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国保保険料:市区町村で2倍超の格差 10万円以上引き上げが5市町
国保保険料:10万円以上引き上げが5市町 毎日新聞調査 2008年12月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040071000c.html
自営業者や非正規労働者が加入する国民健康保険(国保)の保険料を、08年度に1万円以上引き上げた自治体が全国で196市町村に上ることが、毎日新聞の全国調査で分かった。10万円以上引き上げた自治体も5市町あり、和歌山県湯浅町の約20万円の引き上げが最高だった。08年度の国保の年間保険料の平均額は32万8980円で、引き上げの平均額は1万2051円だった。
厚生労働省の調べで「無保険の子」がいた816自治体を対象に調査し、585市区町村から回答を得た(回答率71.7%)。「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」のモデルで、08年度と07年度の年間保険料を聞き、差額を算出した。
08年度に保険料を引き上げたのは255自治体、引き下げは172自治体だった。08年度決算から自治体財政健全化法で「連結実質赤字比率」が適用され、新たに国保特別会計の赤字も財政状況の判断に加えられるため、保険料を引き上げる自治体が多かった。
湯浅町は07年度決算で国保特別会計に1億3000万円の赤字が累積し、「単年度赤字を脱するため必要な水準」に引き上げた。所得や資産に関係なく家族の人数分支払う「均等割」(40歳以上)は1人4万320円と、前年の倍以上に増加。町では「国庫負担を増加してもらわないと、保険料はさらに増える」と深刻だ。同県広川町も同様の見直しで約16万円値上げした。
沖縄県宮古島市も値上げが約19万円に及んだ。累積赤字10億円を抱えて基金が枯渇し、やむを得なかったという。市役所には加入する1万世帯中3000世帯から苦情が来て、「収納率が下がれば補助を減額され、さらなる住民負担につながる」と悩む。
群馬県高崎市は4年に一度の料率改定の年だったが、07年度に基金が底を付き、約18万円の大幅値上げ。それでも「国保以外の市民に負担を押し付けることになる」と法定外繰り入れは見送った。
一方、高知県黒潮町は旧2町の合併(06年3月)以来、別々だった保険料を低めに統一し、平均で7万円の値下げとなった。収入が減るため今年度は赤字を見込み、「10年度の引き上げは避けられない」としている。
島根県奥出雲町は07年度決算で剰余金が出たため、「特例的」(同町)に約5万円引き下げた。徳島県鳴門市も約5万円を引き下げた。後期高齢者の75歳以上が国保から脱退し、「医療給付の減少見込み分が大きかった」としている。
◇08年度の国保保険料の見直し幅が大きい自治体◇
【値上げ幅が大きかった自治体】
自治体 08年度 07年度との差
(1)和歌山・湯浅町 46万6400円 +19万9120円
(2)沖縄・宮古島市 47万8300円 +19万2300円
(3)群馬・高崎市 39万5700円 +17万6700円
(4)和歌山・広川町 38万8900円 +16万1900円
(5)大分・別府市 48万3400円 +14万3800円
(6)熊本・人吉市 44万500円 +9万9800円
(7)千葉・富津市 38万6300円 +9万3500円
(8)栃木・日光市 32万3500円 +8万9600円
(9)埼玉・所沢市 31万4800円 +8万7400円
(10)岡山・笠岡市 42万8400円 +8万7300円
【値下げ幅が大きかった自治体】
自治体 08年度 07年度との差
(1)高知・黒潮町 23万8900円 −7万3700円
(2)島根・奥出雲町 30万5700円 −5万800円
(3)宮崎・北郷町 29万6100円 −4万8200円
(4)和歌山・みなべ町 26万6600円 −4万7600円
(5)徳島・鳴門市 33万9064円 −4万7019円
(6)岐阜・安八町 31万9700円 −4万4300円
(7)北海道・奥尻町 33万8900円 −4万2700円
(8)大阪・交野市 34万4400円 −3万9700円
