25日の米国主要3市場は堅調も原油が4.8%安

米国株、ダウ続伸し70ドル高 ナスダックとS&P500は最高値更新 2017年5月26日 日経
 25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸した。前日比70ドル53セント(0.3%)高の2万1082ドル95セントで終えた。上げ幅を100ドル近くまで広げ、3月1日に付けた過去最高値に迫る場面があった。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが緩やかなペースにとどまるとの観測から買いが続いた。
 2017年2~4月期決算で売上高が市場予想を上回った家電量販店のベストバイの株価は20%超急伸した。発表した四半期決算を手掛かりに大幅高となった銘柄が相次いだことも投資家心理の改善を促した。
 工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、保険のトラベラーズの上げが目立ち、相場上昇をけん引した。
 機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数は上値抵抗線だった2400近辺を突破し、連日で過去最高値を更新。「モメンタム(勢い)を重視する投資家が(一段高を見越して)米株に買いを入れた」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)といい、相場全体は上げの勢いを増した。
 しかし、原油先物相場の下げが相場の重荷になった。石油輸出国機構(OPEC)は25日の総会で協調減産を9カ月延長することで合意したのを受け、期待感から買われていた原油先物には利益確定を目的とした売りが活発になった。シェブロンやエクソンモービルには業績への悪影響を警戒した売りが出て、ダウ平均もやや伸び悩む場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比42.233ポイント(0.7%)高い6205.257で終え、約1週間ぶりに最高値を更新した。
 業種別では全11業種のうち9業種が上昇した。「一般消費財・サービス」「IT(情報技術)」「生活必需品」などが上げた。一方で「エネルギー」「素材」が下げた。
 2~4月期決算で約2年ぶりの最終黒字となった総合小売りのシアーズ・ホールディングスが上昇。証券会社による目標株価の引き上げが伝わった動画配信のネットフリックスも高い。
 アマゾン・ドット・コムは一時999ドルまで上げ、節目の1000ドルに迫った。ダウ平均の構成銘柄ではマイクロソフトや建機のキャタピラー、ホームセンターのホーム・デポが買われた。
 一方で、宝飾品のシグネット・ジュエラーズが大幅安。2~4月期決算で既存店売上高が約12%減り、1株利益は市場予想を大幅に下回ったのを嫌気した売りが出た。2~4月期決算が予想以上の減収減益となった食品大手のホーメル・フーズも下げた。
 原油安を受けて海洋油田掘削大手のトランスオーシャンやマラソン・オイルなど資源株が売られた。ダウ平均ではゼネラル・エレクトリック(GE)や化学のデュポンが下落。金利低下が続きゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも売られた。

NY商品、原油続落 1バレル50ドル割れ、OPEC合意に失望 金は反発 2017年5月26日 日経
 25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が大幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.46ドル(4.8%)安の1バレル48.90ドルで終えた。石油輸出国機構(OPEC)が減産延長を決めたものの、需給改善に向けた取り組みが積極的ではなかったと失望した売りが広がった。
 OPECは25日の総会で、6月末に期限を迎える協調減産を2018年3月まで9カ月延長することで合意した。だが、各国の財務負担を高めるほか、シェール企業にシェアを奪われる可能性があるため減産量の拡大には踏み込まなかった。
 「延長は相場に織り込まれていたほか、減産量の拡大がなかったことが市場の失望を招いた」(クリッパーデータのマシュー・スミス氏)。現行の減産量では世界的な需給均衡につながりにくいとの見方は多く、先物は節目の50ドルを割り込むと損失覚悟の売りを巻き込み、下げ幅を拡大した。
 OPECの減産延長が伝わる前の時間外取引では7月物が一時52ドルちょうどまで上げ、期近物として4月19日以来ほぼ1カ月ぶりの高値を付けていた。
 ガソリンは3日続落し、ヒーティングオイルは続落した。
 金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である6月物は前日比3.3ドル高の1トロイオンス1256.4ドルで終えた。前日公表の5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、米金融政策の正常化は緩やかなペースにとどまるとの見方が広がった。緩和的な金融政策が長引き、金市場への資金流入が当面は続くとの安心感が買いを誘った。
 銀とプラチナも3日ぶりに反発した。


 25日の米国株式市場は続伸。
 NYダウは、前日比70ドル53セント高い21082ドル95セントで終了(0.34%高)。
 ナスダックは、前日比42.23ポイント高い6205.26ポイントで終了(0.69%高)。
 S&P500種は、前日比10.68ポイント高い2415.07ポイントで終了(0.44%高)しました。
 3M、キャタピラ―、マイクロソフト、トラベラーズ、ユナイテッドヘルス・グループが1%以上の上昇。
 一方、GE、デュポン、シェブロンが1%以上の下落など。
 
 NY原油は、前日比2.46ドル安い1バレル48.90ドルで終了(4.8%安)。
 原油相場の急落っぷりに驚かされましたが、加盟国の協調減産の期間延長には合意したものの、シェール企業にシェアを奪われる可能性があるため減産量の拡大には踏み込まなかったことや、需給改善に向けた取り組みが積極的ではなかったで失望した売りが広がった形で一気に下げた形ですがそれでも一気に4.8%安とは…(吃驚
 NY金は、前日比3.3ドル高い1トロイオンス1256.4ドルで終了しています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 25日の日経平... 26日の日経平... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。