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奈良 天理市長選は若手並河健氏が初当選

2013-10-22 06:02:02 | Weblog
天理市長に並河さん…3新人の激戦制す 2013年10月21日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20131020-OYT8T01081.htm
 天理市長選は20日投開票され、無所属の新人で元外務省職員の並河健さん(34)が、ともに無所属の新人で前県議の藤本昭広さん(67)と、元建設会社社長の沢田昌久(よしひさ)さん(57)(自民推薦)を接戦のすえ破り、初当選を果たした。
 投票率は55・61%(前回55・43%)だった。当日有権者数は5万2158人(男2万5124人、女2万7034人)。
 並河さんの同市川原城町の事務所は初当選の知らせが入ると、集まった支持者の歓声と拍手に包まれた。並河さんは「しっかりと市民との対話を続けたことで、勝利できた。南佳策市長の市政を礎に、天理のまちの魅力を生かした活性化を何としてでも果たしていく」とあいさつ。支持者らと万歳を繰り返した。
 財政再建や産業振興などが争点となったが、並河さんが34歳という若さと外務省職員としての行政経験を強く打ち出し、激戦を制した。
 並河さんは、大阪府箕面市出身。東京大卒。外務省職員、広告会社社員を経て、昨年12月の衆院選では奈良2区に日本維新の会から出馬し、落選した。

<解説>少数与党 問われる手腕
 12年ぶりとなる新市長に市民は並河さんを選んだ。出馬表明は3候補の中で最も早い今年6月。昨年の衆院選に出馬したことで、市民の間に名前は浸透しており、子育て世代の身近さと政策通をアピールする戦略が無党派層の市民にも支持されたといえる。
 全面的な支援を表明した南佳策市長が演説会では何度もマイクを握り、「公正な市政を続けるための後継者だ」と太鼓判を押した。南市長の後援会組織を中心にした自民党の一部や天理教教会本部の実力者たちによる応援も、支持の拡大に効果を発揮。「天理市生まれではない」との他陣営の批判をはね返すことに成功した。
 一方で、市議会の多数派が他候補を応援したことで、少数与党の議会運営は決して簡単ではなさそうだ。異なる利害を辛抱強く調整した上で、市民にとって有益な市政運営に取り組むという、政策論争とは別次元の現実の政治ができるかが、並河さんに問われてくるだろう。(守川雄一郎)
★奈良県天理市 市長選挙結果(投票率55.61%)
当 11114 並河健(34)無新
  9048 藤本昭広(67)無新
  8590 沢田昌久(57)無新=自民推薦


 奈良県天理市は県北中部に位置する人口約6.7万人の市で市長選は2001年10月から3期12年市長を務めた76歳の南佳策氏が引退を表明したことから、元市商工会専務理事で自民が推薦する57歳の沢田昌久氏、12年前の選挙選以来の出馬となる前県議で67歳の藤本昭広氏、元外務省職員で34歳の並河健氏の3新人による争いとなりましたが
 10年後、天理に住み続けて本当に良かったと思っていただける街を皆様と共につくっていきたい。財政は決して楽ではないが、地に足の着いた議論を県とも国ともしっかり進める中で活性化を果たしたい。どこまでも皆様と共に汗をかいて、天理市の豊かさを掘り起こし、磨き、全国に発信し、天理の名前を輝かしていきたいと訴えた並河健氏が11114票を獲得して
 優しさとぬくもりのある市にしたい。一人暮らしの高齢者や障害者、母子家庭といった苦しい思いをしている人たちを吸い上げないといけない。無駄な公共事業を1割減らし、子育てや高齢者にお金を回す。公共事業中心の市役所か、社会的に苦しい思いをしている人を助ける市政にするのか。二つに一つを選ぶ選挙だと 苦しむ人助ける市政にと訴え9048票を獲得した藤本昭広氏
 まず産業活性化に取り組みたい。商工会専務理事の経験を企業誘致に反映させる。自民党との強いパイプを生かし、働く街、つくる街、消費する街天理を実現していく。団塊世代を中心に子育てサポーターを養成し、地域で子どもたちを守る。健全な成長を守る。命を運ぶ道路建設に力を入れ、災害に強いまちづくりを目指すと述べ8590票を獲得した沢田昌久氏 を破り、新人同士の争いを制しました。
 南佳策前市長の全面的な支援があったとはいえ、新人同士の争いで自民推薦の方がいればまあ自民推薦の方が有利になるのかな…と思っていたらその自民推薦候補はまさかの最下位。市民は34歳の若い並河健氏に市制を託しました。
 最初の4年間の舵取りをどう行うか。若い並河氏のお手並みをまずは拝見です。


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