15日の米国主要3市場は0.41~0.48%高 原油も2.1%高

米国株、ダウ反発し85ドル高 エネルギーや情報セキュリティー関連株に買い 2017年5月16日 日経
 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発した。前週末比85ドル33セント(0.4%)高の2万0981ドル94セントで終えた。原油先物相場の上昇でエネルギー関連株が上げ、大規模なサイバー攻撃の被害を受けて情報セキュリティー関連株も買われて指数を押し上げた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数はともに史上最高値を更新した。
 石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国サウジアラビアと非加盟国のロシアは15日、協調減産を延長する方針で一致した。25日のOPEC総会で他の産油国にも合意を促す。2018年3月末まで9カ月の延長が望ましいとの見解を示し、需給均衡への期待から原油先物相場が上昇した。シェブロンやエクソンモービルが買われ、鉱山機械の需要回復期待からキャタピラーも買われた。
 世界で猛威を振るっているサイバー攻撃の被害が少なくとも150カ国で20万件以上にのぼると伝わり、サイバー防衛関連の需要が膨らむとの思惑が広がった。ネットワーク機器からセキュリティー関連に事業の軸足を移しているシスコシステムが買われ、ダウ平均を押し上げた。幅広いセキュリティー関連株が物色され、ナスダック指数やS&P500指数の上昇をけん引した。
 ニューヨーク連銀が発表した5月の製造業景況感指数は市場予想に反して低下し、マイナス1.0と「縮小」局面に入った。一方、全米住宅建設業協会(NAHB)がまとめた5月の住宅市場指数は、市場の横ばい予想に対して上昇した。米経済指標は強弱まちまちで、株式相場の反応は限られた。
 ナスダック指数は続伸し、前週末比28.442ポイント(0.5%)高の6149.674で終えた。セキュリティー関連株のほか、グーグルの持ち株会社アルファベットなどが買われ、指数を押し上げた。
 S&P500指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比11.42ポイント高の2402.32で終えた。業種別では全11業種中で9種が上昇した。「素材」「金融」「エネルギー」の上げが目立った。一方、「電気通信サービス」「一般消費財・サービス」が下げた。
 セキュリティー関連ではシマンテックやファイア・アイ、プルーフ・ポイントなどが買われた。アナリストが投資判断と目標株価を引き上げた医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンも高い。医薬品受注製造のパセオンを買収すると発表した分析機器メーカー、サーモフィッシャーサイエンティフィックも上昇した。
 一方、アナリストが投資判断を引き下げた電気自動車(EV)メーカーのテスラが下落。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックなどこれまで相場上昇をけん引してきた大型IT(情報技術)株の一角には利益確定目的の売りが目立った。

NY商品 原油が4日続伸 サウジとロシアの減産延長合意で 金も続伸  2017年5月16日 日経
 15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が大幅に4日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比1.01ドル(2.1%)高の1バレル48.85ドルで取引を終えた。主要産油国による協調減産が延長され、世界的な原油需給の緩みに歯止めが掛かるとの期待から先物が買われた。
 朝方には49.66ドルまで上昇し、4月28日以来およそ2週ぶりの高値を付ける場面があった。石油輸出国機構(OPEC)で最大の産油国サウジアラビアと、非加盟国のロシアは15日、協調減産を続ける方針で一致した。主要産油国は25日のOPEC総会で協調減産を協議する予定で、2カ国は他の産油国にも合意を働きかける。
 サウジとロシアは共同声明で「市場を安定させるため、できることは何でもする」と強調し、6月末の減産期限を2018年3月末まで9カ月延長するのが望ましいとの見解を示した。市場では半年間の延長が見込まれていた。「サウジとロシアが市場予想よりも長期の延長で合意し、全ての参加国に同意を促す力になる」(ゴールドマン・サックス)といい、将来の需給改善を意識した買いを誘った。
 もっとも、買い一巡後は上値は重かった。米メディアによると、非OPEC加盟国であるカザフスタンのエネルギー相は減産延長に「自動的に参加することはない」と語り、慎重に協議する姿勢を示した。
 米エネルギー情報局(EIA)が15日に公表したリポートによると、6月の米原油生産は5月から増加する見通しだ。米シェール企業の増産で供給過剰が長引くとの観測も強く、目先の利益確定を目的とした売りが相場の重荷となった。
 ガソリンとヒーティングオイルは4日続伸した。
 ニューヨーク金先物相場は4日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は、前週末比2.3ドル高の1トロイオンス1230.0ドルで終えた。5月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想に反して7カ月ぶりにマイナスとなり、米景気の先行きに対する期待が一服。外国為替市場では対ユーロを中心にドル相場が弱含み、ドルの代替投資先とされる金は買いが優勢だった。
 銀も4日続伸し、プラチナは反発した。


 15日の米国主要3株式市場は0.4~0.5%弱の上昇。
 NYダウは、先週末比85ドル33セント高い20981ドル94セントで終了(0.41%高)。
 ナスダックは、先週末比28.44ポイント高い6149.67ポイントで終了(0.46%高)。
 S&P500種は、先週末比11.42ポイント高い2402.32ポイントで終了(0.48%高)しました。

 ジョンソン&ジョンソンが2.71%高、シスコが2.33%高、キャタピラーが1.7%高でアメックスとゴールドマンも1%程の上昇。
 一方、ベライゾンが1%安でナイキが0.79%安。
 他、ランサム(身代金)ウエア」による攻撃が広がっている中で対策需要が高まるとの期待から、ファイア・アイが7.51%高となったほか、シマンテックが3.19%高、パロアルトネットワークスが2.95%高。
 最近のサイバー攻撃は実名の会社や宅配会社を名乗り、「最新の役員表です」「再配達のお知らせ」など嘘の題名を駆使するなど巧妙化しているそうで、ハード的なセキュリティ対策そのものも大事ですが、従業員教育もより大事だと思うんですけどね。
*役員表など今時添付ファイルで送付しますか? 誰それに代わったと変更した人だけ報告するとか、公式サイトの何月何日付けニュースリリース見て下さいとか、紙文書で送付するか、添付するにしてもPDF化する方が自然。
 宅配便の再配達に至っては、日本なら不在票の現物を残していくはず。間違っても添付ファイルで送付するような内容ではないはずです。

 NY原油は、先週末比1.01ドル高い1バレル48.85ドルで終了(2.1%高)。
 NY金は、先週末比2.3ドル高い1トロイオンス1230.0ドルで終了しています。
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