♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■哀歌を悲しんで歌う / 福井 誠

2017年08月09日 | Weblog
2017/7/5放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「哀歌を悲しんで歌う」です。それではエゼキエル書32章16節を読んでみましょう。

 「 これは人々が悲しんで歌う哀歌である。諸国の民の娘たちはこれを悲しんで歌う。エジプトとそのすべての群集のために、彼女らはこの哀歌を悲しんで歌う。

 エゼキエル書32章はエジプトに対する預言とされるものです。預言が語られた日付もはっきりとしていますね。第12年の第12の月の1日つまりエホヤキンという王様がバビロンに捕虜として連れ去られてから12年目のこと、紀元前586年のことです。それは丁度エルサレムがバビロンの攻撃によって陥落した年です。この時ユダヤ人は目の前で首都エルサレムが炎上し崩れ去って行くのを目撃しました。そこでエレミヤは、このバビロンの勢いは止まらずイスラエルの南に位置するエジプトにまでその破壊的な力が及ぶ、と預言したのです。そしてエジプトの国の人々のために悲しみの哀歌が歌われると言うのです。

 しかしながら当時、一体誰が歴史のある大国エジプトが滅びると考えたことでしょう。新興国バビロニアが起こる前からずっと世界の覇者であり続けてきたエジプトがやがて網に捉えられ捕獲され川の中で暴れ回りながら弱らされて死に絶えていく鰐のようになる、というのです。エラムやエドム、シドンと言った弱小国が滅ぼされるのは分かります。しかし超大国がそれら弱小国と同じ運命をたどるようになると言うのですね。そして確かに神の言葉は成就していきます。

 大切なのは王国の盛衰も神の定めなのだとされていることです。私たちはその時々の国々の力関係で世界情勢は動いていくのだと考えがちです。けれどもそうではありません。背後にあって歴史を支配しておられる神がいるのです。そして神は正しいことをする国に勝利を与えられます。だからエジプトを飲み尽くす勢いのあるバビロンでさえ悪に傾くことで同じように滅ぼされていくのです。となれば神は恐ろしくもありますが、逆に神の存在は正しい者の希望です。神に大いに期待して歩みたいものですね。

(PBA制作「世の光」2017.7.5放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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