世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、聖書の中での一番有名な句というふうに言われますのは、ヨハネの福音書の3章16節ということになってますねえ。
えー、お読みしてみますが、
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
という(ことです)。
聖書って何書いてあるんだろうということを、もし一句に凝縮することができるとすれば、この句にまとめることができるだろうというふうに言われるぐらいですね、神様は私たちを愛していらっしゃる。 そのために御自分の独り子さえもお与えになった。 その目的は、その御子イエス・キリストを信じる者が一人として滅びることなく永遠のいのちを持つようになるためなんだということですよね。
で、この中で、「ひとりとして滅びることなく」ということばがありますねえ。 「ひとりとして滅びることなく」 大雑把にという意味ではなくて一人ひとりを大切にして、「ひとりとして」滅びないように(と)。
この(「滅びる」という)ことばは元々のことばでは アポリューミ ということばなんですけれども、このことばはですね、後ほどパンの奇跡の所で使われていることばなんですね。 というのは六千人(男たちが五千人)もの人たちに十分、たった五つのパンと二匹の魚でですけども、それをもってイエス様は豊かに皆さんに供給してあげた。 で、その後、イエス様はこうおっしゃった。 「一つもむだに捨てないように」「余ったパン切れを・・・集めなさい。」(ヨハネ 6章12節) というふうにおっしゃった。 この「一つもむだに捨てない」というこのことばが「ひとりとして滅びることなく」というこのことばと同じことばが使われているんですね。
イエス様がいくらだってパンを増やすことがおできになる方なのに、敢えて、一つも無駄に捨てちゃいけないよ、とおっしゃったのは、こういう意図がおありだったから。 つまり、こんなにあるんだから一つくらい無駄にしたって、こんなにたくさん人がいるんだから一人ぐらい無駄な人生を送ったって無駄になったってしようがない、というふうに考える一般的なそういう考えとは違って、イエス様は、一つも無駄でいいものはない、ひとりとして無駄な人はいない(と)。 同じように一人として滅びることがないように神はその独り子をお与えになったのだ、というこのことですね。
私たちは、周りのひとりの人をも大切にし、自分自身も神に愛されている大事な一人だ。 そういうふうに思いながら歩みたい。 そう思います。
( PBA制作「世の光」2008.8.4放送でのお話しより)
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