
今回の記事は『ステキな金縛り』(2010年、監督:三谷幸喜)です。
三谷幸喜監督・脚本で贈る痛快コメディ・エンタテインメント・ムービー。
失敗続きの弁護士の担当した事件の被告のアリバイを証言できるのは落ち武者の幽霊だけ。幽霊が証言に立つという前代未聞の裁判の行方をハートウォーミングかつコミカルに描く。
主演は深津絵里、西田敏行、中井貴一、阿部寛。
ほか脇を固める共演者たちにも豪華俳優陣が使われています。ほんのチョイ役にもびっくりするような人が多数出演してます。
■内容紹介 ※goo映画より
弁護士の宝生エミは、裁判を任されても失敗ばかり。
ラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑で捕まった矢部五郎の弁護だった。
矢部は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていた」という。
その旅館を訪ねたエミは、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇し、裁判で矢野のアリバイを証言してくれるよう依頼する。
六兵衛は証言台に立つことを承知するが、六兵衛は誰にでも見えるわけではなく…。
証人はただ一人、落ち武者の幽霊。



■感想
※記事中のカッコ内空白箇所はネタバレ反転です!
面白かったです。評価は★★★★☆でも良いぐらいかも。実際は★★★★にしてますが。
ジャンルとしてはコメディドラマに分類され、笑いどころがたくさんあって面白い。
しかも笑える映画というだけではなく人間ドラマ面もしっかりと1本通っているので魅せられます。
深津絵里さん演じる失敗続きの弁護士・宝生エミの成長がこの映画でしっかりと描かれている。
映画の前半と後半では彼女の法廷での自信の持ちようというものがまるで違うのだ。
そのきっかけを与えているのが西田さん演じる更科六兵衛というお茶目な幽霊という設定は面白かった。
主人公のエミは失敗続きでもメゲない、こんなのダメじゃないというような手段でも強引に押していくという打たれ強さをもともと持っていた。
頭脳明晰なキレ者という弁護士ではないけれど、六兵衛に指摘されたとおり自信さえ持てば勝負事にはかなり強いタイプだったのかもしれない。
更科六兵衛は現代を生きる幽霊でキャラ的にかなり軽いところがちょくちょくあってクスリとさせられる。
さすが西田敏行さんが演じているだけあって、可笑しいだけではなく苦難の人生を経験した人物という悲哀というものもしっかりと感じられるところが凄い。
だから六兵衛にはどことなく悲しい印象も感じる。けれどそのキャラが悲しさを感じさせない。
六兵衛がエミを励ますシーンは感動的だった。
「そなたに足りないのは自信だけ」という六兵衛の言葉はエミに大きな力を与えただろう。
実際このシーン以降、六兵衛は法廷を去ってしまうけれど、エミは自信を持って弁護を続けていく。
エミと法廷で争うこととなる小佐野徹(中井貴一)も良いですね。
(彼が幽霊を否定する論議を進めるのに彼には幽霊が見えているという矛盾した役どころ)がこの映画最大の面白さを引き出しているような気がする。
一番ギャップを感じさせるのも彼であり、ラブとのシーンにはすごく笑ってしまう。
閉廷後「裁判は勝ち負けじゃない」とエミに何度も言って去っていく姿、分かります、悔しかったんですね。
阿部寛演じるエミのボス、速水も良かった。
この人、予告編だと嫌な役かなぁと思っていたんだけどそんなことはなく、小さなことにはこだわらずエミを理解する良きボスだった。
一番の衝撃を持っていったのも彼ですよね。(まさか死んじゃうとは。しかも全然悲しくないぞ、このシーン
)
(最近、テルマエ・ロマエの予告編で阿部さん演じるルシウスに、ローマ人という矢印出てるけど、確かに日本人にしては顔濃いけど、明らかに「日本人じゃん」という的確なツッコミでざわつく映画館の空気感がちょっと好き)
生瀬勝久さんのタクシードライバーも面白かった。奇妙な3者でのタクシーの中での会話は可笑しかった。あの髪型おかし過ぎます。
何気なく出てくるウェイトレスに深田恭子、エミの父親役に草なぎ剛、郷土研究家に浅野忠信、謎の男・段田役に小日向文世、幽霊が見えるだけ悲鳴を上げるだけという篠原涼子、ちょっと嫌な役者としてちょい出てくる佐藤浩市さんなど、本当にそうそうたるメンバーが出演している。しかもけっこうなチョイ役で!
全然気付かなかったけど唐沢寿明さんも医者として出演してたらしい。なんという豪華さだ!
