3月の完全失業率は2.8% 有効求人倍率は1.45倍

3月の完全失業率2.8% 前月比横ばい 市場予想2.8% 2017年4月28日 日経
 総務省が28日発表した3月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.8%だった。
 完全失業者数(同)は184万人で、6万人減少した。うち勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は5万人減、「自発的な離職」は2万人増だった。就業者数(同)は6496万人で13万人増加した。
 併せて発表した2016年度の完全失業率は前年比0.3ポイント低下の3.0%だった。

有効求人倍率、バブル以来の高水準 3月1.45倍に上昇  2017年4月28日 日経
 厚生労働省が28日発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は前月に比べて0.02ポイント上昇の1.45倍だった。1990年11月(1.45倍)以来26年4カ月ぶりの高水準だった。QUICKが事前にまとめた市場予想(1.43倍)を上回った。
 企業の求人が増加する半面、求職者数が減少した。業種別では製造業や建設業、運輸・郵便業で求人の増加が目立った。
 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は2.13倍と0.01ポイント上昇した。正社員の有効求人倍率は0.94倍と0.02ポイント上昇した。就業地別の有効求人倍率は12カ月連続で全都道府県で1倍を上回った。
 併せて発表した2016年度の有効求人倍率は1.39倍と前年度に比べて0.16ポイント上昇した。1990年(1.43倍)以来26年ぶりの高水準となった。



 米国の雇用統計の話に触れましたので、日本の3月の完全失業率と有効求人倍率の話題にも触れたいと思います。
 まず3月の完全失業率は前月比横ばいの2.8%。男女別では男性が0.2ポイント改善の2.8%で女性は横ばいの2.7%に。
 過半を占める男性の失業率が0.2ポイントも改善しているのに全体の失業率は下がらないんだ…と突っ込みを入れたくなりますが、2月は男性が0.1ポイント改善で女性が横ばいだったのに全体では0.2ポイントも改善していたので、帳尻合わせの実質的には改善でしょうか。

 一方の有効求人倍率は前月比0.02ポイント改善の1.45倍で、1990年7月に記録した1963年以降の最高値(1.46倍)までもう少しの水準まで上昇。
 北海道が就業地別で0.06ポイント&受理地別で0.05ポイント調整していますが全体的に堅調に推移したことで数値を上昇させた模様。
 先月は沖縄が大きく調整していましたが、以前は共に雇用情勢が厳しい地域だっただけに、まあ1倍の大台を超えたことで臨戦態勢から通常体制に戻したところ、その反動で急に倍率が低下する…ということもひょっとしたらあるのかもしれません。

完全失業率 はこちら
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm
有効求人倍率 はこちら
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000163077.html
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