世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日は聖書の中のヨハネの福音書11章40節から読んでみましょう。
「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」
エルサレムから3kmほど離れた所にベタニヤという町があります。そこには、イエスが必ず訪れ疲れを癒す、ラザロという人の家がありました。ラザロは、マリヤとマルタという姉妹と三人で平和に暮らしていたのですが、ある日、病気になって死んでしまうのです。悲しむマルタとマリヤのもとをイエスが訪れました。
マルタはイエスの顔を見ると、「もしここにいてくださったなら、兄弟のラザロは死ななかったでしょうに。」(ヨハネの福音書11章21節参照)と、泣き出してしまいました。妹のマリヤも同じように兄弟ラザロの死を悲しんでいました。
イエスは心を動かされ、ラザロの墓を訪れ、墓石を除くように言います。ラザロが死んでから、もうすでに四日も経っていました。しかしイエスは祈りながら大声で叫んだのです。「ラザロよ。出て来なさい。」(ヨハネの福音書11章43節)
聖書は、布に巻かれ死んで臭くなっていたはずのラザロが(墓から)出てきたと語っています。
この出来事をどう受けとめたら良いのでしょう。理性ではとても受けとめられないことですねえ。しかしイエスは言っています。「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る」(ヨハネの福音書11章40節)
生まれつきの盲人の目を開けることも、また、死人をよみがえらせることも、人間には決してできないことです。それは神にのみ可能なことであり、神の栄光を表す出来事です。
あなたの生活の中にも、これはもうだめだと投げ出してしまいたくなるようなことがあるかもしれませんねえ。しかしそんな時に、ラザロをよみがえらせた神の力があることを思い出していただきたいと思います。「信じるなら、あなたは神の栄光を見る」 そんな人生が私たちにはあるのです。
( PBA制作「世の光」2008.5.15放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
******
東海福音放送協力会へのお問い合わせは、
464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10
自由ケ丘キリスト教会内
電話052-762-2196 へ