♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■主権はその肩にあり/板倉邦雄

2015年12月23日 | Weblog
2015/12/23放送

  「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」イザヤ書 9章6節

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「主権はその肩にあり」という題でお話ししましょう。

 主権とは辞書を引きますと、「国家を統治する最高の権力」とあります。さてここでの聖書の主権は「神の主権」のことを言っています。イエス・キリストの肩に神の主権がかかっている、と言っているのです。神の主権とは神様がこの世界の営みをすべて計画したこと、そしてその計画に従ってこの世界を創造されたこと、そしてこの世界の営みと歴史を支配し、私たちの救いを成し遂げた事です。ちなみに神の主権が乗っかっている肩は単数ですからイエス・キリストはこの天地万物の創造と天地万物の支配と統治の権力を片方の肩で支えておられるのです。この神の主権を片方の肩で支配し統治することのできる方がイエス・キリストと言う人となってこの世に来てくださいました。そして迷える羊である私たち罪人を救う救い主としてこの世に来られたのです。

 ある時、取税人や罪人たちが皆イエス様の話を聞こうとして近寄ってきた時でした。すると分離主義者のパリサイ人がつぶやいて、「このイエスは罪人たちを迎えて一緒に食事をしている。」と言ったのです。そこでイエス様は一つの例え話をお話になりました。

 あなたがたの内に100匹の羊をもっている者がいたとしましょう。その一匹がいなくなったら、いなくなった一匹を見つけるまで探し歩かないでしょうか。そして見つけたら喜んで羊を自分の肩、---この肩は両肩です---、自分の肩に乗せ、家に帰って来るでしょう。

 イエス様は自分勝手で迷える私たちを両方の肩に乗せて迷いの道から救い出してくださるのです。
 イエス様のことばです。
 「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。
   ルカの福音書 19章10節 (新共同訳聖書)

 (PBA制作「世の光」2015.12.23放送でのお話より )

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ■ヨセフを変えた神の夢 4 ... | トップ | ■私たちに与えられる/福井 誠 »