ICAN東日本大震災ブログ

人々の「ために」ではなく、人々と「ともに」活動しているアイキャン宮城出張所の日記。

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かぜの子しんぶん編集部

2012年12月24日 15時16分11秒 | 日記
ゆか@東北

 地震や津波により家屋が大きな被害を受けたために、地域を離れた人々は少なくありません。そんな方々へ、元々住んでいた地域に関する情報を発信するため、「かぜの子しんぶん編集部」は発足しました。
 子どもたちが見て、聞いて、感じた事を記事にする「かぜの子しんぶん編集部」の活動の様子をご紹介します。
 被災した民家を修繕して地域の人々が集まる場として設けられた「スマイルカフェ」さんをお借りして、かぜの子しんぶん編集部は新聞作成をしています。


【看板を設置し、活動のお知らせをします】

 この日は、小学校2年生の記者さん3人と、幼稚園年長組の記者さんが新聞づくりを行なってくれました。小学校2年生の新人記者さんたちは、文字をまっすぐ書くことがなかなかできずに悪戦苦闘しています。
 しかし、チームワークで協力し合い、新聞を少しずつ書き進めていきます。








【仲良く役割分担し、新聞は書かれていきます】

 この日は、スマイルカフェを訪問したボランティア団体さんへ取材を行ないました。新人記者さんはまだまだ恥ずかしい様子で、照れながらも、ボランティア団体さんの活動内容や記者さん達自身が知りたいことを質問し、回答をメモしていきます。

【照れながらも取材を一生懸命行なってくれました】

 そして次の取材場所として記者さん達が選んだのは、津波で壊れてしまった公園でした。この公園は元々子どもたちが集まって遊んでいた場所ですが、津波によって遊具は壊れ、今では遊具の土台のみとなっています。



【土台があるのもブランコのみ。公園だった頃を思い出しながら絵を描く記者さんたち】

 遊具があった頃を思い出して遊ぶ記者さんたちを見て、アシスタントながら胸が苦しくなってしまいました。現在別の場所に新たな公園が作られていますが、子どもたちにとっては、ひとつひとつが大切な遊び場です。またいつかこの公園が元に戻ってくれることを願いながら、子どもたちは現状をしっかりと受け止め、新聞記事を書いてくれました。

【「遊具があった頃を思い出してみる!」と言い、走りだした記者さんたち】

 子どもたちが地域の情報を発信する「かぜの子しんぶん」は、現在地域を離れている人たちの元にも届けられます。風にも負けない元気な記者さんたちが作った新聞は、きっと、現在地域を離れている人たちにも元気を与えていることでしょう。

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子どものカフェ活動

2012年12月21日 17時24分38秒 | 日記
ゆか@東北

 子どもたちが地域や家の中で活躍できる機会づくりとして、アイキャンは仮設住宅の子どもたちを対象とした「子どものカフェ」活動を開始しました。第1回目のこの日は、小さなクリスマスツリーを準備し、子どもたちに折り紙やモールなどで飾りつけをしてもらう「ミニツリーづくり」を開催しました。
 仮設住宅集会所へ着くと、すでに待っている子が。ツリーづくりの材料を運ぶスタッフに、「わたしたちが運んであげるー!」と子どもたちからお手伝いの声が挙がりました。
 子どもたちとともにツリーづくりの準備を行ない、いよいよ始まりました。子どもたちは、自ら折った折り紙のサンタさんやステッキや綿などを、小さなツリーの思い思いの場所につけて行きます。









【綿や折り紙を好きな場所へ飾っていく子どもたち】

 ツリー完成後は、おうちの方へのクリスマスカードを作成しました。絵を描き、シールや折り紙などで楽しそうに完成させてくれました。





【子どもたちが折り紙やシールや絵の配置を一生懸命考えて作られていくクリスマスカード】
 
 最後の後片付けまで手伝ってくれた子どもたち。準備も後片付けも子どもたちとともに実施する活動により、子どもたちの地域や家庭でのお手伝い力がアップすればいいなと思います。



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地域への感謝

2012年11月25日 18時11分06秒 | 日記
ゆか@東北

 津波の被害が大きかった野蒜地区で、田畑のがれきを撤去して農業の再生を図る「農業生産法人」が、地域住人への感謝の祭を開催することになりました。
 福幸祭と社長が名づけたこの祭は、感謝の祭と言っても、地域のお母さん方や震災直後からずっと頑張り続けてきた人たち同士が出店協力をし、お互い労い合うような祭となりました。

【ステージを設営する農業生産法人の職員】

 祭を翌日に控えたこの日、契約を結んでいる企業から子どもたちに向けた菓子の詰め合わせも準備されました。

【自社ブランドのジャガイモを】

 『おいしい野菜をおいしいまま食べて欲しい』と言う職員の想いのもと、焼き芋の機械からはサツマイモのいい香りが少しずつ漂ってきました。


 津波をかぶった田んぼを再生するために除塩作業で使用した農機械の展示、そして耕運機の試乗会準備も完了し、いよいよ人がやってくるのを待つばかりです。



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3ヶ所目のワークショップ

2012年11月12日 17時36分42秒 | 日記
ゆか@東北

 10年後の東松島市を子どもたちに描いてもらう絵画大会について、これまで、こども秋まつりでのワークショップ および 復興祭での絵画大会ワークショップ にて紹介しました。2回のワークショップを経て、今回は別の地域の祭にて開催しました。
 今回はあいにくの小雨模様で、祭に遊びにきた地域の子どもの数は過去2回と比べて少なかった分、子どもたちから様々な話を聞く時間を持つことができました。

【過去2回のワークショップで描いてもらった作品を展示】


【子どもの遊ぶブースに大手企業の企画も入っていました】

  祭の舞台で演奏した鼓笛隊の制服を着た男の子が、幼馴染の友達と一緒にワークショップに参加してくれました。彼は竹の絵をとても上手に描いていたので
『なんで10年後の東松島で竹を描いているの?』 とアイキャンスタッフが聞くと、
『竹のにおいや そよぐ音が好きなんだ。だから竹がたくさんある町がいい』 と教えてくれました。
 未来を担っていく小学生の、「竹が好き」という発言に驚かされました。そして、震災によって流されてしまった松をはじめとする多くの植物が、彼の言うように、におい、そよぐ音を感じられるまちが10年後に実現されていればいいなと強く思いました。


【「竹には虫がいるからみんな嫌がるけど、竹はいいんだ」と話してくれました】


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人に、環境に優しいまちづくり

2012年10月25日 16時22分26秒 | 日記
ゆか@東北

 東日本大震災のあった2011年、東松島市は環境問題や超高齢化社会に対応し、雇用創出などを図る『環境未来都市』に内閣府より選定されました。それに伴い、この日、「東松島環境未来都市 市民フォーラム」が開催され、多くの市民の関心を集める機会となりました。

【阿部市長をはじめ、多くの市職員・市民が集まりました】

 フォーラムでは、選定を機に設立された『社団法人 東松島みらいとし機構』より、被災状況からみた復興までの流れが発表されました。また、「子どもからお年寄りまで、健康な人から障害をもった人まで、全ての人と環境に優しく、生きがいをもって生活できる都市」を目指し、今後想定される様々な問題への対策を盛り込んだ多様な構想が発表されました。



【被災状況からの様々な復興の形が発表されました】

 また、県外より多くの財団や企業が「みらいとし機構」へ参入し、新しい風が入り始めています。1年後、5年後、10年後、50年後、100年後。多くの市民にとって暮らしやすい都市を目指し、新たな復興の形が動き始めました。

【著名人が代表を務める企業も参入し、市民の関心をひきました】

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復興祭での絵画大会ワークショップ

2012年10月21日 17時03分55秒 | 日記
ゆか@東北

 秋晴れの空の下、アイキャンが開催している『十年後の東松島を描こう!』のワークショップを、先日の秋まつりに続いて野蒜復興祭でも開催しました。
 この野蒜地区は津波の被害が大きかったため、現在はこの地を離れて生活する人が多い地域となっています。しかし、復興祭のこの日、多くの野蒜の住民が再会の喜びの声を挙げていました。
 7月に続き今年2回目のこの復興祭は地域住民の手で作り上げられ、まさに地域住民による住民のための祭となりました。そこで地域の顔というべき人々が声を張り上げながら、多数の飲食物や地産野菜を販売していました。

