21日の日経平均は190円26銭高い18620円75銭で終了

東証大引け 反発、米政策期待で心理改善 週間で6週ぶり上昇
 21日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前日比190円26銭(1.03%)高の1万8620円75銭で終えた。前日の米株式相場が上昇したうえ、円相場は1ドル=109円台前半まで下落し、投資家心理が上向いた。トランプ米政権の経済政策が実現に向けて動き出すとの期待が高まった。23日に1回目の投開票を控えるフランス大統領選を巡る警戒感が和らいだことも相場を支えた。日経平均は週間で6週ぶりに上昇に転じた。
 ムニューシン米財務長官は米国時間20日、年内の税制改革実施について言及した。日本株相場にも買い安心感が広がり、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。欧州投資家が取引を開始する時間帯にあたる大引けにかけては一段高となり、上げ幅は一時217円に広がった。株式市場では「仏大統領選で反・欧州連合(EU)を掲げる候補が勝つことへの警戒感が和らぎ、欧州投資家の買いが入った」(国内銀行)との声が聞かれた。
 JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比141.52ポイント(1.07%)高の1万3321.58だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、15.77ポイント(1.07%)高の1488.58で終えた。
 東証1部の売買代金は概算で2兆2391億円。売買高は18億6244万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1645と、全体の8割を超えた。値下がりは288、変わらずは83銘柄だった。
 半導体製造装置市況の好調が続く東エレクとアドテストが上昇した。円高が一服し、トヨタやSUBARUが上げた。米インフラ投資の改善期待からコマツも上昇した。豪物流会社に関わる減損損失の可能性が伝わり前日に大幅に下落していた日本郵政は、売りが一巡し反発した。一方、半導体事業の売却についての経産相の発言を受けて経営再建に不透明感が広がった東芝は下落した。前期決算の開示を延期した富士フイルムと17年3月期の決算を発表した安川電の下げも目立った。
 東証2部株価指数は反発した。シャープとADプラズマが上げ、DACHDとラオックスが下げた。

新興株21日 ジャスダック5日続伸、マザーズは反落  2017年4月21日 日経夕刊
 21日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比6円41銭(0.22%)高い2926円00銭だった。同日の日経平均株価が反発し、投資余力の増した投資家からの買いが新興企業株にも及んだ。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で308億円、売買高は4275万株だった。アエリアやユニバーサル、FVCが上昇した。半面、ブロッコリーやマクドナルドが売られた。前日まで3日連続で制限値幅の上限(ストップ高水準)を付けていたカーディナルも反落した。
 一方、東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比7.57ポイント(0.74%)安い1008.64だった。利益確定の売りが優勢だった。ソレイジアが7営業日ぶりに反落。ドリコムやナノキャリア、ジーエヌアイも売りに押された。一方で主力株のそーせい、新規上場から間もない旅工房やテモナが上昇した。

信託銀行4行、東芝を提訴 不適切会計で計183億円 2017年4月20日 日経夕刊
 東芝の不適切会計で損害を被ったとして、日本マスタートラスト信託銀行や野村信託銀行など4行が計183億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが20日、明らかになった。東芝が訴状を受け取ったと発表した。
 東芝を巡っては不適切な会計処理を巡り、国内では株主などがこれまで18件の損害賠償訴訟を起こしている。今回の提訴分を含めると、請求総額は約500億円となる見込み。
 東芝は訴状の内容を精査した上で賠償金の引き当て計上など必要な会計処理を進めるとしている。

日本郵政株、巨額損失報道で一時2%安 2017年4月21日 産経
 21日の東京株式市場で、平成27年に買収したオーストラリア物流大手にからむ巨額損失の可能性が浮上した日本郵政の株価は朝方、売りに押されて前日比2%超下げた。ただ前日にも急落して年初来安値を付けていたため、割安感から買い戻しが入り、終値は1.7%高で取引を終えた

 21日の日経平均ですが、20日の米国株式市場は税制改革案が近く発表されそうなことを材料に主要3市場いずれも大きく上昇(ダウ0.85%高、ナスダック0.92%高、S&P500種0.76%高)する中、前日終値(18430円49銭)よりも161円33銭高い18591円82銭でスタートした後、午前中は18542円42銭~18601円05銭までの58円63銭のレンジを高値安定状態で推移して、午前は159円32銭高い18589円81銭で終了。
 午後は開始ほどなく18550円近辺まで調整も14時を過ぎたところで一段高。18648円28銭まで上昇する場面がみられ、終値ベースでも前日比180円26銭高い18620円75銭で終了しました。

 東証1部の上昇組ではレナウン(46.73%高)とルック(20%高)が急騰するなど4銘柄で10%以上の上昇となった他、スーパーのアルビスが7.38%高、井筒屋が5.18%高、東京エレクトロンが4.10%高など。
 日本郵政は9時04分に1283円まで売り込まれるも14時42分に1341円まで買い戻され終値ベースでは22円高の13335円で1.68%高。

 銀行は三菱UFJが1.77%高、三井住友が1.65%高、みずほが1.03%高で、ゆうちょ銀も0.67%高。
 証券は、野村が2%半、大和も1.1%近い上昇。
 保険も、T&Dが2.93%高、第一生命HDが2.18%高となるなど、金融セクターが堅調。

 一方の下落組はenishが13.57%安となった他、東芝が5.73%安で下落率ランキング5位にランクイン。
 東芝は前日終値(219.9円)よりも3.7円安い216.2円でスタートした直後に220円ちょうどをつけるも午前は下落し続けて11時22分に207.3円まで売り込まれ、前場は11.5円安の208.4円で終了して、午後は13時43分に206円ちょうどまで下落して終値ベースでは12.6円安の207.3円で終了。2営業日で20円上昇していましたし、不適切会計問題関連で新たに信託銀行4行が東芝を提訴したという報道もあり、利益確定でしょうか。
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