♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■嵐を収める神

2009年07月11日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義(なおよし)です。

 私たちは時に、人生の嵐に遭遇することがあります。 自分の経験や能力や努力ではどうすることもできない、そんな苦しい状況に立たされることがあると思うのです。

 今から約二千年前、イエス・キリストとその弟子たちはガリラヤ湖という湖で嵐に遭遇しました。 激しい暴風が起こり、彼らの舟は波をかぶって今にも沈みそうになりました。 ところが何とイエス様は舟の後ろの方で眠っておられた、と聖書は言います。 

 弟子たちはイエス様を起こして言いました。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」(マルコの福音書 4章38節) 

 自分たちの苦しみ、自分たちの必死の努力にイエス様は思うように応答してくださらない。 弟子たちの内に、そんなあせりと憤りがあったことが窺えます。

 そんな中、イエス様は起き上がり、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われました。 すると風は止み嵐は完全に収まった(マルコの福音書 4章39節参照)、と聖書は言います。

 あの嵐の中で弟子たちはかけがいのない大切なことに気づかされたと言えます。 イエス様の愛や力をどこかで疑ってしまっている。 イエス様に対するそんな無理解があったということ。 彼らはそのことに気づかされたと言えます。

 しかし実際にはイエス様は彼らを深く愛し、彼らを救い出してくださいました。 それも彼らがイエス様の愛と力を深く知ることができるように、そしてこれから起こるどんな嵐の中でもイエス様を信頼して歩むことができるように、彼らにとって一番ふさわしい時にイエス様は彼らを救い出してくださったのです。 

 人生の嵐に遭遇する時、イエス様の力を信頼し、イエス様の愛に頼る人は幸いです。 どうすることもできない状況の中であっても、イエス・キリストに信頼する人は必ず救い出されるからです。 嵐を収めることのできる神、イエス・キリストのことばにどうぞ耳を傾けてください。 

  ( PBA制作「世の光」2009.7.11放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblical.jp 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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            (自由ケ丘キリスト教会内)

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