【地元地区センターが計画した復興祭会場】


【地元市民から構成された支援団体も飲食物を販売】
 
 以前にブログで紹介した、津波で壊れた自宅を改修してパン屋さんを始めた方も、朝から会場で出店準備に追われていました。

【どこで出店しても人気のパン屋さん】

 そんな中、アイキャンは会場の一角をお借りし、先日の子ども秋まつりに続く2度目の「子どもたちに未来の我が町を描いてもらうワークショップ」を開催しました。



【絵画大会の準備を始めるアイキャン職員】

 この日は地域の子どもたちが通う小中学校の発表もメインステージで予定されていたため、朝から多くの子どもが会場に来ていました。

【各自の準備を行なう子どもたち】

 陽射しも強く、炎天下での開催に子どもたちが集まって来てくれるか不安もありましたが、ステージ発表が終わった多くの子どもたちが、絵を描きに来てくれました。



【絵画大会ワークショップに多くの子どもたちが立ち寄った】

 子どもたちが絵を描いている傍らでは、保護者の方々が久々の再会を喜び合っていました。お互いの近況を報告し連絡先を伝えるというやりとりを、幾度となく見かけることができました。地域に関わりをもつ住民で作りあげたこの祭は、また次回の再会を約束する場となりました。

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植栽活動の終了

2012年10月20日 12時02分41秒 | 日記
ゆか@東北
 
 東松島市被災者サポートセンターとともに7月より実施していた植栽活動が、本日をもってようやく、市内およそ1800世帯すべての仮設住宅で終了しました。入居より1年が経過し、昨年度実施した植栽事業ではまだ隣近所の顔が「まったくわからない」という状況から、「ずいぶんとわかる」状況まで仮設住宅のコミュニティは変化を遂げてきているようでした。
「○○さんは今日は用事があるから私が代わりに植栽するわ」
「△△さんは足が悪くて作業できないから私が世話することになってるの」
と、寄り添い合える関係が少しずつできてきたのではないかと、今回の植栽を通じて感じる機会が多く、ご近所同士で協力し合う作業を見ることが出来ました。

【被災者サポートセンター・自治会・入居者・ボランティアが顔合わせを行なった】

 また今回は、市内・隣接する市から高校生のボランティアが参加し、植栽のサポートをはじめ、ご近所さん同士の会話をさらに弾ませる役として大活躍してくれました。植栽が得意な仮設に住むお母さん方は、高校生たちに楽しそうに植栽のコツを教えたり、完成したプランターの運搬をお願いしたりと、とても良い雰囲気の中で植栽活動が行なわれました。





【3高校のボランティアと会話をしながら作業する入居者】

【入居者が見せてくれた植栽後のプランター】

 仮設住宅への入居が始まってから1年以上が過ぎ、生活環境は少しずつ改善されているように見えます。しかし人と人のつながりがなければ、これらの植栽活動は終わり得なかったと思います。今回の植栽活動が、寄り添い合い、支え合いながら生活していく仮設住宅入居者の方々の更なる強い繋がりのきっかけになっていればと願っています。

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こども秋まつりでのワークショップ

2012年10月13日 19時01分02秒 | 日記
ゆか@東北

 子どもたちが主役の秋まつりが、東松島市の図書館や教育委員会、そして県外の様々な団体の協力によって、今年も開催されました。アイキャンは今年、『十年後の東松島を描こう』というテーマで、子どもたち自身が将来住みたい町の絵を描いてもらうワークショップを開催しました。

