お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
ある日の新聞の子どもの歌のコーナーに、「笑顔」と題して横浜の港南台第二小学校5年生石田まりやさんの詩が掲載されていました。紹介してみましょう。
「笑顔」
笑顔は誰がやっても相手は心が嬉しくなる顔
いつも暗い顔をしていたり
いつも悲しい顔をしていたら
みんなの心は嬉しくならない
笑顔ってとても大切な顔なんだ
この詩を解説してしばらく前にお亡くなりになった川崎ひろしさん、こんなふうにおっしゃっていました。「そうなのだとつぶやきました。」 本当にそうなのですよね。それぞれにそれぞれの顔の形があるのは言うまでもありません。しかし、どの顔にも共通して言えることは、いい顔というのは笑顔だという事ですよね。
まあ中には、笑ったことは一度もありません、そんなふうにしていつでもむっとしている人がいます。あるいは世界の不幸を自分一人が背負っているような暗い顔の方もいます。また、何がおもしろくないのか、何がつまらないのかという顔もあります。不機嫌な顔は周囲に実に不快感を撒き散らしているよぅな気がいたします。
さて、いつも笑顔でいるためにはどうしたらいいでしょうか。笑えるような楽しいことや嬉しいことが毎日ざらにあるものじゃありませんよねえ。まあむしろ、ことごとに苦虫を噛み締めたいようなそんなことが多くて、そんな顔になってしまいますよね。しかし私たちの心の中に、もし感謝がいつもあったとしたらどうでしょうか。その感謝は必ずあなたの顔を安らかにし、微笑ませ、いい笑顔を作らせるに違いないと思います。パワーですよね。
旧約聖書のネヘミヤ記という8章10節という所には、「神を喜ぶことは、あなたがたの力です。」ということばがあります。私たちにとって、神を喜ぶなどという事はあるんでしょうか。どういうことが神を喜ぶという事なんでしょうか。それは神に感謝する事です。あらゆる事を感謝することです。神にお任せし、神に信頼することです。神に任せて安心することです。この時、聖書にあるように、「 神は笑いをあなたの口に満たし、喜びの叫びをあなたのくちびるに満たす。」旧約聖書のヨブ記の8章21節です。
この、まりやさんがですねえ、歌ってるっていうか、詩を書いていますように、笑顔は誰がやっても相手は心が嬉しくなる顔。そうなんですよね。それはあなたにとって大切な大切な顔ですし、あなたの御家族、あなたの周りの人々にとっても実に大切な顔になるに違いありません。
(PBA制作「世の光」2005.4.28放送でのお話しより )
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