世の光の時間です。2005年最後の日ですね。この一年、いかがお過ごしでしたでしょうか。羽鳥 明です。
さて今日の世の光は皆様からお寄せいただく心に残る聖書のことばの御紹介です。今年最後のこの日のためにお寄せくださいましたのは東京都世田ヶ谷区にお住まいの小山さんで、聖書のことばは旧約聖書詩篇121篇1節、2節。文語訳でお送りくださいました。
「我、山に向かいて目をあぐ。わが助けはいずこより来るや。わが助けは天地(あめつち)を造りたまえるエホバより来る。」
感謝します。このみことばはいつも私の口にあり心にあります。いつも困った時の神頼みで身勝手な私の願いでも祈りでも、このみことばを口にして祈る時に神は私の必要に対してお答えくださいます。神様からの答えは、どんなものでも私にとってはすばらしいことで、うまく表現できませんが、いつも問題があると神はお答えくださいますので感謝しています。
小山さんありがとうございました。ラスキンは、「山は神を見上げるために造られた」と言いました。私たちは人ばかり見て上を見上げないことがありますねえ。私の先輩で今は亡き、すばらしい牧師になった方はこう語ってくださいました。「私はねえ大学生の頃、放蕩三昧、本も布団も質に入れ、金に困って上野から文京区の大塚までお金が落ちていないかと地面を見つめて歩いたことがあったよ。羽鳥君、地面にはろくな物が落ちていないねえ。ゴミや汚いものばかりだ。それから僕はクリスチャンになって上を見上げる者にされたんだよ。本当の助けは天地を創造されたまことの神、愛の神から来るんですね。神様はどん底の私たちを助けてくださるお方、私たちの命、魂を強くしてくださり、どんな時にもくじけず、よろめかないようにしてくださるのですねえ。山に向かって目をあげる者になりたいものです。
小山さんの心に残る聖書のことば。
「我、山に向かいて目をあぐ。わが助けはいずこより来るや。わが助けは天地(あめつち)を造りたまえるエホバ(神)より来る。」(「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る。」) 旧約聖書詩篇121篇1節、2節のことばです。
それではまた聞いてください。
( PBA制作「世の光」05.12.31放送でのお話しより )
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