三菱UFJグループ、東芝株を一部売却

三菱UFJグループ、東芝株を一部売却 2017年4月4日 産経夕刊
http://www.sankei.com/economy/news/170404/ecn1704040008-n1.html
 三菱UFJフィナンシャル・グループの三菱UFJ信託銀行と、三菱UFJ国際投信の2社が、保有する東芝株の一部を売却したことが3日、分かった。東芝の発行済み株式総数(3月27日現在)のうち、三菱UFJグループとしての保有割合は5・14%から3・54%に低下した。
 平成27年に発覚した不正会計の影響で、東芝株は「監理銘柄」に指定されている。日本取引所グループ傘下の自主規制法人が進めている審査の結果によっては、上場廃止となる恐れがある。
 東芝は、巨額損失を出して経営破綻した米原発会社の債務保証により、29年3月期連結純損益が約1兆円の赤字になる見通し。損失を穴埋めするため、半導体事業を受け継いだ新会社「東芝メモリ」(東京)の株式の過半を29年度中に売却することを目指し、入札を実施している。


 4月11日に発表予定だった東芝の決算発表が再々延期になる可能性については、今日の日経以前に先週末の土曜早朝の時点でロイターが報道していたので、昨日の月曜日よりも今日の火曜日の方が下落率・下落幅共に大きくなっていたことに、ん? っと思ったのですが、三菱グループが保有する東芝株の一部を売却して保有割合は5.14%から3.54%に低下することが嫌気されたようですね。
 東芝の主力取引行は三井住友銀行とみずほ銀行・三井住友信託銀行の3行と言われているので、その意味では三菱UFJは他のメガバンク2行に比べて大胆な決断を下しやすかったのかもしれませんが、もしこの動きが単なる持ち株だけでなく融資の方にまで影響してくると、地方銀行などが融資を引き揚げようと抜け駆けしてこないとも限らないだけに、政府としても銀行団にけん制をかけるなど、こういった動きにはピリピリしているのではないかと思います。
 東芝メモリの海外への売却のことを考えると、海外に強い東京銀行が合流した三菱UFJに距離を置かれると売却交渉にも影響しかねないだけに、三菱UFJグループには引き続き支援をお願いしたいところですが、同グループはどう出てくるか。
 逃げたくても逃げられない主力3行は別にしても、三菱UFJだけでなくしばらくは主力取引行以外の銀行の動きも注視されそうです。
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