世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみ・やすお)です。
今日は「本当の幸せ」ということについて考えてみたいと思います。これは誰もが願う大切なものではないでしょうか。でも、「本当の」という形容詞を必要とするほどいろいろの幸せ・幸福感がある訳です。
ですから、こんなふうに考えてみてはどうかと思うのです。本当でないものがどういうものかが分ると本当のものがはっきりする。本当に幸せだと実感できないもの、それを幸せだと言う、あるいは思う、思わされているもの、そういうイメージ、それは本当の幸せではない訳ですね。
例えば結婚。普通は結婚というと幸せというイメージがあります。でもまだしてない人には特にそう思うかもしれません。現実には不幸に終わってしまうケースがたくさんある訳です。またこういうものもあります。ある人には幸せだけれども、ある人にはそう感じられない。本当の幸せというのは普遍的なものであるはずですねえ。また本当の幸せというのは変らないもの。変ってしまうもの、それは本当のものではないのではないでしょうか。
でもそんな、いつでも誰でもが自分のこととして実感できる、しかもそれがずうっと続いていく、変らない幸せ、そんなもの、この世の中にあるんでしょうか。人間の変ってしまう状況や出来事の中にそれはあり得ない訳です。
聖書では、結婚も家庭も仕事も、一人で生きるにしても人生を幸せにするのは変ってしまうものや状況・人ではなく、あらゆる良いもの・良くするものの根源である創造主なる神様にあると言うのです。ですからどんな人も心から幸せを実感し、ずうっと味わっていける変らない本当の幸せ、この幸せの源なる神様をしっかり持っていること。それが幸せだ。幸せのもとだと言うのです。
旧約聖書のイザヤ書48章の17、18節にはこう書かれています。「わたしは、あなたの神、主である。わたしは、あなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く。あなたがわたしの命令に耳を傾けさえすれば、あなたのしあわせは川のようになる」こんな幸せを味わってみてください。
(PBA制作「世の光」2007.01.19放送でのお話しより )
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