(9)奈良・山添村 27万3100円 −3万9600円
(10)秋田・由利本荘市 33万700円 −3万8000円
国保保険料:市区町村で2倍超の格差 毎日新聞調査 2008年12月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040069000c.html
自営業者や非正規労働者が加入する国民健康保険(国保)の保険料に、市区町村によって最大2倍超の地域格差があることが、毎日新聞の全国調査で分かった。自治体ごとに決める保険料を全国規模で比較した公式データはなく、格差が初めて具体的に裏付けられた。保険料が所得の4分の1に達する自治体もあり、医療保険改革をめぐる議論に影響しそうだ。
厚生労働省の調べで「無保険の子」がいた816自治体を対象に調査し、585市区町村から回答があった(回答率71.7%)。「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」というモデルで、08年度の年間保険料を聞いた。
最高額は、大阪府寝屋川市の50万3900円。青森県風間浦村、大分県別府市、沖縄県宮古島市と続き、上位40市町村が40万円を超えた。寝屋川市は「収納率の見通しを低く設定せざるを得ないため、保険料を高額に設定せざるを得ない」(保険事業室)と説明している。
寝屋川市は所得、世帯、家族一人当たりの各基本料から保険料を算出。自治体によっては、保険料算出に住民税や固定資産税額を反映させるケースもあるが、寝屋川市と同じ算出方法を採る自治体の最低額は、東京・多摩市の21万9800円。寝屋川市とは2.29倍の開きがある。
全国平均は32万8980円。全体の45%の自治体が今年度に値上げを行い、平均額も07年度比1万2051円増加した。
今年度決算から、自治体財政健全化法で「連結実質赤字比率」が適用され、新たに国保特別会計の赤字も財政状況の判断に加えられる。
保険料引き上げで赤字解消を図った自治体が多かったとみられ、上位20自治体中、和歌山と泉大津(大阪府)の2市は、07年度決算がイエローカードにあたる「早期健全化基準」を超えていた。
◇保険料が高額になれば、滞納増える
▽芝田英昭・立命館大教授(社会保障論)の話 住む地域によって倍以上の差があることは、法の下の平等から考えても無視できない問題だ。保険料が高額になるほど滞納が増え、保険給付を差し止められて病院にかかれない人が増えてしまう。国は国保を根本から見直すべきだ。
◇08年度国保保険料が高額だった20自治体
順位 市町村 08年度保険料
(1)寝屋川市(大阪) 50万3900円
(2)風間浦村(青森) 48万3860円
(3)別府市(大分) 48万3400円
(4)宮古島市(沖縄) 47万8300円
(5)湯浅町(和歌山) 46万6400円
(6)徳島市 46万4280円
(7)臼杵市(大分) 44万5500円
(8)根室市(北海道) 44万4900円
(9)人吉市(熊本) 44万 500円
(10)和歌山市 43万6810円
(11)大槌町(岩手) 43万6300円
(12)函館市(北海道)43万5180円
(13)堺市 43万4106円
(14)久留米市(福岡)43万2800円
(15)笠岡市(岡山) 42万8400円
(16)貝塚市(大阪) 42万8160円
(17)宇部市(山口) 42万5482円
(18)秋田市 42万4800円
(19)門真市(大阪) 42万4750円
(20)泉大津市(同) 42万3900円
※「所得200万円の4人家族」というモデルで算出。
国保:自治体、制度一元化や広域化を要望 毎日新聞調査 2008年12月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040070000c.html
毎日新聞は、国民健康保険(国保)を運営する市区町村に対する全国調査を行い、制度改正への要望や財政見通しなどを聞いた。景気の急速な冷え込みによる財政状況の悪化を予想して、「平等のためには広域化が必要」(北海道美幌町)「国保への助成拡大を」(長崎県対馬市)など制度見直しを求める声が相次いだ。
