高校一年生の冬
やっとギターを手に入れた僕は練習に明け暮れていた。
もちろん 音楽をやってメッセージを伝えようとか、表現したいとか、
プロになるんだ!とか そういった崇高な目的等なく
あるのは ただカシオペアの野呂一生さんの様に弾きたいという
純粋な気持ちだけだった。 楽譜を買うにも、ギターの機材、消耗品を
買うにもお金がかかる事を知り、コンビニでバイトも始めた。
ギターを習うなんて事もなく たまに友人の家に遊びに行き
弾いているのを見て勝手に参考にしていた。
そして バンドの相棒となる友人に出会うことになる。
ヘビーメタル、ロック、ポップスバンド全盛の僕の学校で、
フュージョンをやろうとする者などほとんどいないと思っていたが
この 会沢浩一というベースを持っていないベース弾きと意気投合し
いつの日かのライブを夢見て バンドを始めることになる。
今では 笑ってしまうが 電話の受話器ごしに練習するほどの
熱中の仕方であった。 ちなみに この相棒は今思い出しても
非常に音楽センス、感性を持ち合わせた男で
今はどこで何をしてるのかも不明だが 僕に多大な影響を与えたことは
間違いない。
やがて 高校3年になり ドラムス、キーボードのメンバーも
確定し、我々は札幌市内のライブハウスで演奏をするようになった。
まさに 青春という言葉を使ってもいいのでは?と思うぐらい
楽しく 熱い時を過ごしていたと思う。
しかし メンバー達は大学受験の準備を機に バンドは自然消滅、
そして そのまま卒業 僕は就職のために上京することになる。
僕は まだ似合わない紺のスーツを着用しボストンバッグを左手に持ち
何を血迷ったか 右肩にギターをしょって
都内にある会社の本部(受け入れ先)に挨拶に行った。
僕は言う 「失礼します!」
社員は言う 「君は何だい?」
「新入社員の渕崎です 札幌から来ました!」
「君は仕事をしにきたのかい?」
「はい!!!!!」
「いや なぜギターを持ってるのだね・・・?」
「・・・・・・」
こうして 僕は社会人の第一歩を踏み始めた
やっとギターを手に入れた僕は練習に明け暮れていた。
もちろん 音楽をやってメッセージを伝えようとか、表現したいとか、
プロになるんだ!とか そういった崇高な目的等なく
あるのは ただカシオペアの野呂一生さんの様に弾きたいという
純粋な気持ちだけだった。 楽譜を買うにも、ギターの機材、消耗品を
買うにもお金がかかる事を知り、コンビニでバイトも始めた。
ギターを習うなんて事もなく たまに友人の家に遊びに行き
弾いているのを見て勝手に参考にしていた。
そして バンドの相棒となる友人に出会うことになる。
ヘビーメタル、ロック、ポップスバンド全盛の僕の学校で、
フュージョンをやろうとする者などほとんどいないと思っていたが
この 会沢浩一というベースを持っていないベース弾きと意気投合し
いつの日かのライブを夢見て バンドを始めることになる。
今では 笑ってしまうが 電話の受話器ごしに練習するほどの
熱中の仕方であった。 ちなみに この相棒は今思い出しても
非常に音楽センス、感性を持ち合わせた男で
今はどこで何をしてるのかも不明だが 僕に多大な影響を与えたことは
間違いない。
やがて 高校3年になり ドラムス、キーボードのメンバーも
確定し、我々は札幌市内のライブハウスで演奏をするようになった。
まさに 青春という言葉を使ってもいいのでは?と思うぐらい
楽しく 熱い時を過ごしていたと思う。
しかし メンバー達は大学受験の準備を機に バンドは自然消滅、
そして そのまま卒業 僕は就職のために上京することになる。
僕は まだ似合わない紺のスーツを着用しボストンバッグを左手に持ち
何を血迷ったか 右肩にギターをしょって
都内にある会社の本部(受け入れ先)に挨拶に行った。
僕は言う 「失礼します!」
社員は言う 「君は何だい?」
「新入社員の渕崎です 札幌から来ました!」
「君は仕事をしにきたのかい?」
「はい!!!!!」
「いや なぜギターを持ってるのだね・・・?」
「・・・・・・」
こうして 僕は社会人の第一歩を踏み始めた