【晴天の下、図書館まつりと子ども秋まつりが同時開催された】
 
 当初は小学生から高校生を対象にしていましたが、幼稚園の子も参加してくれました。

【お姉ちゃんと一緒に参加してくれた4歳の女の子】

 描きたいと言う方は大人の方にも参加していただきました。


絵を描く子どもたちに「そんな町だったら嬉しい?」と聞くと、様々な意見が返ってきました。
『宮城タワーがあったらいいな』
『ピラミッドが欲しいな』
津波の被害を受けて、仮設住宅に入居している子でも
『海が見える町』
と言っていたのが印象に残りました。
また、
『今のままの町がいい』
と言う子もいて、その子は今の自宅周辺の絵を描いてくれました。
 子どもたちは私の予想に反し、とても真剣に、そして慎重に考えて絵を描いてくれました。そしてその発想力はとても壮大であると同時に、市が取り組んでいるまちづくりにもきっと役に立つアイディアが、多くの絵の中に秘められていると感じました。
 これらの絵が少しでもまちづくりの先頭で頑張っている方々の目に留まり、いずれ町を引っ張っていく子どもたちの発想が活かされるよう、アイキャンは今後もこの絵画大会の活動を継続して行きます。





【朝から夕方まで、およそ70人の子どもたちが遊びに来てくれました】

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総力をあげての復興

2012年10月05日 10時57分05秒 | 日記
ゆか@東北

 アイキャン職員が駐在している宮城県東松島市から1時間北上したところに、南三陸町があります。ここは東松島市や石巻市と同様に、多くの犠牲者が出たことにより知られる町となりました。市の中心が漁港周辺と言う事もあり、防災庁舎をはじめ、病院や役場も津波の犠牲となりました。

【最上階まで水が来た防災庁舎。奥に見える病院は現在取り壊されている】
 
 しかし震災より1年も経過しないうちに、町民は立ち上がりました。町と観光協会および商工会が、月に1度の復興市を開催することを決定したのです。すでに開催回数も10回を越え、多くの観光客が復興市の日に合わせて南三陸町へやってきます。

【復興市の会場は朝から多くの観光客でにぎわう】

 名物である海産物をはじめ、仮設住宅で作られた手工芸品や、支援に入っている他市町の物産も販売されていました。
 毎月、復興市の最後には町長の挨拶とともに「福まき」と呼ばれる餅まきが実施されます。毎月のこの福まきを、多くの方が楽しみにしています。
「餅をキャッチできると元気をもらえた気がする」と、被災した町民の方はお餅を嬉しそうに持って言われました。

【毎月紅白の餅が投げられる福まき】

 町の主要部分はまだまだ復興へ程遠いものの、多くの人に元気を与えるため、そしてもらうため、この町の人々は総力をあげて月に1度の市を開催している。


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仮設住宅での健康管理

2012年09月29日 11時46分38秒 | 日記
ゆか@東北
 
 被災地では、仮設住宅の狭いキッチンでも少しでも楽しく身体に良い料理ができるよう、市の健康推進課が総力をあげて健康栄養教室を実施しています。みなし仮設住宅の入居者を対象にして先日実施したこの教室は、仮設住宅でも順次実施しており、入居者の年齢層や参加人数を想定しながら料理の献立も提案します。
 本日は入居者の年齢が少し高い仮設住宅で実施し、献立もレンジのみで作れるカロリーの控えめな料理を用意しました。そしてこの日の料理当番は、普段キッチンに立たないお父さんたちです。

【お母さんたちは見学しながらおしゃべり】


【仮設住宅の世帯に見合った献立を用意】

 保健師の話を聞きながら素直に調理を進めていくお父さんたちを見て、お母さんたちも楽しそうにお茶を飲み、会話に花を咲かせていました。



【普段はレンジを使わないお父さんたちも挑戦】


【料理が完成するまでの間、真剣に話を聞く入居者たち】
 
 「これで母ちゃんがいなくなっても大丈夫だ」と冗談で話すお父さんたちは、日頃お母さんたちが様々な気を配って料理をしてくれていることを実感したと同時に、食べてもらう楽しみを見出してくれたようでした。

