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牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~(映画)

2010-12-12 15:46:00 | 映画
今回の記事は『牙狼 ~RED REQUIEM~』(2010年、監督:雨宮慶太)です。
深夜の放送ながらスケール感あふれる映像とアクションで人気を集めたTVシリーズの映画化作品。
主演はTVシリーズに続き小西遼生、共演に松山メアリ。
全編フルデジタル3Dで撮られた映像は確かに凄い。
これは国内で作られた3D映画の中では最高峰の出来栄えだったと思います。
B級アクションになっちゃってるんじゃないかと心配していたけど、予想以上に面白くて楽しめました。

■内容紹介 ※goo映画より
太古より人間の邪心に憑依し、その生命を喰らい続ける魔獣ホラー。
しかし闇に忍び、魔獣を狩る使命を帯びた者達がいた。それが魔戒騎士、魔戒法師である。
ある日、最凶の魔獣・使徒ホラー7体が復活、人間界へ降臨した。
魔戒騎士を統括する番犬所から指令を受けた冴島鋼牙は、管轄を越え“使徒ホラー”殲滅の旅に出る事となった。
数日後、ホラーの気配を追って港町に辿り着いた鋼牙は、そこを管轄する魔戒法師のアカザ、その弟子のシグト、そして烈花と出会う。
強大な敵に対し4人の協力が必至と思われたが、何故か烈花は「そのホラーは俺が倒す」と言い残し立ち去ってしまう…。

行け 疾風のごとく 宿命の剣士
闇に光を


牙狼 ~RED REQUIEM~

牙狼 ~RED REQUIEM~


■感想
2005年に深夜TVドラマとして放送された『GARO 牙狼』をご存知だろうか。
このドラマ、深夜の30分ドラマだったにも関わらず、本格的でスタイリッシュなアクションと映像で話題となった特撮ヒーローアクションです。
ヒーローアクションと聞くと子供向けを想像されるかも知れませんが、GAROの物語はダークテイストが色濃く、大人向け特撮アクションというジャンルを確立したと思っています。
TVドラマ時代のGAROの感想はこのブログでも昔々に書いていました。
これ、学生時代に書いたもので文章が拙くショボいんですが、当時の生の感想なので何かの参考にはなるかもしれない。
興味ある方はご覧になって下さい。
本当に興味ある方だけでいいです。

実はこの映画の公開を知ったときはコアなファン向けのB級アクションを想像していました。
けど、実際の映画の出来は想像以上に良く、また物語も面白かったと思います。
映画『牙狼 ~RED REQUIEM~』は、TVシリーズの登場人物は主人公の鋼牙とザルバ以外は登場せず、ほぼオリジナルキャラで物語は展開していきます。
なのでドラマ時代のファンは物足りなさを感じるかもしれません。
が、オープニングやエンディングはTVシリーズのものを継承していてTVシリーズを観ていた昔の記憶が蘇りちょっと良かったです。
しかもオープニングのクオリティーはもの凄く高くなっています。
このシーンの3D筆文字は必見の迫力。

出演者さんたちの演技は自然じゃない感じもありましたが、この手のジャンルの作品は少々言い回しにキャラ付けがされ不自然になるのは仕方ないので目を瞑りたい。
ただその中でも、唯一、中尾彬さんの演技だけは自然で上手かった。これは流石の年季と言っていいのかも。
反面、斎藤洋介さんはかなり不自然でした。
驚いた顔とかひとつひとつがなんか変だ。
(斉藤さん、ごめんなさい)
烈花に激しく揺すぶられるシーンとか
「斉藤さんをそんなに乱暴に扱わないであげて」
とちょっと心配になってしまった。

主人公・冴島鋼牙役の小西遼生はかっこ良かった。
一匹狼な性格がかっこ良い。
この性格で実は優しいんだからかっこ良すぎてたまらない。
TVシリーズを観ていると彼の成長を実感できて観ていて嬉しくなってきます。
TVシリーズでは最初は本当に一匹狼で誰の力も頼らなかった鋼牙。
それが次第に仲間を信頼し頼るようになっていった。
この映画はそんな鋼牙が成長の果てに辿り着いた彼の性格が魅力的に出ています。
鋼牙のアクションはさすが板についていて、キレのある殺陣と共にとても迫力満点で魅せてくれます。

