♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して65年の
「世の光」を文字で 

■あなたのものです / 関根弘興

2017年05月01日 | Weblog
2017/3/27放送

世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
イエス・キリストはご自分と共に生活していた弟子たちに、どのように祈ったらいいのかを教えられました。教会では「主の祈り」として毎週礼拝で祈られているものです。

 この祈りの最後は、「国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン」(マタイ 6章13節)という、神様への賛美で終わっているんです。

 人は国と力と栄えを求めたがりますよね。自分が所有するものが欲しい。支配する力が欲しい。権力や栄誉が欲しいと願います。もちろん何かの働きの結果として力ある立場や栄誉を受けることはあります。それは喜んで受けたらいいんですね。しかし国と力と栄えを受けるに相応しい方は神様ご自身なのだということを私たちはいつも心に留めておくことは大切なことです。

 私たちは弱くても栄誉がなくても構いません。なぜなら天のお父様がおられるからです。私たちに特別な力がなくても大丈夫です。なぜなら「国と力と栄えはあなたのもの」と語られる神様は全能なるお方なんですから。

 讃美歌の中に、「主、我を愛す」という賛美がありますが、その歌詞の中には、「主は強ければ我弱くとも恐れはあらじ」と歌われているんです。その通りですね。イエス・キリストを信じる一人ひとりは、すべてを治めておられ力と栄光の源である神様の子どもとされているんです。それだけで十分ではありませんか。

 またイエス様は、「わたしは・・・あなたを離れず、・・・あなたを捨てない。」(ヘブル 13章5節)と約束してくださっています。

 ところで、この「国と力と栄えは、とこしえにあなたのもの・・・です。」というこの部分は、最古の写本・・・まあ聖書の写しですね、最古の写本ではこの句は欠けていたそうです。つまり、このことばは途中から付け加えられたようなんですねえ。当時、ローマ帝国の支配下にありました。ローマ市民は、国と力と栄えはとこしえにローマ皇帝のものです、と告白しなければなりませんでした。しかしクリスチャンは主の祈りの最後に、敢えて、「国と力と栄えは、とこしえに神様、あなたのもの・・・です。」ということばを付け加えて祈っていったのです。ローマ皇帝ではなく神様こそすべての支配者なる方だという勇気ある告白ですね。そしてこの告白が今も続けられているられているんですねえ。

 どうでしょうか。あなたもイエス様が教えられた主の祈りをご一緒に祈っていきませんか?

 (PBA制作「世の光」2017.3.27放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

この記事をはてなブックマークに追加