滞納世帯への保険給付の差し止めによる「無保険の子」の問題で、国保制度の根本的矛盾を指摘したのが福岡県行橋市。国は「国民皆保険」をうたいつつ、滞納世帯に保険給付が停止される資格証明書の交付を義務付けた。「(負担と給付という)自己責任の考え方を導入したところに原因がある」とし、12月に中学生以下の独自救済に踏み切った。岩手県八幡平市も「(給付停止という)法律の規定と、市町村の裁量に任せる国の姿勢に矛盾がある」と不満を表明した。
国保は1950年代末、農家や自営業者など社会保険の未加入者を強制加入させて設立された。近年は非正規労働者や無職者の加入が増え、保険料を支払えなくなるケースが出て、運営を困難にしている。このため、宮城県石巻市は「国保は自営業者の保険で、『最後の砦』ではない」と指摘。雇用が悪化する中で、「失業者が希望すれば、2年間は勤め先の社会保険に残れる任意継続を拡充すべきだ」と主張した。
保険料が全国でも上位の大阪府和泉市も、「国の制度設計では(収入を)保険料に依存せざるを得ないが、保険料負担は限界だ」と公費投入の必要性を強調。千葉県袖ケ浦市は、運営が困難になって保険料を上げるこが、さらに滞納者増を招く結果になるとして、「国庫負担の引き上げなど抜本的な制度見直しが必要」と記した。
兵庫県豊岡市は、市町村や健保組合など各保険者が、互いの加入・脱退の情報を共有するシステムを作るよう求めた。国保加入者が就職で社会保険に移行しても、届出がなければ市町村は把握できず、支払いが止まった保険料が「滞納」として赤字につながる仕組みがあるためだ。
今後の制度改革については、「1国1保険」(豊岡市)など医療保険の一元化を求める声が多かった。制度の一元化で税を投入すれば、公平で滞納も減るとの考えからだ。さらに和歌山県岩出市は、「運営の主体を都道府県にするなど、広域化してもらいたい」と地域格差が出やすい現状の見直しを求めた。
う〜ん…(滝汗
サラリーマンの健康保険の一部負担金がまだ1割だった時代には、『東京でサラリーマン(事業主負担割合の高い組合健保に加入)をやっていた方が、北海道の某地の実家に戻って自営業になったら、年間支払い保険料が7倍になった』というだけで十分話のネタになりましたし、私自身 前の会社を退職する時は、国保と任意継続被保険者の支払い保険料を比べながら『どちらが得かな?(繰り返しますが、当時の健保はまだ1割負担、国保は既に3割負担でしたので、月払保険料の金額だけで、単純比較することはできなかったのです)』と随分悩んだものですが、今は、「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」とかなり年収が低めのモデルでも高い自治体では月の支払いが4万円あるいはそれに近い水準の金額を徴収している自治体が続出しているんですね…(吃驚
しかも(今年は後期高齢者医療制度の導入の影響もあったのかもしれませんが)たった1年間で年間保険料が10万円以上あがった自治体だけでも和歌山県湯浅町の46万6400円(+19万9120円)、沖縄・宮古島市の47万8300円(+19万2300円)、群馬・高崎市の39万5700円(+17万6700円)、和歌山広川町の38万8900円(+16万1900円)、大分・別府市の48万3400円(+14万3800円)の5自治体…。まあ、島部だけで構成する宮古島市はちょっと対策を打ち出しにくいですし、高崎市などは、これまでが抑えられ過ぎていたのかな…とも思えるのですが、郡部の自治体としては、『病院もないのに、保険料だけは高いんかい!』と反発が強まり、ますます住民離れが進みかねませんし、自治体同士の合併まではいかなくても、広域国保を作って周辺自治体との保険料格差を少なくするなり、根本的な対策が必要になってくるように思います。
今は、親が保険料が払えないために、子供までもが無保険になる問題が社会問題になっていますが、元となる原因を何とかしなければ、根本的な問題は一向に解決できませんし、政管健保同様、都道府県単位での保険料設定を真剣に考えるステージに来ているような気がしますね。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040071000c.html
