♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して65年の
「世の光」を文字で 

■愛の教育者 津田梅子 / 岩井基雄

2017年10月02日 | Weblog
2017/8/28放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。第四週の月曜日は、歴史の中を歩んだクリスチャンの生涯から学んでいますが、今日は女性に愛の教育を届けた津田梅子について学んでみましょう。

 1871年明治4年、岩倉具視が導く欧米使節団の一行にあどけない少女の姿がありました。それが最年少の女子留学生、6歳の津田梅子でした。東京府士族であり教育者でもあった津田仙の次女として生まれた梅子は6歳で世界を見るチャンスを得、ワシントン郊外のランマン夫妻のもとで現地の初等そして中等教育を受けます。またキリスト教にも触れ、聖書が語る神様の愛も教えられた梅子は8歳の時に自分の罪を認めキリストを信じる信仰を持ち、洗礼を受けました。自立心旺盛であった梅子は人に流されず、神の前を歩む一人の女性として成長し、幼子のような信仰を貫きます。17歳で帰国した彼女はショックの連続でした。特に女性の置かれていた過酷な状況に涙し、女性の地位を高めたいとの思いが募ります。伊藤博文の勧めで華族女学校の教師になりますが、理想の学校を作りたい、と彼女は再度アメリカに留学します。留学先のブリンマー大学で質の高い少人数教育を受けたことがその後の梅子の教育観に繋がります。帰国後も華族女学校などで教える傍ら、27歳の時アメリカにヘレン・ケラーを訪ね、立ち寄ったイギリスではナイチンゲールとも会見します。キリストの愛をもって活躍する女性たちの姿に感動した梅子は1900年明治33年、後の津田塾大学となる女子英学塾を創設し、神の愛を基盤とした女子教育を始めるのです。個性を重んじる少人数教育、女性としての全人教育を訴え続けた梅子はあらゆる困難の中にあっても神に信頼し、真の愛の教育を目指し続けました。幼い頃に持った神への信仰と愛は彼女の使命を支え続けたのです。

 聖書のことば
  「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。
     新約聖書 マルコの福音書 10章14節

   PBA制作「世の光」2017.8.28放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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