♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■杯を取り / 板倉邦雄

2017年11月28日 | Weblog
2017/10/24放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「杯を取り」という題でお話ししましょう。
 
 千利休がキリスト教徒であったという説があります。千利休はお茶の作法をキリスト教の聖晩餐すなわち聖餐式から取り入れたとも言われています。

 さてルカの福音書22章からの続きです。イエス様は弟子たちとの過ぎ越しの食事の最中でしたが、おもむろに杯を取り、感謝の意祈りを捧げてからこう言われました。
 この杯を「取って、互に分けて飲め。 あなたがたに言っておくが、今からのち神の国が来るまでは、わたしはぶどうの実から造ったものを、いっさい飲まない。」(17節、18節)

 神の国がこの世に実現するまではイエス様はぶどうの実で作った酒は一切飲まない、と言われたのです。逆にイエス様が再びこの世に来ますという希望のことばなのです。

 またイエス様は続けてパンを取り、感謝の祈りをしてからパンを裂き、弟子たちに与えてこう言われました。
 このパンは「あなたがたのために与えるわたしのからだである。わたしを記念するため、このように行いなさい。」(19節)
 
 いよいよ聖晩餐の制定です。パンはイエス様の身体を表していました。パンを裂く行為は御自分の身体がこのパンのように十字架の上で切り裂かれることを予告していました。このイエス様のいのちのパンが割かれて信頼する人々に与えられるのです。

 さて、食事が終わろうとしていた時です。イエス様は再び大きな杯を取り上げました。そしてパンを配った時と同じようなことを言われたのです。
 「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。」(20節) 
 神の子羊イエス・キリストが来られるまでは動物が私たちの罪の償いのために身代わりとなって罪の赦しが与えられていました。しかし、新しい契約は神の子羊イエス・キリストの十字架での血潮によって建てられた約束だったのです。

 「世の罪を取り除く神の小羊。」(ヨハネ1章29節)と洗礼者ヨハネはイエス様を人々に紹介しました。私たちの身体を流れる血潮は私たちのいのちを支える液体です。酸素を運び栄養を運び、そして何よりも老廃物や毒素を排除する働きがありますねえ。イエス様の十字架の血潮は私たちのいのちなのです。

 聖書のことばです。
 「血を流すことなしには、罪のゆるしはあり得ない。
           ヘブル人への手紙 9章22節 (口語訳)

   (PBA制作「世の光」2017.10.24放送でのお話より )

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