自営業者や非正規労働者が加入する国民健康保険(国保)の保険料を、08年度に1万円以上引き上げた自治体が全国で196市町村に上ることが、毎日新聞の全国調査で分かった。10万円以上引き上げた自治体も5市町あり、和歌山県湯浅町の約20万円の引き上げが最高だった。08年度の国保の年間保険料の平均額は32万8980円で、引き上げの平均額は1万2051円だった。
厚生労働省の調べで「無保険の子」がいた816自治体を対象に調査し、585市区町村から回答を得た(回答率71.7%)。「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」のモデルで、08年度と07年度の年間保険料を聞き、差額を算出した。
08年度に保険料を引き上げたのは255自治体、引き下げは172自治体だった。08年度決算から自治体財政健全化法で「連結実質赤字比率」が適用され、新たに国保特別会計の赤字も財政状況の判断に加えられるため、保険料を引き上げる自治体が多かった。
湯浅町は07年度決算で国保特別会計に1億3000万円の赤字が累積し、「単年度赤字を脱するため必要な水準」に引き上げた。所得や資産に関係なく家族の人数分支払う「均等割」(40歳以上)は1人4万320円と、前年の倍以上に増加。町では「国庫負担を増加してもらわないと、保険料はさらに増える」と深刻だ。同県広川町も同様の見直しで約16万円値上げした。
沖縄県宮古島市も値上げが約19万円に及んだ。累積赤字10億円を抱えて基金が枯渇し、やむを得なかったという。市役所には加入する1万世帯中3000世帯から苦情が来て、「収納率が下がれば補助を減額され、さらなる住民負担につながる」と悩む。
群馬県高崎市は4年に一度の料率改定の年だったが、07年度に基金が底を付き、約18万円の大幅値上げ。それでも「国保以外の市民に負担を押し付けることになる」と法定外繰り入れは見送った。
一方、高知県黒潮町は旧2町の合併(06年3月)以来、別々だった保険料を低めに統一し、平均で7万円の値下げとなった。収入が減るため今年度は赤字を見込み、「10年度の引き上げは避けられない」としている。
島根県奥出雲町は07年度決算で剰余金が出たため、「特例的」(同町)に約5万円引き下げた。徳島県鳴門市も約5万円を引き下げた。後期高齢者の75歳以上が国保から脱退し、「医療給付の減少見込み分が大きかった」としている。
◇08年度の国保保険料の見直し幅が大きい自治体◇
【値上げ幅が大きかった自治体】
自治体 08年度 07年度との差
(1)和歌山・湯浅町 46万6400円 +19万9120円
(2)沖縄・宮古島市 47万8300円 +19万2300円
(3)群馬・高崎市 39万5700円 +17万6700円
(4)和歌山・広川町 38万8900円 +16万1900円
(5)大分・別府市 48万3400円 +14万3800円
(6)熊本・人吉市 44万500円 +9万9800円
(7)千葉・富津市 38万6300円 +9万3500円
(8)栃木・日光市 32万3500円 +8万9600円
(9)埼玉・所沢市 31万4800円 +8万7400円
(10)岡山・笠岡市 42万8400円 +8万7300円
【値下げ幅が大きかった自治体】
自治体 08年度 07年度との差
(1)高知・黒潮町 23万8900円 −7万3700円
(2)島根・奥出雲町 30万5700円 −5万800円
(3)宮崎・北郷町 29万6100円 −4万8200円
(4)和歌山・みなべ町 26万6600円 −4万7600円
(5)徳島・鳴門市 33万9064円 −4万7019円
(6)岐阜・安八町 31万9700円 −4万4300円
(7)北海道・奥尻町 33万8900円 −4万2700円
(8)大阪・交野市 34万4400円 −3万9700円
(9)奈良・山添村 27万3100円 −3万9600円
(10)秋田・由利本荘市 33万700円 −3万8000円
国保保険料:市区町村で2倍超の格差 毎日新聞調査 2008年12月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040069000c.html