烈花役の松山メアリは可愛かった。
最初は鋼牙に反発しながらも次第に鋼牙を認め敬意と好意を抱いていく流れは良かったです。
ツンツンしながらも本当は素直な一面を持ってるとか可愛すぎるって。
衣装も可愛いかっこよくて似合っていました。
アクションもかっこよかった。
この美脚は反則だ。
ところどころ身体がすごい柔らかい!と思える描写があり驚いてしまう。
180度開脚とか余裕っぽいな、この娘。
ただ武器が筆ってのは…どうなんだろ。

ストーリー自体は単純ながら面白く、観客の期待を裏切らないツボはしっかり抑えている。
都合良すぎるとか深みが無いとか言っていてはいけない。
単純に楽しめばいいと思う。
敵(ちなみに役者は原紗央莉さん)の露出は激しく(最後なんて90%ほど全裸)、設定もダークサイドなので大人向けの特撮の面目躍如たる働きでしょう。
とは言え、子供も楽しめるストーリーでもあったとは思います。
PG12はついてますけど…。

演出もなかなか上手く、後半のテーマソングにのりながらの戦いは恥ずかしながら鳥肌が立った。
GAROの造詣は、ドラマ時代はちょっと馴染めなかったけど、映画のGAROは自然に溶け込んでいたと思う。
ただ最後の観音像黄金騎士だけは、…うーん。

映像面はこりゃ凄い!
最近はとりあえず3D化しました。みたいな奥行きも立体感もあったもんじゃない不自然極まりない3D映画があったりするんですが、GAROはしっかりレベルの高い3D映画となっていました。
奥行きも立体感もちゃんと感じられ不自然さがない。
アクションに合わせた特殊効果もうまくマッチした映像はかっこ良く、3D化にも向いている。
これは国内の3D映画としては間違いなく最高レベルの出来栄えでしょう。
ハリウッドの3Dと比べても、下手な3D映画よりもよっぽどよく出来ていると思う。
特にオープニングの筆文字による3D映像は今まで観た3D映画の中で一番立体感を感じた。
そうとう目の前まで飛び出してきます。こいつは凄い。
はっきり言って、IMAX-3D以外でここまで立体感を感じられた映画は初めてだった。

なのでこの映画は出来れば映画館で3Dで観てもらいたい。
けどレビュー記事が遅かったし、公開劇場自体が少ないのでなかなか難しいところなのかもしれない。
また、観る人も絶対選びそうな気もする。

↓予告編(480p変更で高画質版)


映画データ 
題名 牙狼 ~RED REQUIEM~ 
製作年/製作国 2010年/日本 
ジャンル アクション 
監督 雨宮慶太 
出演者 小西遼生
松山メアリ
斎藤洋介
倉貫匡弘
笠原紳司
江口ヒロミ
原紗央莉
時東ぁみ
津田寛治
中尾彬
影山ヒロノブ(声の出演)、他 
メモ・特記 TVシリーズ「牙狼 GARO」の映画化 
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒牙狼<GARO> ~RED REQUIEM~ - goo 映画

+⇒2010年映画レビュー記事一覧

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2 コメント

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子供向けだと・・・ (Matthew)
2010-12-13 18:40:00
映画館で予告見ましたが、子供向けのアクションヒーロー物だと思っていましたが、そうではなかったんですね。
確かに、予告の金ピカはシャチホコっぽかった気がします。
放映当時のTVドラマを見ていたら、きっと「えっ~!!」とか言いつつもドラマに引き込まれたかもしれませんね。
Matthewさん (ichi-ka)
2010-12-19 19:20:07
コメントありがとうございます。
相変わらずコメント返信が遅くてごめんなさい。

GAROは大人向けの特撮アクションですが、子供も楽しめると思います。
(ウルトラマンとか戦隊ヒーローものとと比べると、あまり健全なドラマじゃないですが)

黄金騎士の造詣は確かにシャチホコっぽいんですよね。
でもおそらくこいつのモデルはトラです…。

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