11日の米国株式市場はアルコアショック ダウは200ドル安い18128ドルで終了 アルコアは11.42%安

米国株、大幅反落 ダウ200ドル安 約1カ月ぶり下げ幅、アルコア決算で不透明感 2016年10月12日 日経
 11日の米株式相場は大幅反落した。ダウ工業株30種平均は前日比200ドル38セント(1.1%)安の1万8128ドル66セントで終えた。ダウ平均の下げ幅は9月13日以来、およそ1カ月ぶりの大きさだった。主要企業の先陣を切って非鉄大手アルコアが発表した四半期決算が市場予想に届かず、企業業績に対する不透明感につながった。
 アルコアの決算では売上高や1株利益が市場予想に届かず、業績見通しも慎重と受け止められた。アルコアが11%安と急落したほか、今後決算を発表する米主要企業の業績期待が後退した。
 前週末発表の米雇用統計や大統領選後の世論調査で民主党候補のヒラリー・クリントン氏が優位になっていることから、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの見方が強まった。米金利が上昇しており、ドルの先高観も意識されることから輸出関連などの米企業の業績の重荷になるとして市場心理を冷やした。
 ダウ平均は267ドル安まで下げる場面があった。このところ上げが目立っていたアマゾン・ドット・コムや半導体のインテルなど、ハイテク株の一角に利益確定売りが優勢だった。
 ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同81.886ポイント(1.5%)安の5246.788で終えた。
 業種別S&P500種株価指数では「ヘルスケア」「素材」など全11業種が下落した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億3000万株(速報)。ナスダック市場は約18億株(同)だった。
 前日夕に売上高見通し引き下げを発表した遺伝子解析機器のイルミナが急落した。ダウ平均では製薬のメルクや医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどの下げが目立った。証券会社による投資判断の引き上げで買いが先行した建機のキャタピラーは相場全体の地合い悪化に押されて下げて終えた。
 風力発電向けのタービン関連企業の買収を発表したゼネラル・エレクトリック(GE)が小高い。事業計画や株主還元策を発表した外食のヤム・ブランズも上げた。自社株買いの増額を発表した食品のコナグラ・フーズも上げて終えた。ダウ平均ではナイキも小幅高だった。

NY商品、原油が反落 IEA月報で需給の緩み意識、金は反落 2016年10月12日 日経
 11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の11月物は前日比0.56ドル安の1バレル50.79ドルで取引を終えた。国際エネルギー機関(IEA)が公表した石油市場月報を受けて、原油需給の緩みが改めて意識され売りが優勢となった。
 IEAは月報で9月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国による石油供給が過去最高となり、非加盟国を含む世界の石油供給も増えたと指摘した。OPEC加盟国の一部と非加盟の産油国で現在交渉中の減産がまとまれば供給過剰の解消は多少早まるとしながらも、現状では2017年前半中は供給過多が続くとの見通しを示した。原油需給の緩んだ状態は当面続くとの見方を誘った。
 原油相場はこのところ急ピッチで上昇していたため、当面の利益を確定する目的の売りが出やすかった。
 ガソリンとヒーティングオイルは反落した。
 ニューヨーク金先物相場は小幅ながら反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比4.5ドル安の1トロイオンス1255.9ドルで終えた。外国為替市場でドルが対ユーロや英ポンドで上げ、ドルの代替投資先とされ逆の値動きをしやすい金先物に売りが出た。
 ただ、米株式相場が午後にかけて下げ幅を広げると、逃避資金の受け皿となりやすい金には買いも入って12月物は下げ渋った。
 銀は3営業日ぶりに反落し、プラチナは反落した。

米アルコア減収増益 7~9月、1株利益は予想下回る 2016年10月12日 ロイター
 米非鉄大手のアルコアが11日に発表した2016年7~9月期決算で、純利益が前年同期の3.8倍となる1億6600万ドル(約170億円)となった。アルミ市況の低迷は続いているが、工場閉鎖などのコスト削減が奏功して利益は大幅に拡大した。
 売上高は前年同期比6%減の52億1300万ドル。アルミ市況の低迷や工場の操業短縮などの影響のほか、航空機向けの部品の供給遅れも響いた。
 決算発表を受け、11日のアルコアの株価は11%安と急落した。7~9月期の1株利益がアナリスト予想を下回ったうえ、16年12月期通期について一部で慎重な見通しを示したことが売りの材料となった。成長分野として期待されていた自動車分野のアルミ素材が北米市場の大型車需要減速の影響を受ける見込み。航空機向けアルミ部品も大型機の需要調整などで売り上げが予想を下回るという。
 その結果、11月1日に発足するアルコアの分割会社で、航空機や自動車向けアルミ部品を主に扱うアルコニック社の主要3部門の売上高の予想が下方修正を余儀なくされた。アルコニックはアルミ精錬やアルミ原料など汎用分野を手掛けるもう一方の分割会社(社名はアルコアを継承)に比べると利益の成長余地が大きいとみられ、株式市場の期待も高かった。それだけに発足前の売り上げ予想の下方修正は投資家の失望を招いたようだ。


 11日の米国株式市場ですが、ダウ構成30銘柄からこそ2013年9月に外されてしまったものの、大企業の四半期決算のトップを走り景況感への注目度の高いアルコア決算の内容がイマイチだったことから他の企業への業績への懸念も強まったことから主要3市場は1%強~1%半強の大幅反落。
 NYダウは、267ドル安の水準まで下げる場面があり、終値ベースでも前日比200ドル38セント安い18128ドル66セントで終了(1.09%安)。
 ナスダックは、前日比81.89ポイント安い5246.79ポイントで終了(1.54%安)。
 S&P500種は、前日比26.93ポイント安い2136.73ポイントで終了(1.24%安)しました。

 そのアルコアが実に11.42%の大幅安。ヘルスケアの下落が特にきつく米メルクが3.09%安で、ユナイテッドヘルスグループが2.41%安となった他、ハイテクセクターもインテルが1.97%安となるなど総じて軟調。

 NY原油は、前日比0.56ドル安い1バレル50.79ドルで終了。
 NY金は、前日比4.5ドル安い1トロイオンス1255.9ドルで終了しています。
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