自営業者や非正規労働者が加入する国民健康保険(国保)の保険料に、市区町村によって最大2倍超の地域格差があることが、毎日新聞の全国調査で分かった。自治体ごとに決める保険料を全国規模で比較した公式データはなく、格差が初めて具体的に裏付けられた。保険料が所得の4分の1に達する自治体もあり、医療保険改革をめぐる議論に影響しそうだ。
厚生労働省の調べで「無保険の子」がいた816自治体を対象に調査し、585市区町村から回答があった(回答率71.7%)。「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」というモデルで、08年度の年間保険料を聞いた。
最高額は、大阪府寝屋川市の50万3900円。青森県風間浦村、大分県別府市、沖縄県宮古島市と続き、上位40市町村が40万円を超えた。寝屋川市は「収納率の見通しを低く設定せざるを得ないため、保険料を高額に設定せざるを得ない」(保険事業室)と説明している。
寝屋川市は所得、世帯、家族一人当たりの各基本料から保険料を算出。自治体によっては、保険料算出に住民税や固定資産税額を反映させるケースもあるが、寝屋川市と同じ算出方法を採る自治体の最低額は、東京・多摩市の21万9800円。寝屋川市とは2.29倍の開きがある。
全国平均は32万8980円。全体の45%の自治体が今年度に値上げを行い、平均額も07年度比1万2051円増加した。
今年度決算から、自治体財政健全化法で「連結実質赤字比率」が適用され、新たに国保特別会計の赤字も財政状況の判断に加えられる。
保険料引き上げで赤字解消を図った自治体が多かったとみられ、上位20自治体中、和歌山と泉大津(大阪府)の2市は、07年度決算がイエローカードにあたる「早期健全化基準」を超えていた。
◇保険料が高額になれば、滞納増える
▽芝田英昭・立命館大教授(社会保障論)の話 住む地域によって倍以上の差があることは、法の下の平等から考えても無視できない問題だ。保険料が高額になるほど滞納が増え、保険給付を差し止められて病院にかかれない人が増えてしまう。国は国保を根本から見直すべきだ。
◇08年度国保保険料が高額だった20自治体
順位 市町村 08年度保険料
(1)寝屋川市(大阪) 50万3900円
(2)風間浦村(青森) 48万3860円
(3)別府市(大分) 48万3400円
(4)宮古島市(沖縄) 47万8300円
(5)湯浅町(和歌山) 46万6400円
(6)徳島市 46万4280円
(7)臼杵市(大分) 44万5500円
(8)根室市(北海道) 44万4900円
(9)人吉市(熊本) 44万 500円
(10)和歌山市 43万6810円
(11)大槌町(岩手) 43万6300円
(12)函館市(北海道)43万5180円
(13)堺市 43万4106円
(14)久留米市(福岡)43万2800円
(15)笠岡市(岡山) 42万8400円
(16)貝塚市(大阪) 42万8160円
(17)宇部市(山口) 42万5482円
(18)秋田市 42万4800円
(19)門真市(大阪) 42万4750円
(20)泉大津市(同) 42万3900円
※「所得200万円の4人家族」というモデルで算出。
国保:自治体、制度一元化や広域化を要望 毎日新聞調査 2008年12月22日 毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e040070000c.html
毎日新聞は、国民健康保険(国保)を運営する市区町村に対する全国調査を行い、制度改正への要望や財政見通しなどを聞いた。景気の急速な冷え込みによる財政状況の悪化を予想して、「平等のためには広域化が必要」(北海道美幌町)「国保への助成拡大を」(長崎県対馬市)など制度見直しを求める声が相次いだ。
滞納世帯への保険給付の差し止めによる「無保険の子」の問題で、国保制度の根本的矛盾を指摘したのが福岡県行橋市。国は「国民皆保険」をうたいつつ、滞納世帯に保険給付が停止される資格証明書の交付を義務付けた。「(負担と給付という)自己責任の考え方を導入したところに原因がある」とし、12月に中学生以下の独自救済に踏み切った。岩手県八幡平市も「(給付停止という)法律の規定と、市町村の裁量に任せる国の姿勢に矛盾がある」と不満を表明した。
