8日の米国主要3市場は、±0.18%に収まる様子見

米国株、ダウ反落35ドル安 金融株に売り、IT高でナスダックは最高値 2017年2月9日 日経
 8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比35ドル95セント(0.2%)安の2万0054ドル34セントで終えた。トランプ政権による政策運営の先行き不透明感からゴールドマン・サックスなど金融株に利益確定目的の売りが出た。主力IT(情報技術)関連株の一角には買いが優勢で下げ幅は限定的だった。
 トランプ氏は大統領就任から約2週間の3日までに22件の大統領令を連発したが、イスラム圏7カ国の出身者の入国を禁じる大統領令を連邦地裁が一時差し止めてからは目立った動きはみられない。日米首脳会談を10日に控えて、トランプ政権の通商政策を見極めようとの雰囲気も強い。
 米上院でトランプ政権の閣僚の承認が遅れていることもあり、政策の先行き不透明感が意識されやすくなっている。金融規制を緩和するとの大統領令を受けて、収益拡大観測から買われていた金融株に目先の利益を確定する目的の売りが出た。
 ダウ平均は朝安後に下げ幅を縮めた。続落で始まった原油先物相場が午後にかけて上昇に転じ、売り優勢で始まったエネルギー関連銘柄に買いが入った。2016年10~12月期決算で好業績が確認できた銘柄への買いも相場を支えた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比8.237ポイント(0.1%)高の5682.454と連日で最高値を更新した。アップルやアマゾン・ドット・コム、グーグルの持ち株会社アルファベット、フェイスブックなど時価総額の大きい主力株が軒並み買われ、指数を押し上げた。
 業種別S&P500種株価指数では「金融」や「ヘルスケア」「資本財・サービス」など4種が下落。「公益事業」や「不動産」など7業種が上げた。
 四半期決算で最終赤字幅が前年同期から拡大した買収ファンドのカーライル・グループが大幅安。前日夕に発表した四半期決算は市場予想を上回ったが、17年12月期の収益見通しが慎重と受け止められたネット配信インフラ大手のアカマイ・テクノロジーズも急落した。アナリストがNAND型フラッシュメモリーやDRAMの利幅が今年半ばにピークに達すると指摘したと伝わり半導体大手マイクロン・テクノロジーやウェスタン・デジタルも売られた。
 ダウ平均構成銘柄では金融株のほか航空機のボーイングや機械・航空のユナイテッド・テクノロジーズ、クレジットカードのビザが安い。
 一方、四半期決算で特殊要因を除く1株利益が市場予想を上回った医療保険のヒューマナが上昇。ITサービスのコグニザント・テクノロジー・ソリューションズも大幅高。四半期決算で株主への利益還元の拡充を発表し、好感した買いが入った。四半期決算が市場予想を上回ったメディア大手タイムワーナーも上昇した。
 ダウ平均ではスポーツ用品のナイキや小売りのウォルマート・ストアーズ、ホームセンターのホーム・デポなどが買われた。

NY商品 原油が反発 在庫増も買い戻し優勢、金3カ月ぶり高値  2017年2月9日 日経
 8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3営業日ぶりに反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の3月物は前日比0.17ドル高の1バレル52.34ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)による週間の在庫統計の発表後、間もなくして売り持ち高を解消する目的の買いが優勢になった。
 統計では前週末時点の原油在庫が前の週から1383万バレル増え、昨年5月以来の高水準に積み上がった。増加幅は市場予想も大幅に上回った。
 ただ、原油在庫は米石油協会(API)が前日夕に発表した週間統計でも市場の予想以上に急増。これを手掛かりに8日のアジア市場の取引時間帯にかけて原油相場は一時51.22ドルと1月19日以来とほぼ3週ぶりの安値に下げていた。EIA統計での予想上振れもある程度織り込まれていたとして「(実際の結果を確認して)買い戻し優勢に転じた」(クリッパーデータのマット・スミス氏)との声があった。
 一方、ガソリンの在庫は増加予想に反して減っており、原油の余剰在庫に対する警戒感を和らげたとの見方もあった。
 EIAが前日発表した短期エネルギー見通しで、2017~18年にかけて原油の需給バランスが均衡するとの見方を示したことも相場の支えになったもようだ。
 ガソリンとヒーティングオイルもそれぞれ3営業日ぶりに反発した。
 ニューヨーク金先物相場は5日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比3.4ドル高の1トロイオンス1239.5ドルで終えた。朝方に1246.6ドルと、中心限月として昨年11月11日以来およそ3カ月ぶりの高値を付けた。
 欧州の政治情勢の先行き不透明感などを背景に、実物資産の裏付けがあり安全資産とされる金への需要が高まった。外国為替市場でドルが主要通貨に対してやや下げたこともドル建ての金価格を押し上げた。
 一方、取引終盤にかけては売りが出て、相場は伸び悩んで通常取引を終えた。
 銀は4営業日ぶりに反落した。プラチナは反発し、一時は中心限月として昨年11月9日以来の高値を付けた。



 8日の米国主要3市場は、±0.18%に収まる様子見。
 NYダウは、前日比35ドル95セント安い20054ドル34セントで終了(0.18%安)。
 ナスダックは、前日比8.24ポイント高い5682.45ポイントで終了(0.15%高)。
 S&P500種は、前日比1.59ポイント高い2294.67ポイントで終了(0.07%高)しました。
 ナイキが2.03%高、ウォルマートが1.38%高。
 一方、ボーイングが1.62%安、エクソンモービルが1.56%安。

 NY原油は、前日比0.17ドル高い1バレル52.34ドルで終了。
 NY金は、前日比3.4ドル高い1トロイオンス1239.5ドルで終了しています。
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