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平面いぬ。 / 乙一

2005-09-19 13:02:26 | 読書
乙一さんの本はかなり面白いです。
僕の場合、字だけの本を読み終えるのにけっこう時間がかかるんですが
乙一さんの本に限ってはかなり早く読み終わります。
  「面白いだけじゃなく、読みやすい」
これが乙一さんの本全体にいえる特徴だと思います。

で、この『平面いぬ。』なんですが
「石の目」 「はじめ」 「BLUE」 「平面いぬ。」
の4つの作品が入った短編集です。
どの作品も面白いんですが、本題にもなっている「平面いぬ。」が個人的に一番よかったと思う。(BLUEも好きです。)
ということでここから下は「平面いぬ。」の感想を書きます。
本全体を指す『平面いぬ。』の感想ではなく、その中の1作品「平面いぬ。」の感想です。
なんかややこしくなっちゃってすいません。

「平面いぬ。」は不思議なお話。
  -わたしは腕に犬を飼っている。- ...?
という妙な書き出しから始まって、なんとその犬が動き出します。
とっても不思議です。
それから主人公の「わたし」。
名前はちゃんと用意されてましたがここでは「わたし」でいきます。
この「わたし」、女の子なんですが態度とか話し方とか見てると男の子っぽい印象を受けます。
が、時に女の子っぽくもあり、サバサバしたドライな性格と思いきや、案外そうでもない。
そんな素敵な主人公として「わたし」が描かれてます。
「わたし」と家族との関係。「わたし」とポッキー(腕の犬)との関係。
これが少しずつ変化していく様子が面白く感動的。
あと、読んでいくうちに「なるほど。そうだったのか!」と思わせる構成がすごく面白い。
ホントにすごくいい作品だった。

最後にひとこと、弟カオルのひねくれ具合も最高です。


『平面いぬ。』 / 乙一 / 集英社文庫
ジャンル:小説(ドラマ/ミステリ/現代)
おすすめ度:★★★★★
は最大で5つです)
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4 コメント

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Unknown (江口)
2005-09-21 23:39:40
遅くなってすいません。

コメントありがとうございます。

乙一のGOTHは小説だけでなく

マンガも持っています。

大岩ケンヂと言う漫画家が書いています。

あと僕のおすすめは西尾維新のクビキリサイクルです。一度読んでみてはどうでしょう

Unknown (ichi-ka)
2005-09-22 14:57:24
GOTHはマンガもあるんですね。

僕が買ったのは2冊になってる文庫版のやつです。



今は『暗黒童話』っての読んでます。

この話がまたグロい...。



『クビキリサイクル』、Amazonの評価高いですね。

今度読んでみようかな。
Unknown (藍色)
2009-06-13 18:02:15
トラックバックさせていただきました。
ブログのレイアウトが以前よりきれいになったので、よかったです。

トラックバックお待ちしていますね。
藍色さんへ (ichi-ka)
2009-06-14 02:35:58
コメとTBありがとうございます。
ブログは記事部の横幅を広げて枠線を取っ払っただけなんですが、きれいになったと感じてもらえたなら嬉しいです。
トラバお返しします。では。

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