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日々の業務の中で

2012年09月28日 10時46分26秒 | 日記
ゆか@東北
 
 震災で被災して仮設住宅に入居している多くの人々を見守っている被災者サポートセンター。訪問支援員が毎日見回り、生活支援相談員に乗り、入居者の心と身体の健康を気遣い、必要であらば関係機関につなげる。この業務は早1年になろうとしています。
 1年の間で、入居者の行政に対する要望や、健康・将来への不安は、様々な変化を見せています。何年後かの復興住宅入居に向けて、訪問支援員や生活支援相談員、ともに活動するNPOが、今後想定される問題をそれぞれの目線から今一度洗い出し、発表する機会を設けました。


【職種別に座り、問題を洗い出す】






【それぞれの机で話合った結果を紙に起こして発表した】


【ホワイトボード片面では書ききれないほどの問題が浮上した】

 震災により従来のコミュニティは解体されてしまいました。が、仮設住宅で過ごした1年で、少しずつではあるものの、新たなコミュニティが形成されてきました。しかし、この先新たな場所へ移転した際、またコミュニティを再構築していかなければなりません。
 被災した人たちが今後少しでも不安をなくして生活していくための備えは、もうすでに始まっています。


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狭いキッチンで楽しく料理

2012年09月25日 02時46分51秒 | 日記
ゆか@東北

 「仮設住宅の狭いキッチンでも、楽しく身体に良い料理を」というテーマを掲げ、市の健康推進課と生活復興支援センターが、調味料メーカーの協力のもと、健康栄養教室を市内地区センターにて実施しました。この日はみなし仮設住宅の入居者を対象に実施し、子どもたちも集まりました。



【仮設住宅のキッチンと同じ位のサイズの移動式キッチンを利用して、料理教室を実施】

 最初に市の健康推進課の方より、塩分や脂肪分の摂取量の説明や、簡単なメタボチェックのお話があり、それを基に適度な塩分と脂肪分でおいしく食べられる献立を提案してもらいました。

【説明を受けながら調理をする参加者】

 普段あまりお手伝いをしないというお母さんの言葉とは逆に、子どもたちも率先して野菜を切ったり、調味料を混ぜたりしてお手伝いをしてくれました。

【子どもに怪我のないよう、調味料メーカーの方とお母さんが監視】

 油で炒めずにレンジで作る麻婆豆腐や、サラダ、シリコンスチーマーを用いたういろうを作りました。狭いキッチンでも、楽しく健康的な食事作りが可能だという事を証明してくれる時間でした。


【参加者全員でおいしく楽しい時間を共有】


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苦手を克服?

2012年09月22日 16時52分56秒 | 日記
ゆか@東北

 仮設住宅では、子どもたちが喜ぶ行事がたくさん行なわれます。この日は、野菜ソムリエの方々が、子どもも大人もあっと驚くようなものを持って来ました:新鮮な野菜とチョコレート。日頃組合せることのないこの2つの食品を一緒に食べてみようという『チョコベジ体験』に多くの子どもたちが集まりました。
 準備をする野菜ソムリエの方々を見ながら、子どもたちと「好きな野菜・嫌いな野菜」の話をしていると、「ゴーヤが嫌い」「トマトが嫌い」と、準備されている野菜の名前が次々と挙げられました。

【チョコを溶かすなど、体験の準備をする野菜ソムリエの方々】

 準備の様子を近くで見ていた子どもたちに、「お手伝いしてくれる?」とお願いしたところ、率先して材料を参加者のテーブルまで運んでくれました。



【子どもたちの活躍により、準備は手早く終了】

 おいしい野菜をチョコにつけて食べてみようという試みは、多くの方々の会話に弾みをつけてくれました。初対面の住人同士も、様々な種類の野菜にチョコをつけ、食べた感想を言い合いながらコミュニケーションを深めていました。結局、チョコをつけても嫌いな野菜を克服できなかった子もたくさんいました。しかし、これを機に、野菜が子どもたちにとって身近な存在になったことは確かで、子どもたちにとっても大人にとっても良い時間となりました。



