15日の日経平均は209円23銭安い16405円01銭で終了 銀行・電力株軟調

東証大引け、続落 3週ぶり安値、米株安や円高・ドル安を嫌  2016年9月15日 日経夕刊
 15日の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比209円23銭(1.26%)安の1万6405円01銭で終え、8月26日以来約3週間ぶりの安値を付けた。前日の海外市場で米国株や原油先物が下落し投資家の心理を冷やした。為替相場が円高・ドル安に振れて、主力の輸出関連株の収益が目減りするとの懸念が広がったのも重荷だった。値がさのファストリ、ソフトバンクが軟調で、両銘柄で日経平均株価を55円押し下げた。
 14日の米ダウ工業株30種平均は2カ月ぶり安値を付けた。石油製品の需要低迷を意識した原油安も重なり、株式市場では米国株の先安懸念が強まった。米国株安とともに東京市場に影響を与えたのが米長期金利だった。このところ続いていた米長期金利の上昇が一服したため、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが次第に優勢になった。円が一時1ドル=101円台に上昇すると、先物に売りが膨らみ日経平均は下げ幅を250円強に広げ、この日の安値である1万6359円を付けた。東証株価指数(TOPIX)の下げ幅が1%超と大きくなり、市場では日銀が午後に上場投資信託(ETF)を買い入れるとの見方が浮上し、売っていた投資家の買い戻しが入って日経平均は午前の取引終了にかけて下げ渋った。
 午後は1万6400円をはさんだ水準で小幅な値動きに終始した。14日に続き日銀のETF買いを上回る規模の売りが先物に出たとの指摘もあり、下げ渋る動きは限られた。15日の取引終了後に発表予定の米小売売上高などの重要統計への様子見ムードも強く、商いは低調だった。
 東証1部の売買代金は概算で1兆8744億円だった。売買高は16億7356万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1412で全体の7割に上った。値上がりは438、変わらずは125銘柄だった。
 JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比131.37ポイント(1.11%)安の1万1670.87だった。東証株価指数(TOPIX)は7日続落し、13.63ポイント(1.04%)安の1301.11で取引を終えた。
 主力のトヨタ、ホンダが安い。セコム、電通も売られた。ファナック、京セラなども軟調だった。半面、アルプスやTDKなど米アップルに部品供給する銘柄は上昇した。信越化、日電硝も堅調だった。三菱商による子会社化検討の報道でローソンが買われ、コンビニ業界再編への思惑からミニストップの上昇も目立った。
 東証2部株価指数は4日続落した。シャープ、サイオスが下げた半面、内海造や朝日インテクが上げた。

新興株15日、ジャスダック続落 カナミックN終値、公開価格の2.7倍 2016年9月15日 日経夕刊
 15日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比11円12銭(0.45%)安い2462円70銭だった。東証1部の大型株が売られ日経平均株価の下げ幅が200円を超えると、新興株などリスク資産を敬遠する動きとなった。市場で注目されたゲーム見本市「東京ゲームショウ2016」はきょう15日に始まったが、ゲーム関連株は高安まちまち。仮想現実(VR)を用いた作品を発表したIGポートは急伸した一方で、新作オンラインゲームへの期待から前日まで買われたベクターは反落した。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で356億円、売買高は6546万株だった。ハーモニックやセプテニHD、田中化研が下落した。半面、マクドナルドや平田機工、リプロセルは上昇した。
 東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比11.18ポイント(1.22%)安い908.02だった。そーせいやミクシィ、インベスCが下落した。じげんやカヤック、CRIが上昇した。
 マザーズ市場に14日上場したカナミックNは上場2日目も買い気配で始まった後、公募・売り出し価格(公開価格、3000円)の2.9倍となる8600円で初値を付けた。医療・介護分野のクラウドサービスを提供する。大引けは8090円と公開価格の2.7倍だった。

ローソン子会社化「検討」 三菱商事がコメント 2016年9月15日 日経
 三菱商事は15日、コンビニエンスストア大手ローソンの子会社化について「検討しているが決定していない」とのコメントを発表した。ローソンも「三菱商事から子会社化の提案があり、現在検討中」と発表した。TOB(株式公開買い付け)を通じ、現在33.4%を持つローソンの株式の過半数を取得、上場は維持する方針だ。経営の関与を強め、ローソンの競争力を高める狙い。
 15日の東京株式市場ではローソン株が大幅高となった。三菱商事が出資比率を51%に引き上げ、子会社化するとの報道を受け、一時は前日終値比8%高の7980円まで買われた。出資引き上げに向け、市場価格に上乗せした価格でTOBを検討すると伝わったことや、三菱商事傘下で収益力向上が進むとの期待感が買い手掛かりとなった。
 1日に「ファミリーマート」と「サークルKサンクス」が経営統合し、ローソンは店舗数などで業界3位に転落した。首位はセブン―イレブン・ジャパン。ローソンは競争力を示す1日当たりの店舗の平均売上高などで差がある。三菱商事は世界的な食品の調達網を生かした商品力の強化などを通じ、ローソンを全面支援する体制を築く。
 4月に就任した三菱商事の垣内威彦社長は、出資する企業の経営に深く関わることで先方の企業価値を高め、三菱商事自体の収益力も底上げする方針を掲げている。ローソンの子会社化方針も戦略の一環だ。資金や人材など同社の経営インフラを提供し、ローソンの巻き返しを後押しする。


 15日の日経平均ですが、14日の米国主要3市場は原油が3%近い続落となる中エネルギー・資源株がさえない反面アップル株が3%半強上昇してナスダックを下押しして主要3市場はマチマチで推移する中、前日終値(16614円24銭)よりも101円82銭安い16512円42銭でスタートした直後に16528円02銭をつけるも、為替が円高に推移したことも嫌気され11時過ぎにこの日の安値となる16359円78銭まで下落して、午前は前日比199円51銭安い16414円73銭で終了。
 午後は13時前に安値近辺まで下げた後16450円近くまで戻すも一巡後は16400円強で膠着。終値ベースでは前日比209円23銭安い16405円01銭で終了しました。

 東証1部の上昇組では、神東塗料が16.56%高となった他、三菱商事が出資比率を引き上げ子会社化を検討していると報道されたローソンが7.02%高。
 コンビニグループで再編の噂の絶えないミニストップも6.46%高。他、任天堂が4.54%高と堅調。
 一方の下落組は、ファーストロジック(15.24%安)、IDOM(10.80%安)、サイバーコム(10.31%安)の3銘柄で10%以上の下落となり、ソフトブレ―ンが9.34%安、いすゞが5.39%安。
 電力セクターも北海道電が6.17%安、九州電が5.16%安、四国電が4.29%安、北陸電が3.76%安となるなど軟調。
 銀行も三菱UFJが1.93%安、三井住友が1.88%安、みずほが1.62%安と冴えませんね。
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