4日の日経平均は一時18703円63銭 173円安の18810円25銭で終了

東証大引け 反落、リスク回避の売り ゼネコンや金融株が下落 2017年4月4日 日経夕刊
 4日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比172円98銭(0.91%)安の1万8810円25銭だった。下げ幅は一時270円を超えた。米新車販売台数の減少などを受け、米国景気の先行きへの楽観的な見方が後退した。これまで米政策期待を背景に上昇していた金融株などに売りが出た。外国為替市場では米金利低下を背景に円相場が強含み、投資家は運用リスクを避ける姿勢を強めた。
 JPX日経インデックス400は反落し、前日比101.45ポイント(0.75%)安の1万3463.23だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、12.49ポイント(0.82%)安の1504.54だった。いずれも年初来安値を更新した。
 日本株の先高観が後退し、ヘッジファンドなど短期売買を手がける投資家が株価指数先物を売った。先物の下落に伴って現物株には裁定解消売りが広がった。午後には欧州投資家の売りが目立った。
 ロシアの地下鉄で爆発事件が起きた。米国が独自に北朝鮮を制裁の対象とする動きも伝わり、買い材料が乏しい中で地政学リスクの高まりが警戒された。
 東証1部の売買代金は概算で2兆5741億円。売買高は22億6050万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1620と全体の8割を超えた。値上がりは325、変わらずは67銘柄だった。
 米長期金利の低下を受けて第一生命HDや三菱UFJが下落した。米新車販売台数の減少が嫌気され、自動車のトヨタやホンダの下げも目立った。決算発表を再々延期する可能性が伝わった東芝は一時10%安となった。2016年12月~17年2月期決算を発表したキユーピーは大幅安。先物が下げたことで、ファストリやソフトバンクなど値がさ株も売りが優勢となった。公正取引委員会が立ち入り検査したと伝わったゼネコンの鹿島は午後に下げに転じた。
 一方、最高益の更新が伝わったしまむらは上昇し、ニトリHDが上げた。塩野義など医薬株も買いを集めた。JR東日本やJR東海など内需株の一角が上げた。
 東証2部株価指数は反落した。MCJやJトラストが下げた。シャープや朝日インテクは上げた。

新興株4日 ジャスダック1カ月ぶり3000円割れ、マザーズ3%安  2017年4月4日 日経夕刊
 4日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落し、終値は前日比60円37銭(1.99%)安い2978円07銭だった。2月28日以来となる節目の3000円割れで、2月22日(2966円29銭)以来の安値を付けた。これまで投資資金が向かっていた新興市場だが、足元で相場の上値が重くなっており、「利益確定売りや空売りが目立った」(カブドットコム証券の河合達憲投資ストラテジスト)という。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で519億円、売買高は9222万株だった。ユニバーサルやアエリア、平田機工が下落した。半面、不二精機やUT、ケアサービスは上昇した。
 東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比34.22ポイント(3.22%)安の1029.06と2月20日(1028.41)以来1カ月半ぶりの安値。一時は4%強下げた。ジーエヌアイ、そーせいやTKPが下落した。ソレイジアやファイズ、ミクシィが上昇した。

東芝の決算発表、再々延期の可能性 監査法人と見解相違 2017年4月4日 日経
 東芝が11日に予定する2016年4~12月期決算(米国会計基準)の発表を延期する可能性が浮上している。米国の監査法人から米原子力発電子会社で起きた内部統制の不備を過去にさかのぼって調査する必要性を指摘されており、調査の時期や内容を巡り東芝側と見解の相違が生じているとみられる。仮に延期になれば異例となる3度目の発表延期となる。



 4日の日経平均ですが、3日の米国主要3市場は0.06%安~0.29%安の小幅続落で終了する中、前日終値(18983円23銭)よりも49円41銭安い18933円82銭でスタート。9時20分頃に18841円18銭まで下落した後は10時前に18940円近辺、11時過ぎに18947円33銭まで下げ幅を縮小するもその後はやや調整して午前は前日比76円54銭安い18906円69銭で終了。
 午後は下落してはじまり13時前から下落ピッチが加速して13時45分頃に18703円63銭まで下落して14時過ぎに18800円近辺まで戻してからは膠着。寄り付きにかけてやや戻したものの終値ベースでも前日比172円98銭安い18810円25銭で終了しました。
 東証1部の上昇組では石川製作所(17.40%高)とジャステック(11.35%高)の2銘柄で10%以上の上昇となった他、西松屋が4.20%高など。
 一方の下落組は北の達人(12.85%安)、リンクアンドモチベーション(10.69%安)、gumi(10.63%安)、イーブック(10.53%安)の4銘柄で10%以上の下落となった他、東芝が9.38%安で下落率ランキング6位にランクイン。

 東芝は前日終値(228.2円)よりも4.4円安い223.8円でスタート。9時03分に224.7円をつけるも11時09分に204.7円まで下落して午前は20.3円安の207.9円で終了(8.90%安)し、午後は開始間もない12時43分に203.8円まで下落もすぐに205円台に戻して終値ベースでは21.4円安い206.8円と9.38%安で終了。
 決算発表が再々延期の可能性の問題については、既に土曜早朝時点でロイターが報じていたので、月曜日の時点でごっそり下げるパターンを予想していたのですが、昨日(13.2円安・下落率は5.47%安)より今日の方が下落率がきつくなるとは…。
 金融セクターも総じて売り込まれていますね。

 指数別では日経平均の0.91%安もさながら、東証マザーズが3.22%安、日経ジャスダック平均が1.99%安、ジャスダックインデックスも1.76%安と下げがきつくなっています。
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