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エピタフ / あせごのまん

2007-05-10 00:05:23 | 読書

今回の記事は『エピタフ』、著者はあせごのまんさんです。(変わった名前だ)
3篇の短編が収録されてます。どれも読み口は不思議な感じで、どことなく不気味な印象を受けました。


■内容紹介
幼馴染みの一家にまつわる哀しい死の真相に迫る表題作「墓碑銘《エピタフ》」の他、三つの願いを叶えてくれる猿を巡る騒動を描いた「ニホンザルの手」、貧しい男が新興宗教の教祖に祭り上げられ次第に壊れてゆく恐怖を綴る「憑」を収録。
選考委員荒俣宏氏をして「異様に気にいった」と言わしめた異色作家が、満を持して放つ日本ホラー小説大賞短編賞受賞第一作!解説・東雅夫
(文庫の紹介文より引用してます。手抜きですみません)


■感想
この本には3作の短編が収録されていますので、まずはそれぞれについての感想を書いていきます。

「墓碑銘《エピタフ》」
鰻《うなぎ》にまつわる奇怪な伝承と、幼馴染みの一家に隠された哀しい真相を綴った話です。
ノスタルジックな雰囲気、もの哀しさ、不気味な印象、など様々な味わいがあります。
鰻をここまで不気味な生物として描いた作品は他にはないでしょう。
主人公はとことん真面目です。
奇怪な伝承等について実に淡々と説明をしてくれてます。
その為かどうかはわかりませんが、若干、読み進めにくかったかな。
読後感は恐怖というよりは、もの哀しいです。

「ニホンザルの手」
サルがー! サルの扱いが酷すぎだ!
残酷すぎやしませんか!
という意見は置いといて、収録3作品中では一番面白かった作品です。
結末が何だかすごすぎる。
ただ、描かれているのは人の嫉妬やら身勝手さやらのよくない面のお話。
読後感がいいとは言えません。


「憑」
この世界観。ついていけない。
悪い意味で不気味すぎます。


あせごのまん さん、初めて読んだ作家さんです。
今回の『エピタフ』を読む限りでは、僕の好みにはイマイチ合ってなさそうな印象です。
3作品とも、決してつまらない作品ではないんですが、何故だろう?
心にグッとくるものがあまりなかった。

(…今回はかなりの酷評にしてしまいました。ごめんなさい)



『エピタフ』 / あせごのまん / 角川文庫
ジャンル:小説(ホラー/ドラマ)
メモ:この作品が日本ホラー小説大賞短編賞受賞作というわけではないですよ。
おすすめ度★★☆

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