イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

高校駅伝を走った全盲ランナー

2008-12-09 10:21:52 | 陸上競技・ランニング
 2005年の高校駅伝。京都府予選女子の部。
 全盲のランナーが出場しました。
 伴走者の「助力」を受けたため、競技規則上オープン参加扱い。
 「助力とは違うよ」と思うけれど、そこはルールならしかたないでしょう。

 さて、その伴走。
 選手より、走力が上でないとつとまりません。
 「それなら、その伴走する人が走った方が記録がいいってことじゃない?」と思いました。

 実際はすごい方法だったのです。
 1区を走った選手が、4区スタート地点に移動。そして、伴走者として全盲ランナーと一緒に走る。
 
 それは、すごいですよ。
 1区6kmを全力で走り、20分そこそこの時間に移動して、また4区3kmを伴走者として走る。感動です。
 いつも一緒に練習していて、一番走りのリズムをわかってくれるのでしょう。

 私も、視覚障害者の方の伴走をさせてもらったことがあります。
 一人で走るよりもペースは遅いのに、疲労度は大きかったです。
 でも、ゴールの喜びは2倍以上。

 いつかまた、チャンスがあったら挑戦してみたいです。