11日の日経平均は114円50銭高い20195円48銭で終了 円安寄与

東証大引け 続伸、円相場下落で幅広い銘柄に買い 売買は盛り上がらず  2017年7月11日 日経夕刊
 11日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比114円50銭(0.57%)高の2万0195円48銭だった。朝方の売り一巡後、外国為替市場で円相場が主要通貨に対して下落すると、業績の上振れを期待した買いが優勢になった。上げ幅は一時120円近くまで広がり、取引時間中としては6月29日以来8営業日ぶりに2万0200円台を回復する場面もあった。
 JPX日経インデックス400は続伸し、前日比97.36ポイント(0.68%)高の1万4490.33だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、11.66ポイント(0.72%)高の1627.14だった。
 欧米の中央銀行が金融緩和の見直しに動く一方、日銀は長期金利の上昇を抑えるとの見方が根強い。対ドルやユーロで円が下落し、海外売上高の割合が高い銘柄が買われた。株価指数先物が買われ、裁定取引に関連した買いが現物株に広がったことも指数を押し上げた。
 半面、直近で上昇が目立った銘柄には持ち高調整の売りが出て指数の上値を抑えた。業績の先行きの不安のある銘柄には買いが入りにくかった。
 東証1部の売買代金は概算で2兆673億円。売買高は14億3621万株だった。米国の金融政策の先行きを占うイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や米経済指標の公表などを控えて売買は盛り上がりに欠けた。東証1部の値上がり銘柄数は1494と全体の74%を占めた。値下がりは392、変わらずは135銘柄だった。
 トヨタやパナソニックが上昇。対ユーロで円安が進み、HOYAやシマノが買われた。日経平均の構成銘柄に採用が発表されたエプソンは上げた。財務省が今夏の売却を見送ると伝わった日本郵政は高い。米企業から精密ベアリング部品事業の取得を発表したツバキナカは買われ、ソニーは一時9年ぶり高値まで上げた。
 半面、3~5月期の営業益が35%減となったローツェが下げた。ファストリは安い。オランダの検察当局が排ガス不正の疑いで調査すると発表したスズキは下落した。電気料金の引き下げ幅が決まったと伝わった関西電は反落した。任天堂も売られた。
 東証2部株価指数は続伸した。3日につけた年初来高値を更新した。ウェーブHDやNCS&Aが上げた。一方、シャープやフマキラが下げた。

新興株11日 ジャスダック、マザーズ続伸 リミックスが大幅高 2017年7月11日 日経夕刊
 11日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5日続伸した。終値は前日比10円15銭(0.31%)高い3290円59銭だった。1991年6月17日以来およそ26年ぶりの高値。個人投資家の物色意欲が強く、好材料が出た銘柄に短期資金が集中した。値動きの軽さに着目した売買が活発で、動きの荒い銘柄が目立った。
 ジャスダック市場の売買代金は概算で993億円、売買高は1億7587万株。ポケモンキャラクターとの提携商品を発売すると発表したマクドナルドが上昇。ラクオリアやビーマップ、アエリアが高かった。一方で、トレイダーズや日本一ソフト、アズジェントは下落した。
 東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比10.88ポイント(0.93%)高い1185.77だった。仮想通貨関連で中国市場に参入すると発表したリミックスが上昇。がん治療分野の新しい検査法の特許成立を手掛かりにメディネットが買われた。アンジェスが高かった。半面、前日に急伸したASJに利益確定売りが出た。インフォテリやソレイジアが下落した。


 11日の日経平均ですが、10日の米国主要3市場はマチマチで推移(ダウ0.03%安、ナスダック0.38%高、S&P500種は0.09%高)する中、前日終値(20080円98銭)よりも7円12銭安い20073円86銭でスタート&直後に20070円67銭も午前はほぼプラス圏で推移する時間が長く10時20分頃に20137円34銭まで上昇して、前場は前日比54円65銭高い20135円63銭で終了。
 午後に入ってからも堅調に推移して一時20200円88銭まで上昇して、終値ベースでも前日比114円50銭高い20195円48銭で終了しました。
 為替が円安に進行したことでその分輸出株が物色される形になったでしょうか。

 東証1部の上昇組では安永(19.50%高)、プレナス(12.1%高)、トーセなど4銘柄で10%以上の上昇となり、中外製薬が6.49%高。
 一方の下落組は、リソー教育が10.19%安となり、エスサイエンス(7.48%安)とローツェ(7.30%安)も7%を超える大幅調整。
 セガサミー(4.35%安)、HIS(2.75%安)も調整ですね。

 監理銘柄の東芝は前日終値(255.6円)よりも4.1円安い251.5円でスタート。9時20分に249.1円まで下落した後10時30分に255.3円まで戻すもその後は下落に転じて前場は4.9円安の250.7円で終了して、終値ベースでは4.7円安の250.9円で1.84%安。
 整理銘柄のタカタは、7月27日付けで上場廃止が決まっているにも関わらず37円スタート。9時19分に50円をつけ9円高の45円で終了。売りから入った方が買い戻ししているのか知りませんがこれで3日連続上昇。法的整理で上場廃止に追い込まれるパターンは上場廃止に向けて株価一桁に限りなく近づいていく印象があったのですが、会社に技術力はあるとはいえ、このまま保有していても減資で株券は紙くずになる可能性が高いのに、何この上昇は? と思います。
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