14日の米国株式市場 ダウ0.39%高、ナスダック0.61%高、S&P500種0.47%高

米国株、ダウ4日続伸で最高値更新 利上げ観測後退で買い安心感  2017年7月15日 日経
 14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸した。前日比84ドル65セント(0.4%)高の2万1637ドル74セントで取引を終え、3日連続で過去最高値を更新した。14日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、追加利上げの観測が後退。株式市場への資金流入が続くとの思惑から幅広い銘柄が買われた。
 14日朝に発表された6月のCPIは前月比横ばいと、市場予想(0.1%上昇)を下回り、物価上昇の鈍さが意識された。「米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きにくくなるとみなされ、株式市場に資金流入が続くとの思惑が買い安心感をもたらした」(ソラリス・アセット・マネジメントのティモシー・グリスキー氏)という。
 マイクロソフトやアップルといった大型IT(情報技術)株が上昇。エヌビディアやマイクロン・テクノロジーなど半導体関連も高い。米長期金利の低下に伴い、安定した配当が見込める不動産や公益事業株も上げた。
 一方、銀行株はさえなかった。朝方に2017年4~6月期決算を発表したJPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの1株利益は市場予想を上回ったが、株価はそろって下落した。米長期金利の低下を背景に利ざや拡大の期待が薄れた。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸した。前日比38.028ポイント(0.6%)高の6312.465で終えた。マイクロソフト、アップル、グーグルの持ち株会社アルファベットやフェイスブックが相場をけん引した。
 機関投資家の多くが運用指標とするS&P500種株価指数は3日続伸し、6月19日に付けた過去最高値を約1カ月ぶりに更新した。「不動産」「IT」「生活必需品」など10業種が上昇した。「金融」は下落した。
 個別銘柄ではソフトバンクグループ傘下の米携帯電話4位のスプリントが上昇した。ソフトバンクの孫正義社長が米著名投資家ウォーレン・バフェット氏と今週会談していたと伝わった。スプリントへの出資を話し合ったとされており、思惑買いを招いた。
 ダウ平均の構成銘柄では、アナリストによる投資判断の引き上げが伝わった小売りのウォルマート・ストアーズや航空機のボーイングが上昇。半導体のインテルや化学のデュポンの上げも目立った。
 一方、写真・動画共有アプリのスナップが安かった。アナリストが投資判断を引き下げたことを嫌気した売りが優勢だった。ダウ平均の構成銘柄ではホームセンターのホーム・デポが下げた。

NY商品、原油が5日続伸 需給改善観測とドル安追い風 金は反発 2017年7月15日 日経
 14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は5日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の8月物は前日比0.46ドル高の1バレル46.54ドルで取引を終えた。原油需給の改善観測やドル安を背景に、買いが優勢となった。
 米原油在庫が前週から大きく減ったと米エネルギー情報局(EIA)が12日に発表してから、原油需給の緩みが解消されるとの観測が強まりつつある。14日はナイジェリアで原油の一部輸出が停止されたと伝わり、買い材料視された。
 米国で金融緩和の縮小ペースが緩やかになるとの見方が広がり、外国為替市場でドルがユーロなど主要通貨に対して下落した。ドル建てで取引される原油には割安感からの買いも入った。
 石油サービス会社ベーカー・ヒューズが14日公表した米国の石油掘削設備(リグ)稼働数は前週からわずかに増えたが、相場の反応は目立たなかった。
 ガソリンは5日続伸し、ヒーティングオイルは続伸した。
 ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は、前日比10.2ドル高の1トロイオンス1227.5ドルで終えた。
 6月の米消費者物価指数(CPI)は前月比で横ばいと上昇を見込んだ市場予想を下回った。エネルギー・食品を除くコア指数は上昇したが、市場予想を下回った。6月の米小売売上高も市場予想ほど増えず、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに動きにくくなるとの観測が浮上。緩和的な金融政策を追い風に、金市場に資金が流入が続くとの見方から買いが優勢となった。
 銀とプラチナもそれぞれ反発した。


 14日の米国株式市場は、発表された諸経済指標(消費者物価指数や小売売上高)の内容がイマイチで12月の利上げ観測がやや和らいだ(55%→48%)との見方から株式市場は堅調に推移。
 NYダウは、前日比84ドル65セント高い21637ドル74セントで終了(0.39%高)。
 ナスダックは、前日比38.03ポイント高い6312.46ポイントで終了(0.61%高)。
 S&P500種は、前日比11.44ポイント高い2459.27ポイントで終了(0.47%高)しました。
 ウォルマートが1.72%高、マイクロソフトが1.41%高、インテルが1.29%高となった他、ボーイング、デュポン、ビザが1%を超える上昇。アップルも0.86%高といいですね。
 一方、金融はイマイチで、JPモルガンチェースが0.91%安、ゴールドマンが0.78%安。

 NY原油は、前日比0.46ドル高い1バレル46.54ドルで終了。
 NY金は、前日比10.2ドル高い1トロイオンス1227.5ドルで終了しています。
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