♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■誰が一番偉いか / 板倉邦雄

2018年01月02日 | Weblog
2017/11/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
 今日は「誰が一番偉いか」という題でお話ししましょう。
 
 人よりも偉くなりたい、人よりも上に立ちたい、とは私たちの生まれつきの欲求でしょうね。イエス様の十二弟子たちも例外ではありませんでした。

 さて、最後の晩餐の食卓です。自分たちの中で誰が一番偉いだろうか、論争が始まってしまいました。イエス様との最後の夕食の時です。この世での最後の別れとなる時です。弟子の一人がイエス様を裏切ろうとしている時です。弟子たちの頭の中は自分たちの中で誰が一番偉いのかということで一杯でした。そのために激しい争いに発展していったのです。「師の心、弟子知らず」ではなかったでしょうか。

 みかねたイエス様は論争する弟子たちに言われました。「異邦人の王様たちはその国民の上に君臨したがります。また権力をふるっている者たちはしばしば恩人と呼ばれています。しかしあなたがたはそうであってはならない。かえってあなたがたの中で一番偉い人は、一番歳が若い者のように自分を低くしなさい。また指導する人は仕える者のようになるべきである。」

 神様の前で本当に偉い人とは、自分を低くする謙遜な人、自分を雑巾にして人に仕える人だ、とイエス様はおっしゃっているのです。

 その理由についてイエス様は次のように言われました。「食卓に着く人と給仕する者とどちらが偉いでしょう。もちろん食卓に着く人の方です。しかし私はあなたがたの中で給仕する者のようにしています。」(参照 ルカ22章27節)

 神の子であるイエス様が弟子たちの間で自分を僕のようにして仕えたのです。最後の晩餐の時は、弟子たちの汚(けが)れた足を洗いました。まさに雑巾のようになられ、そして雑巾のように人々に捨てられたのです。イエス様はその生涯を通して、本当に偉い人は誰か、ということを私たちに示してくださいました。

 ある人が、古代のキリスト教会で有名な指導者アウグスチヌスという人に質問しました。「先生、キリスト教徒にとって最大の徳目は何ですか。」 彼は答えました。「謙遜ですよ。」「では二番目は何ですか。」「謙遜です。」「では三番目の徳目は?」「それも謙遜です。」という話は有名です。

   (PBA制作「世の光」2017.11.7放送でのお話より )

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