【子どもたちは苦手な野菜にチョコをたっぷりつけて試食】


【チョコに合う野菜、合わない野菜で盛り上がる参加者たち】

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次世代交流会

2012年09月08日 23時12分48秒 | 日記
ゆか@東北

 東日本大震災より1年半が経過してもなお、新たなボランティアはやって来てます。この日は、栃木県日光市の高校生が、「何かできることを手伝いたい」「現状をこの目で見たい」という意志から、栃木県社会福祉協議会を通じてボランティア活動にやって来ました。午前中は瓦礫の分別作業のボランティア活動を行ない、午後から地元の高校生との交流を行ないました。栃木県宇都宮市名物の餃子を持参してくれた日光市の高校生と、地元の高校生は、ともに餃子を調理をしながら会話を弾ませていました。



【栃木県社協の職員と引率の教員が、今回の交流の趣旨を説明】
 
 高校生たちは、焼き餃子とスープ餃子に挑戦。お互いの知恵を出し合って作った焼き餃子はテーブル毎にずいぶんと違い、笑い声の絶えない時間となりました。また、お互いの地元の良い点を言い合うゲームでは、「自然に囲まれている」「誰でも親切に話しかけてくれる」「魚がおいしい」など彼らが感じている地元の良さを聞かせてもらう良い機会となりました。





【最初は照れていたものの、次々と地元の良い点を挙げていく高校生たち】

 餃子での交流後、東日本大震災での被災状況を日光市の高校生に伝えるとともに、今回の活動に参加して感じたことを全員に対して聞く時間も設けることができました。
『震災以降ずっと気になっていたが、ひとりでは来ることができなかったから本当に来られてよかった』
『栃木は震災以降余震が続いたが、ここに来て瓦礫を見て津波の恐ろしさを実感した』
『瓦礫の分別作業は炎天下でとても暑く疲れたが、これから帰って自分たちに何ができるかを考えていきたい』
日光市の高校生から、多くの感想が出ました。
また、地元の高校生からは、
『また今度はゆっくり遊びに来てください』
『災害の恐ろしさを忘れないでください』
との感想が出てきました。





【震災直後の映像と現在の状況を熱心に聞き、多くの感想を述べてくれた高校生たち】

 早朝に栃木県を出発して訪れた高校生たちは、疲労のピークだったにも関わらず、最後まで明るく楽しい時間を提供してくれました。

【最後は学園祭で披露したという漫才も】

 「また必ず来ます」という言葉とともに帰路についた日光の高校生。地元の高校生も、「とても楽しかった」という感想を笑顔とともに残してくれました。
 震災から1年6ヶ月が経過しようとしている今もなお、新たな絆は生まれています。





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自然と人への感謝祭

2012年09月08日 17時32分33秒 | 日記
ゆか@東北

 被災地の仮設住宅コミュニティ支援活動のひとつであるお茶会。特に支援の少なかった小規模仮設住宅にて、「つながりを作るきっかけになれば」とアイキャンは被災者サポートセンターとともにお茶会の実施に努めてまいりました。
 いずれは仮設住宅自治会が主体となって主催してもらうことを念頭に、ものづくりや四季の行事を取り入れたお茶会を提案していったところ、少しずつお茶会の主催がサポートセンターから仮設住宅自治会へ移り変わっていくのを感じています。
 この日、お茶会を開催し続けてきた仮設住宅にて、野菜の収穫感謝祭が行なわれました。仮設住宅の自治会が主催し、今までお茶会を実施して来たサポートセンター職員は招待客に徹することが出来ました。





【青空のもと、仮設住宅では朝から感謝祭の準備が行なわれていました】

「一生懸命畑で育てた野菜を食べて欲しい」
「日ごろからわたしたちの事を考えてくれているからお礼がしたい」
その言葉通り、新鮮な野菜をたくさん振舞ってくださった仮設住宅の自治会の皆さん。



【畑で採れたばかりの新鮮な野菜を焼き、他の入居者にも振舞う自治会の方々】

「これからは甘えてばかりいられない。もうそろそろ自分たちで考え動いて行かねば」
という思いから仮設住宅の入居者が主催となった収穫祭は、多くの野菜と笑顔に囲まれたとても暖かな時間となりました。

【感謝祭の最後は、自治会もサポートセンターの職員も、皆で集まり楽しく話をしました】

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