15日の米国主要3市場は下落 ダウは14ドル安の21359ドル90セントで終了

米国株、ダウ反落し14ドル安 大型ハイテク株に売り ナスダックは続落 2017年6月16日 日経
 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反落し、前日比14ドル66セント(0.1%)安の2万1359ドル90セントで終えた。朝方からアップルなど主力のハイテク株への利益確定売りが続いた。航空機のボーイングなどの上昇が支えとなり、午後にかけて下げ幅を縮めた。
 今年の株高をけん引してきたアップルやアマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株への利益確定売りが続いた。前日に上昇したゴールドマン・サックスなど金融株が下げ、原油安を受けてシェブロンなど石油関連株が売られたことも相場の重荷となった。
 前日に結果が発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の想定より米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化に積極的との見方が広がった。市場への資金流入が細るとの警戒感がやや強まったことも株売りにつながった。
 ダウ平均の下げ幅は午前中に112ドルに達したが、午後にかけて下げ渋った。アナリストが目標株価を引き上げたボーイングなどが買われ、相場を下支えした。
 経済指標は強弱まちまちとなり相場の反応は限られた。ニューヨーク連銀とフィラデルフィア連銀がそれぞれ発表した6月の製造業景況指数はともに市場予想を上回った。一方、輸入物価指数は前月比で市場予想以上に下落した。
 ナスダック総合株価指数は続落し、同29.391ポイント(0.5%)安の6165.501で終えた。大型ハイテク株への売りが続き、指数を押し下げた。
 業種別S&P500種株価指数では全11種のうち「素材」「エネルギー」「IT(情報技術)」など7種が下落。一方、「公益事業」「資本財・サービス」などが上げた。
 人員削減を含むリストラ策を発表したスポーツ用品のナイキが3%超下落。アナリストが投資判断を引き下げたインターネット検索のグーグルの持ち株会社、アルファベットも安い。減益決算と併せて利益見通しの引き下げを発表したスーパーのクローガーが急落。慎重な業績見通しを示した鉄鋼のヌーコアも大きく下げた。
 経営計画とあわせて減配を発表した玩具のマテルが安い。写真・動画アプリ運営のスナップは一時3月の上場時の公開価格まで下げた。小売りのウォルマート・ストアーズやクレジットカードのビザも安い。
 一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)や建機のキャタピラーが買われた。

NY商品、原油が続落 需給緩和懸念、1カ月ぶり安値 金は反落  2017年6月16日 日経
 15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は、前日比0.27ドル安の1バレル44.46ドルで取引を終えた。需給緩和を懸念した売りが続いた。一時は44.32ドルと期近物として5月5日以来、およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
 特に目新しい材料はなかったが、需給の緩みが長期化するとの見方が相場の重荷となった。13日に石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で加盟国の増産が明らかになり、14日に米エネルギー情報局が発表した週間の在庫統計ではガソリン在庫が市場予想に反して増加した。国際エネルギー機関が14日に発表した月報は、来年にかけて米国などの増産が続く見通しを示した。市場では供給が需要を上回る状態が長引く可能性が改めて意識されたという。
 米株式市場で主要ハイテク株への利益確定売りが続いた。投資家が運用リスクを取りにくくなり、原油の持ち高を手じまう目的の売りも出やすかった。
 ガソリンとヒーティングオイルは反発した。
 ニューヨーク金先物相場は大幅反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比21.3ドル安の1トロイオンス1254.6ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇し、ドルの代替資産として逆の動きをしやすい金が売られた。
 米連邦準備理事会(FRB)が前日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げし、量的緩和で膨らんだ保有資産の縮小を年内に開始する方針も示した。金融政策の正常化が進み、金市場への資金流入が減るとの警戒感も売りを誘った。
 銀とプラチナも反落した。

ナイキ、1400人削減 世界全体の2% 経営効率改善 2017年6月16日 日経
 米ナイキは15日、世界全体の従業員の2%にあたる約1400人を削減すると発表した。経営効率の改善を目指す新たな成長戦略の一環に位置づける。マーク・パーカー最高経営責任者(CEO)は声明で「デジタル市場に積極的に取り組む。主要市場にターゲットを絞り、これまでにない速さで商品を提供する」と説明した。
 新たな戦略を「コンスーマー・ダイレクト・オフェンス」と名付け、消費者との距離を縮める。6つあった地域区分を「北米」「欧州・中東・アフリカ」「大中華圏」「アジア太平洋・中南米」の4つに再編する構造改革に着手。重点市場も10カ国12都市に絞り込む。
 消費者のニーズに迅速に応えるため、デザインから商品が店頭に並ぶまでの時間を数週間に抑える生産システム「エクスプレス・レーン」を新たに中国に設置。有望市場の上海、ソウル、東京に商品を供給する。生産時間を半減するほか、スニーカーの種類も25%削減して生産効率を高める。
 ナイキが3月に発表した2016年12月~17年2月期決算は、売上高が5%増だったものの市場予想を下回った。独アディダスや米アンダーアーマーとの競争激化や、ネット販売への移行に伴う小売業の不振もあり売り上げが伸び悩んでいる。


 15日の米国株式市場はハイテク株の売りが収まらず主要3市場とも下落。
 NYダウは、前日比14ドル66セント安い21359ドル90セントで終了(0.07%安)。
 ナスダックは、前日比29.39ポイント安い6165.50ポイントで終了(0.47%安)。
 S&P500種は、前日比5.46ポイント安い2432.46ポイントで終了(0.22%安)しました。

 キャタピラーとボーイングが1.6%程の上昇。
 一方、ナイキが3.22%安。ゴールドマンが1.45%安で、ビザとウォルマートも1.2%程の下落。
 アマゾンは1.3%安。グーグル親会社のアルファベットは0.8%安でアップルが0.6%安。

 NY原油は、前日比0.27ドル安い1バレル44.46ドルで終了。
 NY金は、前日比21.3ドル安い1トロイオンス1254.6ドルで終了しています。
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