国保は1950年代末、農家や自営業者など社会保険の未加入者を強制加入させて設立された。近年は非正規労働者や無職者の加入が増え、保険料を支払えなくなるケースが出て、運営を困難にしている。このため、宮城県石巻市は「国保は自営業者の保険で、『最後の砦』ではない」と指摘。雇用が悪化する中で、「失業者が希望すれば、2年間は勤め先の社会保険に残れる任意継続を拡充すべきだ」と主張した。
保険料が全国でも上位の大阪府和泉市も、「国の制度設計では(収入を)保険料に依存せざるを得ないが、保険料負担は限界だ」と公費投入の必要性を強調。千葉県袖ケ浦市は、運営が困難になって保険料を上げるこが、さらに滞納者増を招く結果になるとして、「国庫負担の引き上げなど抜本的な制度見直しが必要」と記した。
兵庫県豊岡市は、市町村や健保組合など各保険者が、互いの加入・脱退の情報を共有するシステムを作るよう求めた。国保加入者が就職で社会保険に移行しても、届出がなければ市町村は把握できず、支払いが止まった保険料が「滞納」として赤字につながる仕組みがあるためだ。
今後の制度改革については、「1国1保険」(豊岡市)など医療保険の一元化を求める声が多かった。制度の一元化で税を投入すれば、公平で滞納も減るとの考えからだ。さらに和歌山県岩出市は、「運営の主体を都道府県にするなど、広域化してもらいたい」と地域格差が出やすい現状の見直しを求めた。
う〜ん…(滝汗
サラリーマンの健康保険の一部負担金がまだ1割だった時代には、『東京でサラリーマン(事業主負担割合の高い組合健保に加入)をやっていた方が、北海道の某地の実家に戻って自営業になったら、年間支払い保険料が7倍になった』というだけで十分話のネタになりましたし、私自身 前の会社を退職する時は、国保と任意継続被保険者の支払い保険料を比べながら『どちらが得かな?(繰り返しますが、当時の健保はまだ1割負担、国保は既に3割負担でしたので、月払保険料の金額だけで、単純比較することはできなかったのです)』と随分悩んだものですが、今は、「世帯所得200万円で、40歳代夫婦と未成年の子2人の4人家族」とかなり年収が低めのモデルでも高い自治体では月の支払いが4万円あるいはそれに近い水準の金額を徴収している自治体が続出しているんですね…(吃驚
しかも(今年は後期高齢者医療制度の導入の影響もあったのかもしれませんが)たった1年間で年間保険料が10万円以上あがった自治体だけでも和歌山県湯浅町の46万6400円(+19万9120円)、沖縄・宮古島市の47万8300円(+19万2300円)、群馬・高崎市の39万5700円(+17万6700円)、和歌山広川町の38万8900円(+16万1900円)、大分・別府市の48万3400円(+14万3800円)の5自治体…。まあ、島部だけで構成する宮古島市はちょっと対策を打ち出しにくいですし、高崎市などは、これまでが抑えられ過ぎていたのかな…とも思えるのですが、郡部の自治体としては、『病院もないのに、保険料だけは高いんかい!』と反発が強まり、ますます住民離れが進みかねませんし、自治体同士の合併まではいかなくても、広域国保を作って周辺自治体との保険料格差を少なくするなり、根本的な対策が必要になってくるように思います。
今は、親が保険料が払えないために、子供までもが無保険になる問題が社会問題になっていますが、元となる原因を何とかしなければ、根本的な問題は一向に解決できませんし、政管健保同様、都道府県単位での保険料設定を真剣に考えるステージに来ているような気がしますね。
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なんだか、すごく不公平な感じがします!
いつでも、いいので国民健康保険税+介護+後期高齢者分をプロットしておくといいですね。
1.均等割りや所得割や世帯割や資産割のどの部分を上げ、下げしてトータル値上げになって行きそうですが、何処を上げたかで自治体の困窮度やコンセンサスが読み取れる。
2.家を資産とか呼びますが、ローンを払いきって40年後とかに土地部分が負債超過(買った値段より低い)だと「建て替え」か「住み替え」になった時に後者の選択肢が経済的に制限される。→自治体の思う壺の部分も。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。