♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■急がば回れ / 板倉邦雄

2017年04月05日 | Weblog
2017/3/1放送

  世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「急がば回れ」という題でお話ししましょう。西洋のことわざにも、「一番長い回り道は一番の近道」とあります。

 さてモーセはカデシュの宿営地からエドムの王様に使者を遣わすことにしました。エドムと言えばイスラエル -ヤコブ- の兄のエサウの領地でした。モーセに遣わされた使者はエドムの王様にモーセのことばを伝えました。
 「あなたの兄弟イスラエルはこう申しています。あなたはイスラエルの先祖がエジプトへ下って行き、400年の年、久しくエジプトに住んでいたのを知っているでしょう。しかしエジプト人が私たちの先祖たちを苦しめ悩ましました。そこで主なる神様に呼び求めますと主なる神様は私たちの声を聞き、一人の天の使いを遣わして私たちをエジプトから導き出してくださいました。私たちは今王様、あなたの領地の隅にあるカデシュの町におります。そこでお願いがあります。どうか私たちにあなたの国を通らせていただきたいのです。私たちは畑やぶどう畑を通りません。また井戸の水も飲めません。ただ王の大路だけを通り、あなたの領地を過ぎ去るまでは右にも左にも曲がりません。」(民数記 20章14節~17節参照)

 ところがエドムの王様はモーセに答えました。
 「あなたは私の領地を通ってはなりません。もし通るなら私は軍隊を用意してあなたに立ち向かうでしょう。」

 それでもイスラエルの人々は食い下がりました。
 「私たちは大路を通ります。もし私たちの家畜があなたの水を飲んだら代金を払います。」

 しかしエドムの王様は聞き入れてくれません。むしろ境界線に強力な軍隊を配置したのです。仕方なくモーセとイスラエルの人々は回り道をして旅を続けることにしました。無用な争いや戦いを避けたのです。

 血を分けた肉親や兄弟姉妹であれば、道を通らせてくれても良いでしょう。水を飲んだら代金も払う、と提案しているのですから。争いや戦いは全く赤の他人とではなく、むしろ身近な親しい間で起こるものです。

 聖書のことばです。
 「あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。」 
             ローマ人への手紙 12章18節
 
  (PBA制作「世の光」2017.3.1放送でのお話より )

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