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自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

S660 デジタルプロセッサー

2015年11月02日 22時05分36秒 | Weblog
毎回もうやめようと思いつつまたしてもやってしまう。
音と臭いに敏感なのはしょうがない。
メーカーが必死に削り取った1gをドアのデッドニングでパーにして、ただでさえ狭い居住スペースにDSP、アンプ、サブウーハーを押し込む。
S660のスピーカーをインフィニティKappaにして音は元気になった。
しかし2Ωのスピーカーのせいか数分するとアンプがすぐに疲弊してラジカセみたいな音になってしまう。
安全装置が働いて音が出なくなるならわかるが理論的に音が時間とともに劣化するなんてことがあるのだろうか、と思うが気になるのだから仕方ない。
音の定位が真ん中に来ないことも気になる。聞こえない楽器の音がある。
ベースの音程がきちんと聞き取れない。
ただでさえ量感のない音が車が走り出すと極端に低域が削り取られる。
そんなことを求める車じゃないのはわかるが気になり出すともうダメ。

とうとうプロの手にゆだねることに。
オーディオファイルに入庫。
もう何年、何台の車の付き合いになるだろうか。
出たばかりのE46M3にフルシステム組んでカロッツェリアのコンテストでクラス優勝をとったり、オートサロンに出品したり。
今は手に入らない木下ダヴィスは私の中では永遠に一番のスピーカーだ。

今回は純正のシステムをいかすためと特殊な車両のS660に合わせたイコライジングをするために最初からプロセッサーが必要と思われたのでオーディソンのbit10Dとそれに合う小型アンプを助手席の足下に。

スピーカーはかっちりした低域が欲しかったのとスペース的に13cmが適当かな、で必然的にカロになった。
もちろんツイーターはピラー埋め込み。
実はカロの音はあまり好きじゃない。性能が凄いのはわかるがスピードが速すぎて聞き疲れがするしボーカルにつやがない。
再生側にも一定以上のクオリティを要求する。音源が悪いと正直に悪い音を出す。
本当はFOCALがいいのだけれど。FOCALは本当に個性的な音で原音再生とはとてもいえないけれどスピーカーはスペックじゃないことを教えてくれる。

セッティングは困難を極めたらしい。
走った時に気持ちいい音を出してくれるよう頼んだのだが、S660はとにかく走り出すと音が激変してしまう。
特に高速では低音のほとんどが聞こえなくなる。走行時に合わせると停車時はブーミーすぎる。
一般道用と高速用に2setメモりしてもらってとりあえず納車。
カロのTS-Z131PRSは従来のカロと違い逆輸入されたパイオニアのスピーカー、でもやっぱりカロ的な音に近い。
海外の録音のいい音楽はとてもいいが、ミスチルはやっぱり苦手かなぁ。
なぜかYMOはとても合うんだよなぁ。電子楽器のスピード感とカロのツイーターの反応のよさがばっちり。
パヒュームでも聞いてみるか。。。
と音楽でなく音質を求めてしまうことになってしまうのがホームオーディオも含めた国産メーカーのよくないところなんだよなぁ。
ところで、S660でカーステレオにこだわるヤツっているのかなぁ。

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