17日の日経平均は43円75銭高い16900円12銭で終了 MBO非上場化のアデランス急騰 東電急落

東証大引け、続伸 米株高も円高で上値重い、2週間ぶり薄商い  2016年10月17日 日経夕刊
 17日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前週末比43円75銭(0.26%)高の1万6900円12銭だった。前週末の米株式相場の上昇を支えにした買いが優勢だった。ただ円が1ドル=104円近辺に接近するなど、前週末より円高・ドル安で推移したため、上値は重かった。
 朝方は買いが先行し、上げ幅は一時100円に迫った。前週末14日の米国株式市場では、金融大手ゴールドマン・サックスの上昇をけん引役にダウ工業株30種平均が上昇した。JPモルガン・チェースの市場予想を上回る決算や堅調な米小売売上高を受け、米景気の回復期待が広がった。市場では「海外投資家が円買い・株売りのポジションを解消するため買い戻しを入れた」(SMBCフレンド証券)との声があった。
 前場中ごろには下げに転じる場面があった。10時台に発表された中国・人民元の基準値が1ドル=6.7379元と約6年1カ月ぶりの安値に設定され、中国からの資金流出などを警戒する売りが出た。ただ、午後は円相場の伸び悩みと歩調をあわせ、日経平均は持ち直した。
 JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前週末比56.08ポイント(0.47%)高の1万2102.44だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、5.37ポイント(0.40%)高の1352.56で終えた。
 東証1部の売買代金は概算で1兆6333億円と、3日以来2週間ぶりの少なさだった。売買高は15億2703万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1204と全体の6割を占めた。値下がりは624、変わらずは157だった。
 ソフトバンクが上昇した。京セラ、日東電、TDK、信越化などの電子部品関連も堅調だった。三菱UFJ、みずほFG、みずほFGもそろって小幅高だった。前週末に増配などを発表したドトル日レスは年初来高値を付けた。半面、ファストリは軟調だった。KDDI、電通など情報通信株は下落。塩野義も下げた。16日の新潟県知事選の結果を受け東電HDも大幅に下げた。
 東証2部株価指数は続伸した。マグネシウム関連と位置づけられる神島化が上昇。省電舎も高い。半面、ジー・スリー、MCJが下げた。
 きょう東証2部に新規上場したマーキュリアは公開価格(1450円)を4%下回る1390円で初値を付け、その後は同水準近辺で推移した。

新興株17日、ジャスダックは3日続伸 マザーズは6日ぶり反発 2016年10月17日 日経夕刊
 17日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前週末比10円85銭(0.43%)高い2556円15銭だった。6月10日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。業績発表や新規サービスの開始など、好材料が出た中小型株を物色する動きが広がった。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で347億円、売買高は8117万株だった。オリコンやアエリア、ブロッコリーが上昇した。半面、ベクターやFVC、ウェッジHDは下落した。
 東証マザーズ指数は6営業日ぶりに反発した。終値は前週末比4.19ポイント(0.45%)高い941.79だった。午前は売りが出る場面が多かったものの、前週末14日までに5日続落していたため、午後は下値を拾う動きが出て指数を押し上げた。ブランジスタやマイネット、フロンテオが上昇した半面、そーせいやメタップス、串カツ田中が下落した。


アデランス、過去の成功モデル限界 MBOで上場廃止へ 2016年10月15日 日経
 アデランスがMBO(経営陣が参加する買収)に至った背景には、過去のビジネスモデルが通用しなくなったことがある。百貨店や路面店などでの対面販売が中心だったなか、近年はネット販売が台頭。堅調に推移する女性向けかつら需要を狙い、異業種から低価格かつらの参入が相次いだことも業績低迷に追い打ちをかけた。
 「ビジネスモデルを転換していく必要がある」。14日に都内で開いた説明会で津村佳宏副社長は従来の手法の限界を認めた。これまで積極的なテレビCMや広告で新規顧客を獲得。主要販路である百貨店での展示会を重要な販売手法に据え、成長してきた。
 同社の手法に陰りが見え始めていたのはここ数年だ。「テレビCMに反応する消費者からの電話が減った」(同社幹部)といい、新規顧客の掘り起こしに苦戦。百貨店での展示会の隣接施設では競合他社が安価なかつらを売る状況が増え、事業悪化に拍車がかかった。
 インテグラルの山本礼二郎代表はアデランスについて、米投資ファンドのスティール・パートナーズとの対立による経営混乱で「残念な人員整理があり、その人がライバルとなり競争激化を生んだ」と現状を分析した。
 津村副社長は「まず国内の弱体化している部分を直す」と強調。インターネットなどへの広告掲載を積極的に増やし、基盤を再構築する。
 中長期的には成長余地の大きい海外を伸ばす。筆頭は世界最大の米国市場。2つの子会社を通じて運営する店舗数を2018年度までに15年度比で3割増の約140店に増やす。欧州では英や仏など進出済みの国のほか、スペインなど未進出国にも積極出店する。

アデランス、MBOで非上場化 1株620円で買い付け 2016年10月14日 日経夕刊
 かつら最大手のアデランスは14日、MBO(経営陣が参加する買収)で非上場化すると発表した。M&A(合併・買収)助言を手掛ける投資ファンド、インテグラル傘下のアドヒアレンスがアデランス株を1株620円(14日終値は480円)でTOBを実施する。非上場化により、事業基盤の強化を急ぐ。
 アデランス株は東証1部を上場廃止になる見通しで、東京証券取引所は同日付で監理銘柄(確認中)に指定した。
 買い付け予定数の下限は1953万2800株で、達しない場合は全ての応募株の買い付けを行わない。普通株の取得額は最大で226億円となる見込み。
 同日、アデランスが発表した2016年3~8月期の連結決算は、最終損益が13億円の赤字(前年同期は3億円の黒字)だった。売上高は前年同期比5%減の378億円だった。


 週明け17日の日経平均ですが、先週末終値(16856円37銭)よりも15円47銭高い16871円84銭でスタート&9時半頃に16954円44銭まで上昇した後は利食い売りに押されて11時頃に16821円49銭と先週末終値を割り込む水準まで売り込まれましたが、その後はやや戻して午前は先週末比24円61銭高い16880円98銭で終了。
 午後は16880円~16920円の40円程のレンジを方向感のない展開で推移。終値ベースでは先週末比43円75銭高い16900円12銭で終了しました。
 東証1部の上昇組ではアデランスがストップ高となる80円高の560円で16.67%高。MBOで非上場化ということで1株620円で買い付けるようですが、明日はこの近辺まで上昇してから膠着のパターンでしょうか。
 他、ジャパンディスプレイが8.29%高となるなど24銘柄で5%以上の上昇。
 一方の下落組ではネオスが9.27%安となった他、東電が下落率ランキング2位にランクイン。
 東京電力は、先週末終値(418円)よりも24円安い394円で9時07分によりつき、11時02分に382円まで下落した後は385円を挟んだ様子見となり終値ベースでは33円安の385円で終了して7.89%安。こちらは言うまでもなく新潟県知事選で共産らが推した米山隆一氏が自民らが推す長岡市長を17年近く務めて知名度もそこそこあった森民夫氏を破り初当選を決め、その米山隆一氏が柏崎原発の再稼働に慎重姿勢を見せていることによるもの。
 まあ、接戦に追い込まれていたとはいえまさかの保守王国新潟県の県知事選で与党が議席を落とすとは想定外だったでしょうし、サプライズ売りが出てしまったのも致し方ないと思います。
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