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1408号室(映画)

2008-11-30 00:41:25 | 映画
(C) 2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

今回の記事は『1408号室』(2007年、監督:ミカエル・ハフストローム)です。
スティーヴン・キング原作のサスペンス・ホラーの映画化作品。
人を死に至らしめるほどの絶望感。それを存分に味わえるホラー作品。
ホラー的な趣向で怖がらせるというよりは、精神的に怖い作品でした。

■内容紹介 ※goo映画より
娘を亡くして心に痛手を負っているオカルト作家マイク・エンズリンの元に、一通の葉書が届く。
それは「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはいけない」とだけ書かれたものだった。
調査を始めたマイクは、この部屋の宿泊客が次々と自殺を遂げたことを知る。
ホテルの支配人の警告を無視し、部屋の宿泊を決めたマイク。
しかし、恐るべき超常現象が彼を襲い始める…。

この部屋はあなたのココロを破壊する

1408号室

1408号室


■感想
『1408号室』はホラー映画です。
なのでもちろん怖いですし、ドキッとさせられて心臓に悪いシーンも多い。
しかし、この映画はそういう純粋なホラー的な趣向で怖がらせるというよりは、精神的に怖かった映画だったと思います。

1408号室に泊まった人は皆、死ぬ。
しかもその死因は自殺。
ホテルの支配人はこの部屋を「邪悪」と表現しています。まさにその通りだと思った。
部屋は人を絶望へと追い込み楽しんでいるような悪魔のような部屋です。
終わることのない繰り返し起こる悪夢に「もう止めてやってくれー」と頭を抱えずにはいられません。

最初は余裕綽々だったマイクも次第に部屋の悪意に負けてゆく。
「俺の負けだ。部屋から出してくれ」
と懇願するも、悪夢は終わることなく繰り返しマイクを苦しめる。
こんな状況に陥ってしまったら、もう堪らないだろう。

部屋はあらゆる手段を用いてマイクの精神面を責めてくる。
そして彼を苦しめる効果的な傷を見つけてしまう。
ここぞとばかりに部屋はそこを責めてくる。
身を裂くような悲しみを二度も受けたマイクの気持ちを思うと悲しくてたまらない。
なんて残酷な部屋なんだ。
しかしこの攻撃はマイクの気持ちに変化を生じさせるきっかけとなる。
マイクの心に恐怖と絶望以外のもうひとつの感情が生まれる。
それはきっと「怒り」だったのだろうと思う。

部屋とマイクとの勝負の行方は? それは映画を見てのお楽しみに。

『1408号室』はよく出来たホラー映画だったと思います。
単純に怖いだけではなく、ドラマ面も良くできていたと思う。
人の心理描写が上手かった。
ホラーは苦手ですが、こういったホラーものはけっこう好きかもしれない。
精神にズシリとくる恐怖映画が見たい方はぜひ。

映画データ
題名1408号室
製作年/製作国2007年/アメリカ
ジャンルホラー/サスペンス
監督ミカエル・ハフストローム
出演者ジョン・キューザック
サミュエル・L・ジャクソン
メアリー・マコーマック
トニー・シャルーブ
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー、他
メモ・特記原作:『一四〇八号室』
(スティーヴン・キング著、新潮社『幸運の25セント硬貨』所収)
おすすめ度★★★★
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)

■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒1408号室 - goo 映画

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ホテル (萩 ますび)
2008-11-30 01:00:53
怖そうですねー
ホテルの部屋って
ある意味密室ですよね
だから余計に怖い
今度どこかのホテルに
宿泊する時は
絶対に照明点けたまま
寝ます
だってこわいんだもん
ますびさんへ (ichi-ka)
2008-12-01 00:11:54
コメントありがとうございます。
自分の知らない見知らぬ部屋に泊まることって怖いことかもしれませんね。いわくつきな事情なんて大抵は隠されるものだし…、なんて怖さをあおってみたり。
怖い夜も楽しいことを思い浮かべれば怖くないし、音楽を聴きながら目をつぶっていればいつのまにか眠くなる。だからきっと大丈夫なはず。

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