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雨に唄えば(映画)

2010-05-30 19:10:00 | 映画
今回の記事は『雨に唄えば』(1952年、監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン)です。
名作ミュージカル映画の金字塔とも言える作品で、タイトルと同名の「雨に唄えば」はきっとどこかで耳にしたことがあるはず。
どしゃぶりの雨の中でジーン・ケリーが「雨に唄えば」を歌い踊るシーンは屈指の名シーンと言える。
午前十時の映画祭上映作品。

■内容紹介 ※午前十時の映画祭ウェブサイトより
サイレントからトーキーへと映画が変わっていく1920年代。
俳優であるドン・ロックウッド(G.ケリー)もまたハリウッドで一旗揚げるべく仕事を始める。
容姿は抜群だが、声がイマイチのリーナに替わり、若くて歌もダンスも上手いキャシー(D.レイノルズ)を担ぎ出そうとするが、一度は失敗し辛い別れとなってしまう。
しかし、時代の流れは止まらず、ハリウッドは新たなスターを求めていた……。

雨に唄えば 心も晴れ渡る


雨に唄えば

雨に唄えば


■感想
午前十時の映画祭ってロマンスものでミュージカル作品がけっこう多い。
この手のジャンルは普段自分から観に行こうとは思わないので、好きなジャンルに偏ってしまいがちな映画生活の良い刺激となっています。
『雨に唄えば』も、ジャンルはロマンスで、ミュージカル作品です。

『雨に唄えば』はミュージカルと言っても、日常のシーンで突然歌いだすというわけではなく、もっぱらステージとして歌い踊る設定になっているので違和感はありません。
これは『ショウほど素敵な商売はない』と同じ感覚。
例外的に主演のジーン・ケリーが土砂降りの中で突然歌いだすシーンがあるのですが、そのシーンがかくも素晴らしい。
ケリー演じるドンが、舞い上がった気分の帰り道で、思わず傘も差さずに歌いだすシーンなのですが、彼の嬉しい気分が観ているこちらにも伝わってきて、何だかすごく素晴らしい感覚になります。
まさに「雨に唄えば」の歌詞の通りの感覚で、ミュージカル映画きっての名シーンと言える。
⇒そのシーン(YouTube動画)

物語は映画がサイレントからトーキーへと変わっていく転換期、人気俳優であるドンが歌もダンスも上手い新人女優のキャシー(デビー・レイノルズ)に惹かれていくというロマンスもの。
かなりシンプルなストーリーなのですが、この映画は「雨に唄えば」をはじめとする豪華なミュージック・ナンバーをたっぷり楽しめる映画となっているのでその辺りは問題にはならない。
『ショウほど素敵な商売はない』の時も思いましたが、タップダンスってお洒落でかっこいいなぁと思ってしまいます。

時代の流れに乗り、ドンの所属する製作会社が初めて作ったトーキー映画がものすごいことになっていて笑ってしまいます。
ちょっとした物音や効果音が可笑しなことになっていて、更に最終的に声までずれてしまう。
リーナには悪いけど、思わず声を出して笑ってしまった。

サイレント時代は人気女優だったけれど、実際はお芝居がいまいちで悪声ということで、みんなからやっかい者として思われてしまうリーナですが、個人的にはあの金切り声もありなんじゃないかなと思った。
悪辣なことを考えていたので自業自得といえば自業自得なんだけれども、最後のあの仕打ちはちょっと可哀想かなぁと思ってしまう。

数々の名ナンバーや華麗なダンス、そして豪華なステージも楽しめる『雨に唄えば』。
ミュージカル・エンターテイメントとして金字塔とも言える名作だと思います。

映画データ 
題名 雨に唄えば 
製作年/製作国 1952年/アメリカ 
ジャンル ミュージカル/ロマンス 
監督 ジーン・ケリー
スタンリー・ドーネン 
出演者 ジーン・ケリー
デビー・レイノルズ
ドナルド・オコナー
シド・チャリシー
ジーン・ヘイゲン
ミラード・ミッチェル
ダグラス・フォーリー
リタ・モレノ、他 
メモ・特記 午前十時の映画祭上映作品
ゴールデン・グローブ:男優賞(D.オコナー)受賞 
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)※午前十時の映画祭特設ページです。
+⇒雨に唄えば(1952) - goo 映画

+⇒午前十時の映画祭レビュー索引



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2 コメント

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なかなか (Matthew)
2010-05-31 00:07:38
「エデンの東」や「雨に唄えば」といった名作、題名は知っていても、なかなか観る機会はないですね。
また、DVDで見るのとスクリーンで観るのとでは、迫力も違いますよね。
午前十時の映画祭って、企画タイトルも素敵だし、上映作品も渋くて良いですね。
Matthewさんへ (ichi-ka)
2010-06-06 00:16:36
コメントありがとうございます。
僕も自分が生まれる以前の映画ってほとんど観たことないんですよね。
だからこの午前十時の映画祭には本当に良い機会をもらっていると思います。
午前十時の映画祭のラインナップは流石選び抜かれたものだけあって凄いものばかりだし。
時間や場所が限定されていて厳しくはあるんですが、できるかぎり全部観たいなと思っています。

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