マクロン新党6割獲得、仏下院選で勝利 仏メディア速報

マクロン新党6割獲得、仏下院選で勝利 仏メディア速報 2017年6月19日 日経
 フランス国民議会(下院)の決選投票が18日あり、仏メディアの速報によると、マクロン大統領が率いる新党「共和国前進」が577議席中6割に当たる350議席程度を確保したもようだ。マクロン氏は盤石の政権基盤を手に入れる。極右、急進左派勢力は伸び悩んだ。欧州連合(EU)の政治リスクは下がり、フランスはドイツと共同して統合深化を目指す。
 仏内務省によると、開票率97%時点で共和国前進と共闘する中道「民主運動」グループは325議席を獲得した。共和党(中道右派)グループが130議席、社会党(中道左派)グループが42議席を取った。
 フィリップ首相は結果を受け「国民はマクロン新党に過半数の議席を与えた。1年前は誰も予想できなかった政治の刷新が起きた」との声明を出した。
 調査会社イプソスなどによると、共和国前進グループの獲得議席は350議席程度に達する見通し。マクロン氏と議会が一体となって公約を実現する体制ができあがる。フランスは国民議会が上院に優越する。
 二大政党は歴史的な大敗となった。社会党グループは改選前の284議席から大きく議席を減らして選挙を終えた。共和党(中道右派)グループも改選前は199議席で、敗北した。マクロン氏に有力議員を引き抜かれて弱体化した上に、明確な対立軸を示せなかった。4~5月の大統領選での失敗に続き衰退が鮮明になった。
 大統領選で決選投票まで進んだ極右ルペン氏の国民戦線は改選前の2議席からルペン氏を含む8議席前後となった。ユーロ圏離脱の方針を巡って党内の対立が起き、伸び悩んだ。急進左派メランション氏の「不服従のフランス」グループは25議席前後を取った。
 マクロン氏は高止まりする失業率や経済の低成長を打開するため労働法の改正、歳出の削減などを進める。選挙結果を受けただちに政策の立案に着手する。
 5年前、オランド前大統領も当選直後に社会党が国民議会で過半数を抑えたが、労働法や税制改正などで反発にあった。マクロン氏も痛みを伴う政策の実現は一筋縄ではいかなそうだ。
 欧州の統合深化も掲げており、特にメルケル独首相との協力関係を強化する。ユーロ圏改革や地球温暖化対策で独仏が旗振り役となることを目指す。
 投票率は43%程度で、過去最も低い水準になったもようだ。事前の世論調査でマクロン氏の大勝が伝えられ、関心を失った有権者が多かった。


 選挙戦と言えば、海を渡ったフランスの下院選挙ですが、マクロン大統領が率いる新党「共和国前進」が577議席中6割に当たる350議席程度を確保した模様だそうですね。
 フランスの大統領選は、第1回選挙で4人が支持率20%台で競う異例の展開となり、決選投票ではマクロン氏が極右ルペン氏に反発する方の支持を得て圧勝したものの支持基盤の弱さが指摘されていて今回の選挙で過半数を獲得できるかが焦点でしたが、過半数どころか6割を抑えるとは予想以上の大躍進。
 国内の改革は一筋縄にはいかないでしょうが、今回の選挙結果で政局的にはひとまず安心できる材料になったと言えるでしょうね。
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