♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛に裏打ちされた挨拶は

2010年09月27日 | Weblog
2010/9/27放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 

 えー、世の光を担当しているアナウンサーでですねえ四元さんて方がPBA・大平洋放送協会の中にいらっしゃるですけれども、この方がお話ししておられました。 御近所にですね小学校3年生の坊やでトモくんていう方がいらっしゃるんだそうですけども、毎朝のようにお父さんを励ましながら学校へ行くんだそうですよ。 というのはお父さんのほうがトモくんよりも後から出勤されるようなんですね。 それでこのトモくんが「行ってきまーす!」って外から大きな声で言いますと、二階から顔を出したお父さんが「気をつけて行くんだよー!」っておっしゃるんだそうですね。 で、トモくんが「パパも今日会社でしょう?」「うん、そうだよ。」「パパ、頑張ってね!」「分った! 頑張るよ。」「行ってきまーす!」 これが毎朝あるんだそうですねえ。 微笑ましい光景だなあと思うんですけどねえ。

 あのう、前に紹介したことがあったかなあと思うんですけれども、小学校2年生の子どもの詩で、こんなのがありました。

   おかあちゃんが 「きをつけてね。」と いった。
   ぼくは 「はい。 いってきます。」と いった。
   おかあちゃんのこえが ついてきた。
   がっこうまで ついてきた。 

 この子はお母さんと別れて一人で学校に行く訳ですけども、一人ぼっちではない、お母さんのその声がずっと学校までついてきた、って。 先程のトモくんの挨拶ではないですけど、きっとお父さんが会社に行ってもトモくんが「パパ、頑張ってね」っていうその声がずうっと心の中に残っているんじゃないかなあって思いますし、トモくんも学校に行ってもお父さんが「気をつけて行くんだよー」って言って励ましてくれたその声が心の中に響いていくのかなあ、っていうふうに思ったりしますねえ。 

 で、イエス様が私たちにですねえ、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいる」(マタイ 28章20節 口語訳)と約束しておってくださるんですね。 で、お母さんの愛に裏打ちされたことばが、ずうっとその子どもを追いかけていくように守ってくれるように、またお父さんのまたトモくんの互いの優しさに裏打ちされたその挨拶のことばがずうっと励まし続けてくれるようにですね、私たちのために命を捨てるほどに愛してくださった主イエス・キリスト、 そしてよみがえって今も生きていらっしゃるイエス・キリストが、いつもあなたと一緒にいるよ、とおっしゃってくださるその声を心に受けながら日々過ごしたら素晴しいと思いますね。

  ( PBA制作「世の光」2010.9.27放送でのお話しより)


******

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


******

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする