20日の日経平均は1円71銭安い18430円49銭で終了 日本郵政は子会社減損処理報道で一時急落

東証大引け 小幅反落 上値の重さ嫌気 日本郵政が一時急落 2017年4月20日 日経夕刊
 20日の東京株式市場で日経平均株価はわずかながら4日ぶりに反落し、前日比1円71銭(0.01%)安の1万8430円49銭で終えた。取引終了にかけ上値の重さを嫌気した売りが膨らんだ。「海外M&A(合併・買収)の失敗で巨額減損処理へ」と午後に一部で伝えられた日本郵政が一時、5%を超える急落となり、投資家心理が悪化した。
 最新の世論調査の結果を受け、フランス大統領選への懸念は後退した。国内年金の押し目買いを背景に前場の日経平均は一時、1万8500円を上回る場面もあった。
 財務省が朝方発表した3月の貿易統計速報(通関ベース)は対世界の輸出数量指数(2010年=100)が2012年3月(105.8)以来5年ぶりの高水準だった。景気回復基調が確認できたとの見方から自動車など時価総額の大きい輸出関連株への買いが目立った。
 上値を追う動きは限定的だった。19日の米ダウ工業株30種平均が100ドル以上、下落するなど、米景気の先行きに対する不透明感が強まっており、買いを見送る投資家も多かった。
 JPX日経インデックス400は小幅に上昇した。終値は前日比5.98ポイント(0.05%)高の1万3180.06だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅に反発し、1.39ポイント(0.09%)高の1472.81で終えた。
 東証1部の売買代金は概算で2兆1592億円。売買高は18億4106万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は792だった。値上がりは1091、変わらずは132銘柄だった。
 米国市場で原油先物相場が大幅に3日続落したことをきっかけにJXTGと国際石開帝石は年初来安値を更新した。アサヒとキリンHDも下落し、味の素と武田は安かった。半面、17年1~3月期の連結営業利益(米国会計基準)が800億円前後と前年同期のほぼ2倍になったと報じられたキヤノンは大幅に上昇した。ソニーが買われ、三菱UFJと三井住友FGも高かった。
 東証2部株価指数は4日ぶりに反落した。シャープとADプラズマが下落し、黒田精とFDKが上げた。

新興株20日 ジャスダックは4日続伸、IPO銘柄上昇目立つ 2017年4月20日 日経夕刊
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISST2_Q7A420C1000000/
 20日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は4日続伸した。終値は前日比10円16銭(0.35%)高い2919円59銭だった。仏大統領選など海外の不透明要因が強く主力株を手掛けにくいなか、個人投資家を中心に中小型株に買いが入った。旅工房やテモナなど最近新規株式公開(IPO)した銘柄や、アエリアなどゲーム関連銘柄の上昇が目立った。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で356億円、売買高は4943万株だった。松梱包製材のオービスや介護サービスのロングライフが上昇した。半面、半導体関連のフェローテクやゲームソフトのブロッコリーは下落した。
 東証マザーズ指数は4日続伸した。終値は前日比6.67ポイント(0.66%)高い1016.21だった。バイオ医薬品のソレイジアやジーエヌアイはともに上昇した。一方、通販向け配送のファイズやマーケティング支援のトレンダが下落した。

日本郵政、豪物流会社の減損「要否含め検討中」 2017年4月20日 日経夕刊
 日本郵政(6178)は20日、同日午後に日経ビジネスオンラインが「日本郵政は豪物流大手トール・ホールディングスの減損処理を検討している」などと報じたことについて「当社が公表したものではない」とのコメントを発表した。トールの業績は計画に達しておらず「減損の要否を含め、現在検討中」という。


沢井製薬、米医薬品会社を買収 1175億円で 米事業拡大に弾み 2017年4月20日 日経夕刊
 沢井製薬(4555)は20日、米ジェネリック医薬品メーカーのアップシャー・スミス・ラボラトリーズ(ミネソタ州)を買収すると発表した。米子会社を通じ、全株式を約1175億円で6月末までに取得する。買収を通じ、米国事業の拡大に弾みを付ける。


 20日の日経平均ですが、19日のNY主要3市場はIBMの急落に下押しされる形でダウの下落幅が大きくなる(ナスダックは0.23%高、S&P500種は0.17%高に対して、ダウは0.58%安)中、前日終値(18432円20銭で終了)よりも14円19銭高い18446円39銭でスタートした後11時前までは18460円~18500円程のレンジで推移もその後上昇して18523円40銭まで上昇する場面が見られ、午前は前日比56円85銭高い18489円05銭で終了。
 午後は13時45分頃まではじり高傾向で推移して18500円を超える場面も見られましたが、その後は、日経ビジネスオンラインが速報扱いで『日本郵政が2015年に6200億円を投じて買収した豪物流会社のトール・ホールディングスの減損処理を検討している(トールののれん代は2016年末で4000億円近く残っているようです)』と報じられたことが伝わったことが嫌気されたのか、上げ幅を縮小し終了直前にはマイナス圏に沈み一時18420円82銭まで下落。終値ベースでは前日比1円71銭安い18430円49銭で終了しました。

 東証1部の上昇組ではenishが19.08%高。
 東芝は前日終値(208.8円)よりも2.4円高い211.2円でスタート。9時07分に208.5円まで下落も9時半頃から上昇に転じて10時26分には223.9円まで上昇して前場は10.7円高い219.5円で終了して、終値ベースでは11.1円高の219.9円で5.32%高となり上昇率ランキング7位にランクイン。
 アドバンテスト(4.52%高)や良品計画(3.61%高)の上昇も目に付いたでしょうか。

 一方の下落組は、ジェイエイシーリクルートメントが9.14%安、日機装が6.07%安となった他、日本郵政が2.67%安で下落率ランキング28位にランクイン。

 日本郵政は14時02分に1278円まで売り込まれ、終値ベースでは36円安の1313円で終了(2.67%安)。買収発表した後に、具体的な成果が出たという報道もなければ、最近は物流関連であまり良いニュースをきかないことから上手くいっていないのだろうな…とは察していたのですが、ここにきて近く減損処理を行うことがリークされることに…。高い買物でしたね…。
 金融セクターは今日は比較的堅調だったものの、ゆうちょ銀は0.51%安。かんぽ生命も0.54%安。日本郵政の下落に足を引張られる形になっています。
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