しかもこの映画、めちゃくちゃロングランになっています。地元の映画館ではまだこの作品上映しているから驚いてしまう。(2012年2月第3週)
それだけ観客の満足度も高く、興業的にも成功を収めた映画だと言えそうです。
↓予告編
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+公式HP(Japanese)
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三谷幸喜監督・脚本で贈る痛快コメディ・エンタテインメント・ムービー。
失敗続きの弁護士の担当した事件の被告のアリバイを証言できるのは落ち武者の幽霊だけ。幽霊が証言に立つという前代未聞の裁判の行方をハートウォーミングかつコミカルに描く。
主演は深津絵里、西田敏行、中井貴一、阿部寛。
ほか脇を固める共演者たちにも豪華俳優陣が使われています。ほんのチョイ役にもびっくりするような人が多数出演してます。
■内容紹介 ※goo映画より
弁護士の宝生エミは、裁判を任されても失敗ばかり。
ラストチャンスとして与えられた仕事は、妻殺しの容疑で捕まった矢部五郎の弁護だった。
矢部は「犯行時間は、旅館で落ち武者の幽霊にのしかかられ、金縛りにあっていた」という。
その旅館を訪ねたエミは、更科六兵衛という落ち武者の幽霊に遭遇し、裁判で矢野のアリバイを証言してくれるよう依頼する。
六兵衛は証言台に立つことを承知するが、六兵衛は誰にでも見えるわけではなく…。
証人はただ一人、落ち武者の幽霊。



■感想
※記事中のカッコ内空白箇所はネタバレ反転です!
面白かったです。評価は★★★★☆でも良いぐらいかも。実際は★★★★にしてますが。
ジャンルとしてはコメディドラマに分類され、笑いどころがたくさんあって面白い。
しかも笑える映画というだけではなく人間ドラマ面もしっかりと1本通っているので魅せられます。
深津絵里さん演じる失敗続きの弁護士・宝生エミの成長がこの映画でしっかりと描かれている。
映画の前半と後半では彼女の法廷での自信の持ちようというものがまるで違うのだ。
そのきっかけを与えているのが西田さん演じる更科六兵衛というお茶目な幽霊という設定は面白かった。
主人公のエミは失敗続きでもメゲない、こんなのダメじゃないというような手段でも強引に押していくという打たれ強さをもともと持っていた。
頭脳明晰なキレ者という弁護士ではないけれど、六兵衛に指摘されたとおり自信さえ持てば勝負事にはかなり強いタイプだったのかもしれない。
更科六兵衛は現代を生きる幽霊でキャラ的にかなり軽いところがちょくちょくあってクスリとさせられる。
さすが西田敏行さんが演じているだけあって、可笑しいだけではなく苦難の人生を経験した人物という悲哀というものもしっかりと感じられるところが凄い。
だから六兵衛にはどことなく悲しい印象も感じる。けれどそのキャラが悲しさを感じさせない。
六兵衛がエミを励ますシーンは感動的だった。
「そなたに足りないのは自信だけ」という六兵衛の言葉はエミに大きな力を与えただろう。
実際このシーン以降、六兵衛は法廷を去ってしまうけれど、エミは自信を持って弁護を続けていく。
エミと法廷で争うこととなる小佐野徹(中井貴一)も良いですね。
(彼が幽霊を否定する論議を進めるのに彼には幽霊が見えているという矛盾した役どころ)がこの映画最大の面白さを引き出しているような気がする。
一番ギャップを感じさせるのも彼であり、ラブとのシーンにはすごく笑ってしまう。
閉廷後「裁判は勝ち負けじゃない」とエミに何度も言って去っていく姿、分かります、悔しかったんですね。
阿部寛演じるエミのボス、速水も良かった。
この人、予告編だと嫌な役かなぁと思っていたんだけどそんなことはなく、小さなことにはこだわらずエミを理解する良きボスだった。
一番の衝撃を持っていったのも彼ですよね。(まさか死んじゃうとは。しかも全然悲しくないぞ、このシーン
)(最近、テルマエ・ロマエの予告編で阿部さん演じるルシウスに、ローマ人という矢印出てるけど、確かに日本人にしては顔濃いけど、明らかに「日本人じゃん」という的確なツッコミでざわつく映画館の空気感がちょっと好き)
生瀬勝久さんのタクシードライバーも面白かった。奇妙な3者でのタクシーの中での会話は可笑しかった。あの髪型おかし過ぎます。
何気なく出てくるウェイトレスに深田恭子、エミの父親役に草なぎ剛、郷土研究家に浅野忠信、謎の男・段田役に小日向文世、幽霊が見えるだけ悲鳴を上げるだけという篠原涼子、ちょっと嫌な役者としてちょい出てくる佐藤浩市さんなど、本当にそうそうたるメンバーが出演している。しかもけっこうなチョイ役で!
全然気付かなかったけど唐沢寿明さんも医者として出演してたらしい。なんという豪華さだ!
しかもこの映画、めちゃくちゃロングランになっています。地元の映画館ではまだこの作品上映しているから驚いてしまう。(2012年2月第3週)
それだけ観客の満足度も高く、興業的にも成功を収めた映画だと言えそうです。
↓予告編
映画データ | |
|---|---|
| 題名 | ステキな金縛り |
| 製作年/製作国 | 2010年/日本 |
| ジャンル | コメディ/ドラマ |
| 監督 | 三谷幸喜 |
| 出演者 | 深津絵里 西田敏行 阿部寛 竹内結子 浅野忠信 草なぎ剛 中井貴一 市村正親 小日向文世 小林隆 KAN 木下隆行 山本亘 山本耕史 戸田恵子 浅野和之 生瀬勝久 梶原善 大泉洋 佐藤浩市 深田恭子 篠原涼子 唐沢寿明、他 |
| メモ・特記 | 脚本:三谷幸喜 |
| おすすめ度 | ★★★★ |
■Link
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映画データ
脚本:三谷幸喜 










