き抜いた屈強の兵士、デュナンとブリアレオスは、オリュンポスの特殊部隊 ES.W.A.T.に所属する戦闘時のパートナーであると共に恋人同士でもあった。
過去の戦いで負傷したブリアレオスの肉体がサイボーグとなった今も、デュナンのブリアレオスに対する愛は変わらず、二人は強い絆で結ばれていた。

しかしある日、作戦行動中にデュナンをかばったブリアレオスは瀕死の重傷を負ってしまう。
ブリアレオスはサイボーグ医療の世界的権威であるケスナー博士の執刀により命は取り留めたものの、回復の兆しが見えないまま昏睡状態が続いてしまう。
悲しみにくれ、自分を責めるデュナン。

そんな中、デュナンには新しいパートナーが配属される。
新たなパートナーを目にしたデュナンは驚愕する。
テレウスと名のる彼は、ブリアレオスの遺伝子でつくられ、サイボーグ化する前の彼の顔と肉体を持つバイオロイドだった。
ブリアレオスはまだ死んではいない。ブリアレオスへの愛も変わらないままだ。
――けれど。
目の前のテレウスからは、まぎれもないかつてのブリアレオスの面影が感じられる。
デュナンは心揺らぐ自分に戸惑いを隠せずにいた。

一方その頃、各地でサイボーグが暴走するテロ事件が多発。不穏な影はデュナンの大切な存在へも迫る……。

MACHINA《機械》が、覚醒する。


APPLESEED SAGA: EX MACHINA

APPLESEED SAGA: EX MACHINA


APPLESEED SAGA: EX MACHINA



■感想
前作『アップルシード』が面白かったので、この『エクスマキナ』は楽しみにしていました。
続編、続編と思っていたんですが、どうやら厳密な続編というわけではないようですね。
作品の位置づけはアナザーワールド。ストーリーの続編というわけではなく、世界観を踏襲した別作品という感じか。
でも、ま、続編だと思ってみてもさほど問題はないです。前作と主人公は同じだし、共通する登場人物も多いので。
ただ、アップルシード→エクスマキナと続く要素はさほど無い。

映像面は前作と比べて格段にグレードアップ。前作に感じた不自然感はだいぶなくなっています。
アクションシーンもとってもど派手です。
登場人物のビジュアルもパワーアップしてます。
デュナンはよりキレイになってるし、ブリアレオスは相変わらずイカしたウサギだし(あれ?)、前作ではいかつい感じしかなかったアテナさんは何だかかわいくなってるし、ヒトミとヨシツネ君も見た目が変わり過ぎってくらい変わってるし。
3年の月日の流れを感じます。…人って変わるもんだ。

前作から続いて、この作品でもイチオシのブリアレオスですが、今作では前作以上に彼のいろんな姿を見れます。
あのウサギな外見でキザなセリフを連発するラブリーぶりはもちろんのこと、スーツ姿や私服姿やらのコスプレ(コスプレじゃない)を見れます。お茶目なシーンもかなり多い。

ただ、ブリアレオスがデュナンに「ブリ」って呼ばれているのには妙な感じがした。他の事は別段問題ないんですが、どういうわけかこの呼称だけは終始気になってしまった。なんでだろう?

エクスマキナの最大の見所はやはり、最新技術を駆使した3Dアニメーションによる映像なんですが、もう1点見所を書いときます。
それは、デュナン、ブリアレオス、テレウスの3人の関係を描いたドラマです。
それぞれ人間、サイボーグ、バイオロイドという違った人種(?)ではあるのですが、同じように悩んだり戸惑ったりする弱い面を持っているということを描いていた点です。
↓下記ネタバレ反転です。
最終的には自分の命をかえりみず相手のことを心配できる絆を持つことができる。3者はきっとお互いを分かり合って共存していくことができる希望、というものが前作から共通するこの作品のテーマだったんじゃないでしょうか。

個人的にはですが、前作の方がストーリーは良かったんじゃないかと思います。
切なさをからめ、主人公デュナンの魅力を押し出した前作と比べると、どうしても今作は力が足りないように思えてしまう。
エクスマキナはテレウスの物語をもう少し主軸に描いてもよかったんじゃないかと思っています。


映画データ
題名エクスマキナ
製作年/製作国2007年/日本
ジャンルアクション/SF/アニメ/ややシリアス
監督荒牧伸志
声の出演小林愛
山寺宏一
岸祐二
高島雅羅
五十嵐麗
沢城みゆき
加瀬康之
辻親八
コング桑田
土師孝也
深見梨加、他
メモ・特記原作:士郎正宗
プロデューサーにジョン・ウー
おすすめ度★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒EX MACHINA -エクスマキナ- - goo 映画

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